2019年11月22日金曜日

初冬企画 笠ヶ岳!

11月22-24日、年内で行けるのはここが限界かな?そんなギリギリの日程をせめて、北アルプスは笠ヶ岳へと行ってきました!新穂高温泉から入山し稜線に出ると、天気は快晴。最高の稜線歩きを堪能でき、これ以上ない冬山はじめになりました。

記:黒瀬

メンバー 
4年会:幕内CL 
3年会:浦中 黒瀬sL 
2年会:今田WF 下平EH

いくぜっ!笠ヶ岳!









・緒言

時は令和元年初冬。ご存知の方もいると思いますが、東大において11月4週に行われるビッグなイベント、それこそが






そう!いや、違う!




なのです!

初冬企画とは、読んで字のごとく毎年度の最「初」の「冬」山企画、略して初冬企画だと言われております。

冬山への歩きだしとして、初冬の成否でその年の冬山の成否が決まると言われているくらい、大きな意味を持った、そんな企画なのです。

これを企画するといった大役を任されたsL、ウキウキで審議資料を作り始めます。しかし、これを計画するにあたって一つ、大きな問題が、ありました。

それが、「TWV・初冬のレパートリー少なすぎ問題」です。

ワンゲルは近年、というかずっと、初冬といえば「立山」「鹿島槍・爺」「常念・蝶」たまに「白馬」といったコースをぐるぐるしています。

これらのコースも、もちろんとてもいい企画になるのですが、そこは新しいコースを考えることに執念を燃やすsLの性格として、「僕は嫌だ!(ここで欅坂の不協和音のサビに入る)」ということで、地図を広げて考えます。

といっても、厳冬期に行ける山に初冬で行ってもしょうがないので、行くとしたら北アルプスでしょう。そして11月にもある程度の積雪がある場所…、技術的には未熟な我々でも行ける場所…、ありました。笠ヶ岳・双六岳です!

はい、そういうわけで、長くなりましたが、こうして行き先が決まりました。ワンゲルでは一度も過去、企画が出ていなかったので本当に初冬企画足り得るのかは現地に行くまでわかりませんが、それでも、悩んでるくらいなら、行くしかねぇ!



ここからFB

11月21日(木) 曇り
東京=()P5市営新穂高第3駐車場▲0

この日の午前に勝木さんから参加できない旨の報告を受ける。お腹の調子が悪いらしい、お大事にしてください。

東大生の大半にとっては、この日は駒場祭前日準備の日なのだが、参加しないsLにとっては、ただの全休である。荷物の準備を整え、登山者必見のSCWで天気を確認する。

この週末の天気は、あちゃー、初日の午後が少し崩れそう…。昨日までは全日晴れ予報だったのに、残念だ。稜線に出る前にサイト地がある&稜線上でも小屋泊ができることから、鏡平方面への入山にすることを決める。

18時前に集合場所の部室に行くと、既に浦中と今田がいて地図を書いていた。机の上には、惜しくもこの企画に来れなかった西山さんからの差し入れが置いてある。ありがとうございます!差し入れはアミノバイタルプロテイン、書き置きによるとこれを飲んだらsLはハッスルしないといけなくなるらしい。

?どういうことだ?

程なくして下平も来たので、6天のエキチェ、竹竿の本数確認などをする。30分すぎには直前まで授業があった幕内さんが合流、sLがご飯食べてたり水を汲んだりで出発は19時になった。

車はおなじみハイエースをレンタル。途中の松本ICで高速を乗り過ごしたりしたせいで、新穂高温泉に着いたのは日をまたいで30分たった頃だった。ひえ〜、とおい!

外気はとても冷たく、冬山に来たのだということを実感させられる。星がとても綺麗な夜。sLは車で、他のみんなは6天で寝た。



11月22日(金) 曇り
0 P5市営新穂高第3駐車場6:076:15新穂高温泉〜(たるみ10)7:13中崎橋〜7:24笠新道登山口〜7:35ワサビ平小屋〜7:58小池新道登山口8:088:59秩父沢出合9:16(たるみ10)10:36イタドリヶ原〜(たるみ10)11:42鏡平山荘▲1

5時、スマホのアラームで起きる。

睡眠時間は4時間ほどしか無かったので眠い。外に出てみると星はもう見えなくなっており、既に雲が空を覆っている。良くも悪くも天気予報通りだ。

6天に移ってテルモスを作り、朝食を食べ、荷物をまとめる。体操とビーコンチェックを済ませると6時。日の出はまだだが周囲は十分に明るいため出発する。

最初はのんびり長めの林道歩き。

本当はもっと登山口に近い駐車場に停めたかったのだが、残念なことに全て有料。無料の駐車場としてはここが最近になる。

新穂高温泉は登山口にしてはとっても下界感溢れる場所。温泉の匂いが漂っている。我々もあんなでっかいホテルで前夜泊できるような人間になりたいものだ。

バイバイ新穂高温泉

ホテルニューホタカの少し先でゲートを超えた。道は微妙な登り基調。落ち葉を踏みしめながら歩く。途中、左から小沢が流れ込んでいるところがあり、飛沫で路面が凍結していた。転ばないように注意せねば。

林道ゲート

笠新道分岐を通り過ぎ、わさび平小屋に至る。綺麗な小屋だ。小屋の近くに整備された沢が流れていて、水を汲めるので、前日にもっと早く到着できるのならここで前夜泊してもいいかも。

笠新道分岐前の水場はほぼ枯れている

わさび平小屋、テン場は使える

ここまではただの林道歩きだったが、この先を少し行くと一気に展望が拓け、シシウドヶ原のカール状の地形がよく見えるようになった。

渡渉もあった、気をつけて

あら〜、雪が上部の少しを除きめちゃくちゃ少なく見える。前方の黒々とした山を眺めて、本当に雪降ってるのかと不安になる。雪がないと水作りできないからなぁ、困るなぁ。

雪…どこ…

小池新道登山口で林道を右に見送り、やっとここから山道が始まった。

歩き始めてすぐ、北アのスケール感を思い知ることになる。巨大な山々に囲まれ、距離感が正しく掴めないような不思議な感覚に襲われるのだ。

おかげで歩いても歩いても前方の山と距離が縮まない(ように感じる)。楽しい。

これが、

こうじゃ(1時間経過)

秩父沢出合では、上部で水作りができない可能性を考慮して、一人2発水を汲んでもらう。水は痛いくらい冷たいが、汲みたてを飲むと美味い!

水が枯れることはなさそう

稜線上はガス

沢は渡渉のための橋が外されていたが、岩を伝っての渡渉は容易。増水でもしていない限り通過できるだろう。

橋脚を撮ろうとしたんです

その後もどんどん登って行く。シシウドヶ原を過ぎトラバース道に入ったあたりで道に雪がしっかりつき始めてきた。10cmくらい?

トラバース中

その後、沢状地形に出た。「鏡平山荘マデ500m」と書いてある岩が見え、いやでも気持ちは逸る。そのまま間違えて沢をつめ稜線上に行きそうだが、夏道は沢を逸れて尾根に出ている。我々ももう少し雪が多かったら間違えていたかもしれない。

奥にその岩がある。

稜線上に出てからの道は木道があるようで、踏み外すと一気に足が沈む。道を外さないようにして慎重に進む。

池もあるので尚更踏み外せない

木道を辿ると鏡平山荘に着いた。下から見上げていた時は雪なんてカケラもなさそうだったが、嬉しいことに全面30cm程度の積雪があった。SCWで天気を確認すると、午後は稜線上に雨雲がかかりそうだったので、双六岳は諦め、ここにテントを張ることにする。(日和ったともいう)


山荘に到着

お前じゃねえ!山荘を撮ってんだ!

平なテラスがあったので整地の必要はなかった。早めに行動を終えたので、テントでテルモスを飲み、大富豪をして遊んだ。こんな冬山もいいだろう。

14時からサイトを始める。今日のFはさつまいも汁。バターも入って美味しい!その後は水作りをのんびりと行い、宴会に移行した。宴会ではソフトイカフライ、チータラ、チーズinハンバーグ、モツ煮などが出てボリュームたっぷりで大満足。

寝る前にテントから顔を出すと雲をバックに槍ヶ岳がくっきりと見えた。

明日は加えて快晴の予報である。稜線上ではさらにいい景色が見えるだろう。遠足を翌日に控えた子供のよう、ウキウキした気持ちのまま、1830分、就寝。






11月23日(土) 快晴無風
1鏡平山荘6:32(たるみ19)8:18弓折分岐〜8:34弓折岳8:559:28大ノマ乗越〜(たるみ10)10:35大ノマ岳〜(たるみ10)12:03秩父平12:13(たるみ10)13:39笠新道分岐〜(たるみ10)15:10笠ヶ岳山荘15:2315:36笠ヶ岳16:0016:10笠ヶ岳山荘▲2

5時に起床、起床時間が遅くなってきたところに冬山を感じる。

昨日から10時間半も寝たので頭は冴えわたっている。朝食のキムチチーズペンネをかき込み、素早く撤収。外は快晴の空模様、嬉しい!

朝焼けが綺麗

朝のもろもろを済ませ、出発。

山荘の前にある鏡池はこれも橋が外されていたので、迂回路の標識に従い、右側のブッシュの中を通過した。

対岸から、橋桁と標識

その後は夏道に沿って進む。朝なので雪は結構しまっていた。稜線上を辿っている時は問題なかったのだが、トラバースに入るとトップの今田はツボ足では怖そうにしていた。ので、次のピッチでアイピケを装着する。

この道をゆく

日の出の時間から少し遅れて朝日が出てきた。太陽が昇るとともに目の前の景色が鮮やかに変化して行く。

この槍いいですね

もうすぐ稜線じゃ〜

弓折分岐で稜線上に出る。平坦だがあまり眺めが良くないので弓折岳まで一気に行った。

山頂は素晴らしい景色だった!まさに抜けるような青空、輝く白い稜線、天を衝く槍穂がとても荘厳なものに見える。今山行初ピークということで、ここには載せてないが、とにかくたくさん写真を撮った。

弓のポーズ

そのあとも至福の稜線歩きは続く。道は、最初の下りは稜線の岐阜側に、あとは長野側についていることが多かった。大ノマ乗越までの下りには、階段や小さいハシゴがあって降りるのが面倒だったが、通過を阻むものではない。その後も危険な箇所はなく、程よく雪がついた稜線を歩いていく。

楽しすぎるんだが

大ノマ岳の山頂標は見つけられなかった。そして、その後の下りで初めて他の登山者、単独行の方とすれ違う。昨日笠ヶ岳に登り、今日は双六小屋に泊まるそうだ。我々がもし本ルートで進んでいたら、ずっとご一緒することになっていただろう。逆ルートで行ってて良かった?ここから先はこの方の残してくれたトレースに大変お世話になった。

振り返ってパシャり

大ノマ岳からの下り、2620m地点の東から深い沢が入り込んでいるところは一歩間違えれば死ぬな、という恐怖感があって少し危険だった。

ヒエッ…

秩父平の手前には、今夏の台風の影響だろうか、一部道が崩落しており迂回路を使用する場所があった。久しぶりの冬山でトップが慣れていないのか、読みを大幅にオーバーするペースで秩父平に着く。

秩父平の急登

気づくともう12時を回っており、日没まで残り4時間30分。このままのペースでは、日の入前に笠ヶ岳山荘につけるか怪しかったので、ここで2年会二人の荷物を抜くことにする。また、ここからのトップは、浦中と幕内さんにやってもらうことにした。

余談だが、この時、元気が出ればと、西山さんからの差し入れのアミノバイタルも二人にあげてしまったので、sLは今山行ハッスルすることを強いられてしまった。しました。

秩父平は場所を選べば雪崩の心配もなく、平らで十分にテン場適地だった。秩父平から稜線への登りは確かに斜度は急だったが、斜登高で十分安全に登れる。

稜線上から、秩父平

稜線に出ると、今までより標高が上がったせいか雪がクラストし始める。地図上で「秩父岩」と書いてある箇所のコルはこれにきつい斜度+高度感が加わったのもあり少し危険箇所。アイゼンの前爪4本を頼りに登る。

下から見上げた秩父岩

少し急になる

秩父岩の登りの途中、前を歩く幕内さんにぶつかった拍子にsLのグラサンが外れ、稜線の下に落ちて行くという事件が起こった。長らく連れ添ったグラサンを失くしsLは悲しみにくれる。

秩父岩から先は稜線岐阜側に道がついていた。ずっと半クラストした斜面をトラバースさせられるので足首が疲れるしなかなか気を抜けない。

片側の腱だけ伸びるんですよ

抜戸岳は時間に余裕がなかったので寄らなかった。笠新道分岐は実際の位置が地図と異なっていたため、明日のため、わかりやすいよう竹竿を立てておく。

この先は稜線上を道が通るようになるが、この時期とはいえ東に小さく雪庇が張り出している。踏み抜かぬよう慎重に尾根道をゆく。

でも歩くのは楽しい!

2737pを超えると笠ヶ岳が前方に現れた。笠ヶ岳山荘も見える。今日はまだまだ登るぞ〜。

行くぜっ!笠ヶ岳!

抜戸岩は二つの巨岩の間を通る。細い尾根を抜け、傾斜が急になると一箇所急なトラバースがある。珍しく浦中が慎重になっていた。

笠ヶ岳山荘の直下には笠ヶ岳山荘のテン場に指定されている平地があった。岩に書いてある文言に励まされる。

はい、頑張ります!

すぐそこだ〜!

笠ヶ岳山荘についたのは1510分。上級生をトップに出したおかげで思ってたより早くつくことができた。とても大きな小屋だ。

冬季避難小屋が解放されているはずなので探してみると、本館の裏、西側の小さな物置のような建物がどうやらそうであるようだ。

これこれ

3人ほどしか泊まれないとのことだったので、そんなに期待せず扉を開く。あら、思っていたより広いじゃん。冬の資材の搬入状況によって泊まれる人数が変わるのだろう、たぶん。この時は中に何も入っていなく、6-8人は寝れるほどの大きさだった。

広くて嬉しい!

荷物をデポして、空身で笠ヶ岳に向かう。山頂はすぐそこ、一心不乱に登り進めて行く。

やっと、着いたぞ、笠ヶ岳!

やったぜ!

笠ヶ岳は最高のピークだった。全方位を気持ちよく見渡すことができ、北アの主要なピークたちがくっきりと見える。やはり2898mは伊達じゃない。それに何より、今まで歩いてきた真っ白な稜線に、笠ヶ岳が影を落としている様は筆舌に尽くしがたい。素直に感動。

笠ヶ岳の影

結果論として、夕方の笠ヶ岳に来れたのはとても良かった。それに、初冬で笠ヶ岳を選んで良かった、sLは強くそう思った。

最後はみんなで

テルモスを飲み、写真を大量にとってから帰る。すっかり体は冷えている。このまま小屋に戻ってすぐサイトしよう。

あったかい小屋が待っている

今日のサイトはハヤシライス。みんなが食材を規定量より大量に持ってきたせいで鍋から溢れそうな量のハヤシライスの出来上がり。いっぱい疲れて、いっぱいお腹も減っているが、それでも食べきるのに難儀した。MVPは下平。腹ごなしに水作りを行い、宴会に移る。

水作り風景

今日出たのは吉村家のラーメンにスモークチーズ、カルパス、チキンナゲット。

特に吉村家のラーメンは生麺使用で凝ったものだったが、麺の茹で汁でスープを作ったためか、スープから甘い、変な風味がするようになる。タレも濃かったので、お湯を継ぎ足し、継ぎ足して、なんとか完飲した。

完飲の後に飲む水が一番うまかった。

今日は最高の1日だった。明日も頑張ろう。おやすみ。






11月24日(日) 早朝晴れ次第に曇り
2笠ヶ岳山荘6:316:41笠ヶ岳6:506:56笠ヶ岳山荘7:11(たるみ10)8:33笠新道分岐〜(たるみ17)10:10杓子平10:25(たるみ10分、10)13:16笠新道登山口13:2613:35中崎橋〜14:10新穂高温泉〜14:20 P5市営新穂高第3駐車場

今日も5時起床。朝食は鮭とコーンのパスタ。sLがコーンを忘れたせいで鮭パスタになった。許して。

撤収して、笠ヶ岳に日の出を見にいく。早朝に登る笠ヶ岳は空気が引き締まっており、夕方とはまた違った、荘厳な雰囲気が出ている。日の出は惜しくも雲がかかってしまっていたが、雲間から時折現れる太陽は眩しく、美しかった。

日の出

みんな思い思いに

小屋に戻り帰り支度を整える。今日は昨日のトレースを辿るだけなのでトップを2年会に任せた。笠ヶ岳に別れを告げ、最後の稜線歩きを満喫する。

サヨナラ(´・ω:;.:...

帰るぞ〜

昨日撮れなかった抜戸岩
朝は天気が良かったが、歩き出して少し振り向くと既に笠ヶ岳には雲がかかっている。タイミング良すぎるな。

昨日のトレースもバッチリ残っているためか、読みより少し早く笠新道分岐まで戻ってこれた。ここからは杓子平への下りである。

ここの下りは、東に雪庇が張り出していたり急傾斜だったりするのではないかと前日散々心配していたが、思ってたよりも下りやすそうだった。それでも傾斜は少し急なので、トップの2年会はアイゼンの歯を効かせながら慎重に下っていた。

下から見上げたところ

一方上級生は、斜下降をめんどくさがり、雪面に急に座ったかと思うとシリセードで斜面を滑り降りていた。全く、ふざけた上級生である。

杓子平への下り

そんな感じで、途中景色の良いところでテルモス休憩を挟みつつ五者五様に斜面を下っていき、杓子平に着いた。

テルモスだるみ

適当なトレース

なお、この斜面はトレースがないと下りは迷いやすいので注意しよう。我々は前日すれ違った単独行の方のトレースが残っていたので余裕だったが、無かったら、下りすぎて登り返しとかになりそう。

杓子平は2472の先のコルがサイト適地。杓子平についたところで、笠新道から登ってきた単独行の方3名と一気にすれ違った。ふざけたトレースをつけてきたことを今更ながら申し訳なく感じた。

その中の一人は我々の写真を撮って、「生きてる顔をしてるね〜」と褒めてくれた。この言葉はこの先の下りで、ネットミームのように使われることになる。

さて、ここからは笠新道の下りである。アイピケは解除した。途中まで雪がついていたが、2000m付近で雪がなくなる。道中、2200,2100,1920,1800,1700,1600,1450m地点に、それぞれ標高を示す看板が置かれていた。

この道、景色はそこそこいいのだが、ずっと眼下に新穂高温泉が見えているのに、いつまでたってもたどり着かないので精神的にとても辛い。写真が全く無いところから察してほしい。「死んでる顔をしてきたね〜」

とにかく長い。無心の行軍を続け、ジャスト3ピッチでやっと林道に出ることができた。下山時に足を挫くことに定評があるsLは、ここで足をくじかずに済んでとても安堵した。

ここから先は林道を帰るだけ。痛む足裏に鞭打ちながら歩き続け、新穂高温泉にゴール!めちゃくちゃ疲れた〜。

温泉は、登山客用のホスピタリティ満点・うまい棒食べ放題の温泉、ひがくの湯に行き、打ち上げは松本市内、野麦路という店で美味しい蕎麦を食べて帰った。これ以上ない冬山はじめだった。

お疲れ様でした!


総評
ワンゲル初トレースになる本ルートだが、景色は素晴らしく、ルートもそこそこ難しいので初冬にはぴったり。むしろ、今までどうして出ていなかったのかレベルである。ただ、寒波が遅れるとこの時期でも雪がないことは考えられるため気象条件をよく見ていよう(今回は3日前に寒波が来た)。天気にも恵まれ、冬山の良さを改めて実感させられた。



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