剱岳山頂にて |
メンツ:3sFsH飯沼 田嶋 L西山 2EW勝木 1FH浦中 文責:西山
(ここからは秋企画赤ハゲ・白ハゲの続きとなります。)
9/2 晴れ
岩瀬浜海水浴場=富山駅周辺=ほたるいかミュージアム=馬場島▲0
朝起きるとそこは砂浜。そういえば昨日、海岸まで来てテントを張ったのだった。海を見ながらのんびり朝食をとり、装備を乾かし、英気を養って出発。まずは富山駅周辺を観光した。富山城でコスプレフェスタを観察し、昼食に白エビの天丼や刺身をいただき、ガラス美術館でワンゲル部員には似つかわしくない芸術作品を鑑賞し、川原さんに教えてもらった酒屋で富山の地酒を買いこみ…富山観光を満喫する。さらにここからほたるいかミュージアムへ。この時期は生きたホタルイカはいないが、深海生物やうみほたるのように光るプランクトン等々、なかなか充実している。また、岩の下に隠れたミミックオクトパスをワンゲル部員に見せるためにわざわざ岩を動かしてくれたりと、飼育員の方々の心遣いが嬉しい水族館だった。その後、ガストでカロリーを補充し、いざ馬場島へ!赤ハゲ・白ハゲの時とは違い、滑川市から馬場島へ向かう山道を通ったが、これがなかなか酷い。一部道が舗装されておらず車は擦るし、イノシシには2回も出くわす道で、馬場島に着く頃にはヘトヘト。馬場島に着いたらL以外はおかん。月が綺麗な夜だった。
ほたるいかミュージアムにて |
9/3 晴れ→曇り時々驟雨
▲0 0512〜0518登山口〜0551展望台0601〜0634 1200m〜0657 1400m0708〜0718 1600m〜0746 1800m〜0802 1920p0817〜0836 2000m〜0912早月小屋▲1
起きると…寒い寒すぎる!休日だからか馬場島荘の駐車場は満車になっている。馬場島の登山口にも駐車場はあるがこちらも満車。有名な「試練と憧れ」の石碑をすぎ、登山道へ。展望台からは赤谷山〜白ハゲの稜線がよく見える。大窓からの白萩川沿のルート(赤ハゲ・白ハゲのER)もよく見えるが、人の通れる斜度には見えない。松尾平からの登りがキツいせいなのか、みんな口数少なスギィ!200mごとの看板は位置が±50mぐらいズレてることもある。1920pでは浦中のパンが爆発したので長めにたるむ。早月小屋に着いてテントを張るが、小屋の方のご厚意でテン場代が無料…将来社会人になってからお金を落としてくれれば良いんだとか…泣いた。大人になったら絶対また来ます。ここからサイトまでひたすらダラける。田嶋が昼から外でシュラフにくるまって寝て一般客に無茶苦茶驚かれる。
ひたすら時間をつぶす |
4時間半ダラけてやっとサイトスタート。初めて山で麻婆春雨を食べたが、なかなか美味い。茶飯に絶望的に合わないのが玉に瑕。サイトの頃に雨が降り始めるが、問題ない。サイト後しばらく昼寝した後、宴会スタート。今日の宴会は量が無茶苦茶多い。ソーセージやほたるいか、柿ピーなどなどを食べながら地酒とカルピスを頂いて、2時間ぐらい続いた。宴会が終わってもまだ曇っている、けれども明日の予報は晴れ。初の完遂への期待に胸を膨らませ、眠りに落ちた。
9/4 薄曇り(晴れ)
▲1 0514〜0608 2614p 0618〜0735剱岳0824〜0951 2614p 1001〜1044早月小屋1109〜1136 2000m〜1151 1920p〜1201 1800m 1211〜1229 1600m〜1237 1400m〜1254 1200m〜1316展望台1337〜1402馬場島
0345起床。朝は鯖トマトペンネ。少し味が薄いが、アイデアとしては◎。サイトが終わり外に出ると、富山湾方面の夜景がなかなか綺麗。朝焼けも見える。完璧だ。だが、寒い…田嶋のザックカバーが凍っている。2614pまでは急登。ところどころロープが張ってあるが、支点の木が細いのであまり頼らない方がいい。剱岳までの登りは岩場が続くが、特に問題ない。懸念されたカニのハサミもたいしたことない。
カニのはさみ |
剱岳に着くと全てが見渡せる。北アは勿論のこと、富士山や木曽御嶽、南アや八ヶ岳や白山もよく見える。優勝である。超ロングたるみをしてから下山。さらば剱。あとはひたすら下り、早月小屋で撤収し、下って馬場島。途中1pで770m下ったりしたが、意外と膝は生きてる。馬場島から湯神子温泉に行き、その後丸忠食堂で大盛り唐揚げ定食を平らげて富山駅へ。富山駅に着いたら田嶋を分離し、岩瀬浜海水浴場へ向かう。海岸にテントを張った後、じじいはライトレールに乗って夜の富山の酒場へと消えていった。
PS.翌日は春日山城によって上越市を堪能して帰路へ。上越市の七福食堂はボリュームがあってオススメ。
富山湾を臨む |
総評
高低差2300mのピストンで、最初は水3発を持っていたが、思ったより早く行けた。早月尾根は難易度はかなり低く、体力さえあれば問題なく誰でも行けるコースだと感じた。剱岳山頂は平日にも関わらず激混みな俗っぽい山だが、それでも行く価値がある名峰。
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