秋企画 台湾周遊 FB
メンバー
3L張 飯沼 1浦中 黒瀬


9/10(日) 晴れ
 この日飯沼はすでに台北にいるため、ガス缶などの買い出しを任せる。しかし、どれだけ登山用品店を回っても肝心なEPIガスは出てこない。オンラインショップではEPIガスは載ってないもののEPIヘッドはある。ヘッドがあるのにガス缶がないのはおかしい。
また、夕方に雪覇国家公園から台風注意のメールを受信した。その時の情報によるとその台風13日から14日にかけて台湾に直撃する。これは入山が無理かもしれないが、まだ何日後の予報なのでとりあえず待つとする。また、今山行台北から登山口までのアプローチも丸1日かかるので入山は13日だが判断は11日に下る必要がある。

9/11(月) 晴れ
 朝の台風情報では台湾全域はまだ予報園内に囲まれている。その頃Lはすでに13入山を諦めていた。
 朝の日暮里駅で黒瀬くんと鉢合わせる。聞いたらどうやら同じ飛行機らしい。ラッキー。中国語が通じるとはいえ、初めての一人海外旅行はさすがに緊張するから、同伴がいて心強い。スカイライナーの中にLはずっとスマホをぎゅっと握って第二段階の発表を待っていた。第2空港ビルに着く瞬間進学の結果は出た、無事に第一志望で合格。今回Lが第2段階を落ちたらそのまま上り電車で帰るかもしれない。
 飛行機は順調。途中(金を払わないと)飲食何も出ない飛行機は初めて乗った。ちなみにLと黒瀬のザックはどれも重量制限より1キロ超えたがサービスしてくれた。
 空港に降りて税関を通ったらまずは両替。今回出発前ネットで調べた結果両替は絶対台湾の方がお得、10万円を両替する場合3000円弱の差が出るらしい。両替の後はsimカード、Lは昔使っていたiPhoneを出したがどうやらロックされていてSoftbanksimカードしか使えないらしい。仕方なくWi-Fi(159/)だけを借りることにする。電話をかける場合は日本の携帯をそのまま使う、料金は高くなってしまうが入山連絡などにしか使わないので大丈夫だろう。
 台北までは桃園空港メトロ。急行があるのでそれを使った。途中でもう一回台風情報を見ていたら、進路は少し北側に修正されているが台北はまだまだ予報円のド真ん中なので13の入山を正式に諦めた。
 黒瀬と一旦解散して各自のホテルにチェックイン。夜4人一緒に夜市を回る予定なので、8時半浦中くんの到着を待ってから行く。Lはガス缶が心配なので台北駅周辺の登山用品店を回った。やはりない、たまにEPIヘッドが展示されていてその下に冬用のEPIガスがついてあるけどそのガス缶は錆びているので多分ただのサンプルだと思う。さらに調べていたら何年前EPIガスが台湾から消えたと考えるのが妥当かと。最後の店で店員のお姉さんに相談して見たら、今ガス缶の接続口は大体同じなので違う会社のやつも使えるかもしれないということなのでとりあえず後日にヘッドを店にテストしてもらうことになった。(ただ、これからの入山もできなくなったためテストせずに終わった)。また、明日出発しないので予約していた電車のチケットを払い戻した。手数料一人22元也。
 8時半無事に浦中くんと合流、全員寧夏夜市に集合。最初の屋台は茹で臭豆腐なので、すぐ挑戦(Lにとってはただの美食だけど)。黒瀬は微妙の表情で美味しいと言ってくれた。全体ラインに黒瀬くんの写真を送ってみたが普段全体ラインに真面目な文章しかなかったためか返信はなかった、寂しい黒瀬であった。その後炒麺、チキン、かき氷を食べて解散。

9/12(火) 晴れ、午後は曇り
基隆山登山口15:54〜(たるみ2分)〜(たるみ3分)〜16:20基隆山16:3716:52基隆山登山口
 今日は午後全員一緒に九份に行くこととなった。
 午前中は自由行動、L9時に入山証(入山には国家公園による入園証と警察署による入山証が必要)が発行する機関に行くことにした。明日からの入山証を作りたいと言ったら、窓口のおばさんと警備員さんに明日から台風だから諦めろ、命を大事にしろとめっちゃくちゃ怒られた。仕方なくホテルに帰る、天候が良くなったら14日にもう一回行ってみる。その後、心を癒すためにアニメイト台湾総店に行くことにした。人気のラノベやコミックは大体取り揃っていて、アニメ化した作品はほぼある。なんとらしんばんも併設されてある。満足したLはそれから台北駅周辺をぶらぶらして1時になったら台北駅に。
 ご飯の後電車で瑞芳駅まで行く。各駅停車(区間車)のチケットの発券機にコインしか使えない上、両替機も100元の紙幣しか受け付けない。(ちなみに地下鉄もそうだった)瑞芳駅からタクシーで九份まで、205元也。
 九份に着いたらまず街の観光ではなく、昨日Lが目をつけていた基隆山を登ることにした。Lと黒瀬は運動靴、飯沼と浦中はサンダル、全員サブザック、水合わせて0.3発、行動食L装なしで32度の気温の中に登山した。蒸し暑いせい、すぐ全身汗でびしょ濡れになる。道は石階段で250mほど登る。山頂から眺める九份と海岸線は最高だった。長たるみの後下山。合わせて0.7pだった。初めての海外登山は無事成功した。
 その後は九份の定番——九份老街を歩き回った。観光客がとても多い、その中にも特に日本人が多い、修学旅行の高校生すらいる、周辺の店員たち全員簡単な日本語ができる。老街の中にも海への眺望台があるが景色は山頂より劣る。途中Lがクアパジュースを買ってみたけどまずかった。基隆山の打ち上げは老街二つのメイン通りの交差点近くの店でやった、台湾では18歳以上であればアルコールが飲めるので、黒瀬と浦中に初ビールを勧めた。ここで魯肉飯と肉団子スープと笋の炒めをいただいてLはとても満足。帰りは旅行本によく出る定番ルートを通ってみた、とても混雑、1m移動するのに20秒以上かかる、中津がダメになる下りだ。
バス停に移動する途中タクシーの運ちゃんたちが次から次へと台北まで一人250元と勧められたが、我々は意を決めてそれに惑わされずにバス停にたどり着いた。運ちゃんたちはバスが少ないよって言っていたが実際並んでみたら15分間隔で来ている。バス+電車で帰ると一人55元で済んだ。
 ご飯はすでに食ったが、満足しなかった我々は松山で降りて饒河夜市を食べ歩いた。今日は揚げ臭豆腐の日、臭豆腐を揚げてその上におろしニンニク、醤油やラー油をかけられて、臭豆腐の匂いが柔らげた。今日は浦中くんの写真をアップしたが、やはり返信なし。ちなみにLが上海で食っていた揚げ臭豆腐は上海のラー醤油をかけて食べるのが普通。
 その後解散。ちなみに黒瀬と浦中は12-14の間に二人合わせて11700円の宿に住んでいるらしい。山小屋より格安だと。

9/13(水) 雨
 今日は雨のため予定なし。
 朝国家公園の情報を見てみたら12の午後に入園停止令が発令されていた、その期間の入園証の廃止することになった。これで入山証どころか頑張って作った入園証も無くなった。朝から気分がドン底だった。また、それからの入園申請はこれからの台風の被災状況を見て予め通達される。この時台風の進路はすでに台湾から外れていたが、入園が停止されてどうしようもない。
その後Lは暇つぶしのため地下街を歩いたり、書店で読書したり、午後は歴史博物館で見学したりして1日を過ごした。
夜寧夏夜市で食事をしようとすると飯沼くんを発見。この日の雨のせいか屋台はとても少ない、飯沼と隣の店で食事を取った。ついでにこれからの計画について話し合った。結論として明日の朝までに入園申請が再開されなかったら入山は不可能になる。とりあえず明日の11時をリミットとした。

9/14(木) 雨のち曇り、高雄は晴れ
 11時まで情報更新を待つ。11時ちょうどの時に15の朝から登山道が再開される情報が出て来た。興奮したLはすぐに台北駅に集合と隊員たちを呼びかけた。しかし冷静になってみると、登山する前に入園証入山証ガス缶を解決しなければならない。とりあえず集合。Lがその時国家公園の方に電話をかけて問い合わせてみたが、俺らが持っている入園証は台風の期間と重なる部分があるからそれが無効となり、15の入山に当日や前日の申請は不可能と教えられた。結局登れないことになってしまった。シゲジの気分だった。
これで台湾企画は正式に潰れた。では残りの時間はどうすれば良いか?出た案は台湾一周であった。その日は高雄まで行くことにした。早速14:42発の普悠瑪自強號を乗った、843元で3時間半。取ったのはテーブル席だった。電車の中にスペシャルマッサージや他の海外登山の話で盛り上がっていた。
 高雄18:15定刻に着いた。駅を出ると、三年会組と一年会組と別れてホテルにチェックインする。じじぃたちのホテルは駅前だから駅舎出た後、指でホテルを指して「俺ら、そこだから、じゃあね」と1キロ以外なところを予約していた一年会をバカにしてた。
 その後六合夜市に集合、この日の臭豆腐を探し始めた。最初に目に入ったのはなんと蛇肉であった。黒瀬くんが二、三分ほど考えた末入店した。三杯蛇肉と骨なし蛇肉スープを注文。スープはあっさりしているが酒の匂いが強い、どうやら蛇肉の臭みを隠すためにかなりの香辛料が必要らしい。その肝心な蛇肉は少し硬い鳥ささみな感じだった。またこの料理は骨なしの蛇肉しか入ってないため、見た目から蛇とはわからない。次に三杯蛇肉、これは骨が付いているからすぐに蛇だとわかる。食感はやはり鶏肉と似ている。ただし香辛料があんまり強いせいで蛇肉自身の味はよくわからなかった。
 続けて臭豆腐を探してみるとなんとスティック状な臭豆腐を見つけた。早速いただいた。味付けはわさびコショウやタイ式酸辣醬と謎な蜂蜜わさびが選べる。ソースをつけると臭みが消えて美味しかった。今回は3人の写真を撮って全体ラインにあげたがやはり反応なし。この後、鉄板チャーハンや水餃子とかもいただいた。デザートは釈迦と蓮霧という果物で、釈迦はマンゴーのように甘かったが蓮霧は甘くない梨の味をしていた。
 満腹になった後、世界で二番目に綺麗な美麗島駅に行ってみた。駅の中心部にライトショーがあって確かに幻想的な雰囲気があった。駅はライトショー以外に高雄メトロの公式萌えキャラ「進め!たかめ少女」のポスターなどがいっぱい展示していた。美少女たちの質は日本より劣らず、調べてみたらラノベまで出ていて、台湾ではかなり知名度が高いらしい。隠しオタクのKくんはすぐにはまってしまい美少女を抱きついて写真を撮った(3年会ライン参照)。今日はもう遅いから明日もう一回ここにグッズショップを回る約束をして解散した。

9/15(金) 晴れ
 今日はたっぷり寝てから11時集合。目的地はもちろん美麗島駅。昨日の夜にKくんがたかめ少女のラノベを全て読破して設定(誕生日や星座などを含め)を暗記した。怖い。美麗島駅までの15Kくんがずっと布教していた。駅に着いたら早速グッズショップ。慎重に親にばれないグッズを選別していたKくんであった。
 高雄は調べてもあんまり観光地がなかったから、とりあえずたかめ少女を巡礼することにした。美麗島駅から2駅の鹽埕埔駅は巡礼地の一つ、駅にポスターなどかなり貼ってある、Kくんは「大した手間じゃないではないか」と全てのポスターをカメラに収まった。
 駅に出て港の方に向かう、港に昔の廃倉庫を再利用し、芸術家たちが使う場所にした。隣に昔の貨物線の廃線跡を利用したライトレールがある、近くまで行ってみたらその車両にたかめ少女がラッピングされていた。Kくんは早速乗ろうとしたが間に合わなかった。残念。ちなみにこの後いろいろ努力したが結局そのラッピング車両の写真すら撮れなかった。
 廃倉庫の中ぶらぶらして、高雄最高の高雄85ビルの展望台に行ってみた。快晴で景色はとても良かった。そこで明日の計画について話し合う。花蓮に行くことに決定。ホテルを調べて、一番安い宿は1日二人合わせて2800円で一年会は不満だった。
 美麗島駅に戻り、Kくんは正式にグッズを買った。210元也。15時に美麗島駅のショーがあるが大したことではなかった。
 16:28発自強号花蓮行きに乗車し21:53に着いた。一人705元也。車両は結構ボロい。Lは電車の中でたかめ少女のラノベを読んで時間を潰した。
 花蓮のホテルの女将さんがとても親切で観光に関する情報をいろいろ教えてくれた。ありがたい。飯沼と相談した上明日朝のバスで太魯閣峡谷に行くことにした。

9/16(土) 晴れ時々曇り
 朝8時半バスの一日券を買って太魯閣へ。太魯閣では高い山以外に一番有名なのはその峡谷である。渓流に何千万年に侵食され続けてきた深さ何百メートルの峡谷に全員が魅了された。バスが太魯閣の峡谷に突っ込んでから到着の間我々はずっと「その尾根登れそうだなぁ」とか「この岩壁は無理だ!」とかワンゲルっぽい話しを続いていた。終点天祥で降りる。そこは小さな集落で7-11まである。そこで食料や水の補充をして、最初の白楊歩道に挑戦する。しかし、歩道の入り口で「工事中の看板を食らった。仕方なく戻る。天祥のところにお寺があった、建物や仏像のどれもやけに新しかった。どうやら国道を作るときに工事が順調に進めるように作ったらしい。お寺から尾根が伸びていて上まで登れると思う。
 天祥を離れ、一個下の緑水歩道に向かう。ここでは太魯閣国家公園の全体の紹介が載ってある。タロコは峡谷を中心に北と南に稜線が伸びている、その稜線上に登山道が付いている。ただ峡谷からの入山はとても難しいため南稜線への登山口は二箇所しかない。ちなみに主峰である合歡山(3417)はすぐ近くの峠(3200+)に国道が付いているため入園証なしでも往復2p弱で登れる。今回はタクシーで行ってみようと一回考えていたがこの装備では流石に無理と感じたので諦めた。緑水歩道とその下にある吊り橋はどれも高度感があり、飯沼は高所恐怖症を発症したらしい。
 最後の燕子口では100m以上の高さを持つ岩壁を観賞する。日本にはなかなかないスケール感だった。
 夜は花蓮の夜市、この夜市は半端ない広さで夜市というより観光客のための祭りみたいな感じだった。この夜また一年会に合法ビールを進めた。その後のマンゴーかき氷はなかなかインパクトがあって、山のように盛られたマンゴーに黒糖や練乳がたっぷりかけられ、Lはとても満足であった。

9/17(日) 曇り
 今日は台北に戻る日。台北の観光はすでに飽きたのでこの日の夜に台湾プロ野球を観に行くことにした。
 今日は日曜日のせいか、昨日の夜に駅の窓口に行ったらすでに17日全ての指定席が埋まっていることが判明した。仕方なく無席のチケットを購入。
 12:51発なので朝は花蓮市内を回ることに。ホテルの女将さんに勧められた商圏に向かう、途中の書店でラノベコーナーを発見。Kくんが早速たかめ少女のラノベを探しに。無事に見つけたが、今買って荷物しかならないから台北アニメイトで買うことになった。時間を潰した後さらにかき氷をもう一回食し電車に乗った。
 電車は花蓮始発なのにすでに満席、かつ立っている人もたくさん。我々は8号車優先席付近のスペースに立った。途中車掌がほかのお客さんの対話から優先席が最後まで確保されるので売られることには少ないらしい。これを聞いて早速その席を占拠、なんとかこの3時間を凌げた。
 台北についてチェックインをした後早速野球場へ。Lは初めて野球を見るので事前にルールを見た。重要な試合ではないせいかつまらなかった。試合後、解散。

9/18(月) 晴れ
 今日の予定はぎっしり。朝アニメイト午後故宮博物院夜は101ビルと最後の夜市、そのあとは空港でのオカン。
 朝は三年会が爆睡したいため集合は11時アニメイトで。Lが合流した時、Kくんから「アニメイトを万遍なく探した」と伝えられた。一年会たちが開店前の9:55に着いて待っていたらしい。Kくんのたかめ少女への愛は侮れない。しかしここにはたかめ少女のラノベは売ってなかった。仕方なくKくんがいくつのグッズを買いアニメイトを後にした。ラノベを買えなかったKくんがとても悲しんでいるようで、Lがエアリアも買いたいからもう少し書店を回ろうと提案した。二軒をまわったところで運命に再び出会った。(ただエアリアは買えなかった、多分登山用品店に行かないとない?)
 昼食は士林駅付近の台湾焼き餃子「鍋貼」を食する。中身は餃子と大差ないが、つけるのは醤油ではなく、醤油膏である。美味しかった。また、士林駅付近ではアニメショップを発見したため、Kくんがまた。。。。。
 故宮博物院は国際学生証しか使えないので飯沼以外全員大人料金。この博物院には昔故宮にあった全ての珍品が集められている。Lを含め全員が見識を広めた。
 夜は101ビル、学生チケット一人540元。さすが101ビル、料金も一番高。世界一番早いエレベーターに乗ってわずか20秒くらいで91 階にたどり着く。標高382mで台北の夜景を楽しむ。ちなみに、ここでバーでは日本語でちゃんと「飲酒は18歳になってから」と書かれている。
 最後はLの3度目の寧夏夜市、ラスト夜市を楽しんだ。(残念ながら4度目の臭豆腐は食えなかった)
 ほぼ終電で空港へ向かう。飯沼と浦中は1時頃の飛行機で、LKくんは朝6時。LKくんは桃園空港第1ターミナルの出発階で銀マを敷いてオカン。ここにベッドがない以外、Wi-Fiやコンセプト、トイレなどが全部揃っている。Kくんはここがホステルとほぼ一緒ではないかと気づいた。
 640分、飛行機が定刻で出発、楽しい台湾周遊が幕を閉じた。

個評
黒瀬:初ビールおめでとう。運命に出会えてよかった。臭豆腐は克服しましょう。チャイ語頑張って。
浦中:初ビールおめでとう。台湾を楽しんでもらってよかった。次からもう少し高い宿を取りましょう。
飯沼:参加してくれてありがとうございます。次はニュージーランドへ行きましょう!!
張:やはり海外山行がいろいろ面倒くさいと痛感した。申請や装備などいろいろ考えが甘かった。

 以下の内容は今回の山行で見つけた問題点のまとめである。今のところLが考え出した解決策も載せておいた。さらに今回の台湾山行で我々を苦しんでいた入園証や入山証というシステムについて解説します。
今回の山行で見つけた問題とその解決策
○山の標高が高くて高山病に怖い
 東大のトラベルクリニックまたはその他のトラベルクリニックで受診した上高山病予防薬をもらってください。東大の方は一番安いが毎日やっているわけではないらしいので早めに受診してください。(東大では1000円、他のところでは2000から4500くらい)
 服用方法は予防薬として使う場合1日2回、一回半錠を服用。服用期間は高所に着く前日から高所に着いた2、3日後まで。また、発症した場合12回、一回1錠を服用。頭痛がひどい場合頭痛薬などと合わせて服用してください。
○天気図が取れない
 ラジオで天気図は取れる国は多くないと思うので、大体の場合ラジオで天気番組を聞くしかない。もちろん電波があるときは電波を頼るのが一番手っ取り早いので、その国気象庁などのホームページなどを事前に調べておいてください。
○無線機が使えない
 国ごとに無線機についてその国の免許が必要だし、無線機の国への持ち込みも難しいし、ワンゲル部が持っている無線機を海外で使うことはほぼ不可能と思われる。
 無線機がないと電波が通じないところで遭難したらとても危ない。一番簡単な解決方法は衛星電話と思うが、高そうなので、ワンゲルでは負担できないかもしれない。しかし、衛星電話のレンタルがあるので、それを使えば良い。もちろん電波が保証されている山域であればそれがなしでも問題ないと思うが。。。。。
L装はほぼ使えない
 今回山行前L装を確認したら、L Boxに入っているものがほぼ使えないとわかった。小銭、テレホンカード、伝令書などどれも海外では使えない。小銭はその国の小銭に入れ替えればいいが、伝令書については翻訳しなければならない。台湾など漢字が分かるところはまだいいが、西洋諸国に行くと全然通じないので、少なくとも英語バージョンが必要と思う。
○ガス缶がない
 ガス缶が飛行機に持ち込めないので現地調達しかない。しかしワンゲル部が使っているEpi Gasが日本のメーカーで、海外にも置いてある保証はない。実際今回もこの難題にぶつかった。ただ、現在のガスメーカーはほぼ共通な規格で作っているらしいので、Epiヘッドに別の会社のガス缶をつけても作動できる可能性がある。もちろんこれは一回店で試さなければならない。
 これについてもっと根本的な解決策がある、それがこれからワンゲルのガス缶をもっと世界に進出しているメーカーに取り替えること。これは近いうちに不可能と思うが、もしEpiガスが倒産したら。。。。。

台湾の入山入園システム
 日本に近いかつそれなりに高く登れやすい山といえば台湾しかない。ただ台湾の山を登るにはとても面倒くさいシステムが存在する。これからこのシステムについて説明する。
○入山証
 台湾で入山するには入山証が必要である。入山証は警察署が発行するもので、登山計画書を入力または現地提出すれば確実に貰える。
 オンライン申し込み(https://nv2.npa.gov.tw/NM103-604Client/)は入山日の五日前から30日前申請できる。ただし面倒なのは台湾の携帯番号が必要となる。今回Lはこの理由で一回却下された。
 現地提出が臺北市中正區天津街1號または登山口の警察署(全ての警察署が発行できるわけではない、登山口の警察署が申請できるかどうかは事前に調べること。武陵農場にある警察署は申請可能。台湾の携帯番号については空港でsimカードを買ってください)。
 もちろん全ての山は入山証が必要というわけではなく、一般のハイキングコースはもちろん必要なし。ただワンゲル基準の山行は間違いなく必要だろう。
○入園証
 台湾には三つの国家公園が存在する(玉山、雪霸、太魯閣)。それぞれが一定範囲の山を管理している。この国家公園の山に入山するには入山証の他に国家公園が発行する入園証が必要です(日帰りコースの一部は入山証のみで可)。入園証はオンライン申請のみで、下山日の一ヶ月前から入山日の七日前まで申請できる。
https://npm.cpami.gov.tw/apply_1.aspx
 入園証を申請するにはワンゲル本審の載せる情報以外に以下の項目を入手しなければならない。全員のパスポート番号、20歳未満隊員の家長同意書(ネットでダウンロードした後保護者からサインをいただいてスキャンして送る)、全員保護者の名前と実家電話、台湾国籍の緊急連絡先、登山経験証明できる画像。最後の2項目以外は入手しやすい。台湾国籍の緊急連絡先、これは自分で探すしかない、これがないと多分入園証が降りないと思う。もしかするとこれは台湾山行にとって一番の難点かもしれない。また、登山経験を証明できる画像実は適当に登頂写真を送れば大丈夫。もちろん標高は高ければ高いほどいい。
 入園証は入園する許可を得る以外に小屋を予約する役割も果たしている。必要情報をすべて頑張って埋めたとしても人気の小屋が定員オーバーしたらどうしようもない。この場合登るコースを見直すかキャンセル待ちしかない。なので、登山する日はできるだけ平日にしましょう。
 最後に、一旦台風が来てしまったら、国家公園は入園停止令が発令されるとともに、停止令が取り消されるまでの間に関わる入園証は自動的に取り消される。今回の場合では1314日が入園停止期間に被ったため1516日は入園ができるようになったとしても入園は不可能になる(再申請も間に合わないし)。また、台湾では夏休み期間に台風がしばしばくる、台風が来れば入園不可能となる。なので、夏で台湾企画を出す場合以下の2選択を取るしかないと思う。
 1.台湾観光企画になる覚悟をした上で企画を出す。
 2.幾つかの時期の異なる入園申請をして、一つでも登れば満足。(例えば太魯閣の3泊4日の縦走企画を出した後に雪霸の企画はその後に出す、前の方は潰れても後ろの方が登れる)ただし、台風が本当に台湾に直撃する場合入山できるようになるまでかなり時間がかかる(一週間くらい)場合もあるので、この選択肢を取る場合かなり長めな台湾観光企画になる覚悟もした方が良い。
○台湾の山に行きたい
 台湾は3000メートル以上の縦走ルートを何個も有している。そのほとんどは前に述べた国家公園内にあり。よって入園証と入山証は必ず必要となる。もちろんその前にまず予備審と本審を通らなければならない。
 台湾の山を出したい、もしくは調べたい時は日本と同じようにまずエアリアを買ってください。もちろん紙バージョンは入手困難だろう。ただし台湾のエアリアはアプリバージョンがあるので、app storeで「百岳地圖」+山の名前を検索すれば、720円で入手できる。注意してもらいたいのは台湾エアリアがすべてのルートに時間を書いているわけではない、マイナールートには時間がないからエアリア入手しても役に立たない場合がある。(今回Lは中国にいる親戚を頼んで、紙バージョンのエアリアをネットショップで買ってもらった、台湾のエアリアは25000:1地図になっている)また、台湾では登山道の崩壊により通行止めが時々発生しているので、エアリアでは登山道があると書いてあっても国家公園のホームページで歩道状況を確認の上企画を出してください。
 次に、台湾も25000:1地形図はあるが、その入手手段は今回見つからなかった。確か台北の図書館や山岳用品店(確認するのを忘れた)などで売っているみたい。ただ、予備審をする時点ですでに地図が必要なので、どうするかは次のLを考えてみてください。(また、確定ではないが、確かに25000:1地図がネットにあって、ダウンロードすればGPSに入れるファイルが出てくるらしい。地図がそのページでスクリーンショットを撮って貼り合わせばなんとかなるかも?)。

 もう一つ注意してほしいのは台湾では(日本のように縦走ルート周辺のほとんどの尾根に登山道をつけるほど整備されていないため)縦走ルートの取れるERが少ない、今回でも予備審でルールを捻じ曲げてなんとかなったが、他のところは見たところかなり厳しいかも。

0 件のコメント:

コメントを投稿