秋企画 佐渡

参加者   4年会 LEF曽根 WH吉原

2022年9月28日(水曜日) 曇後晴

新潟港=(船)=両津港=(バス)=横山17:00~(83分岐)17:16~(156分岐)17:25~17:31横山登山口

新潟港から両津港までのフェリーは船の整備のため通常の5往復から変則3往復に減便されており、丁度いい時間帯の夕方便がなくなっていたので少し困った。Lは前日夕方に在来線で東京を出発して昼便、吉原は当日午前に高速バスで東京を出発して夜便で向かい、現地で合流することになった。フェリーの所要時間は150分、2等の運賃は3110円。船はコンセント・Wi-Fiがしっかり整備されており、短距離ながら食堂もあった。短いので出航して新潟港沖合に出たところでもう佐渡がうっすら見えていた。曇っていた天気が次第に晴れてきたのでいい景色。すぐに横山登山口に行くと早すぎて時間が余るので無料充電コーナーで携帯電話の充電などをしてから向かう。両津港のトイレの洗面台は小さくてポリに直接水を汲めなかったので、清掃員に言って清掃用の洗面台を使わせてもらった。これを受けて吉原には下船までに水を汲むように言っておいた。Lは丁度日の入りの頃に登山口に着くように両津港16:47発本線(第1系統)相川行きバスに乗車。横山まで所要時間12分・運賃260円。バス停のすぐ後ろに金北山と書かれた指導標がある横道へ入って行く。最初は水田地帯の中の緩い登り。脇に浄水場もある83分岐から鬱蒼とした森林地帯の未舗装林道に入るが、林道はよく整備されており、所々ぬかるんでいるところはあるが大きな石はなく歩きやすい。右手に農業用っぽい施設が立っている110手前の分岐からなぜか再び舗装路になると同時に一気に斜度が大きくなる。程なくして横山登山口に到着。登山口のところは道幅が少し広くなっている程度であり、そこで寝ると夜に車が来た場合轢かれる恐れが十分ありそうだったので、登山口の道路を挟んで反対側すぐの下草が皆無な樹林帯で寝ることにした。ところが蚊が非常に多く、叩いても叩いても多すぎるのでなかなか減らず、まるでいくらでも敵が湧き出るゲームのように感じられた。寝るからには妥協したくないということで断続的に寝る支度をしながらも懸命に叩き続け、1時間程度もかけて数十匹もの蚊を叩き潰したところ流石に割とマシになった。外れも含めて数百回は叩いたと思われる手が腫れて痛くなるほどであった。なお、蚊は前照灯で青い光を当てると動きが遅くなって叩きやすくなったので、今後このような場面に遭遇した場合はこのやり方がおすすめである。完全に樹林帯なのに電波は1本繋がったので、今後出す人はここを末端にしてもよいだろう。ここで吉原に連絡し、蚊が嫌なら横山登山口まで来ないで途中で前夜泊すべきという事を伝え、またこの大量の蚊のせいでLの虫除けが切れそうになったこともあるので虫除けを買うように勧めた。結局22時過ぎの終バスでやって来る吉原は83分岐で前夜泊することにした。最初からいた蚊をほぼ全滅させたが時折他から新たな蚊がやって来るので、Lは通気用の小さな穴だけ頭の下あたりに残してシュラフカバーでほぼ完全に頭部を覆うことで耐えながら寝ることにした。19時過ぎに就寝したが、時折新しくやって来た蚊の甲高い音に起こされてあまり眠れなかった。


2022年9月29日(木曜日) 晴一時霧

横山登山口5:41~(5:56服装調整5:58)~6:34(謎の林道合流点)6:44~登山道合流点6:50~じゅんさい池7:00~(7:10水汲み7:11)~(払川)7:14~7:33神子岩7:54~8:08天狗岩8:23~(金北山直下分岐)8:50~8:55金北山9:56~(金北山直下分岐)10:00~10:09あやめ池10:10~鏡池10:15~10:41天狗の休場10:52~イモリ平11:14~11:23真砂の峰11:48~12:20石花分岐12:30~12:45マトネ12:55~アオネバ十字路13:19~金北山縦走路入口13:27~13:45ドンデン山荘

シュラフカバーのおかげであれだけいた蚊に刺されたのは数か所だけで済んだ。日の出前に吉原が合流し、日の出時刻の頃に出発。83分岐は全く蚊の問題がなかったとのことなので、今後ここに来る人はそこで前夜泊するのがよいだろう。道は明瞭で九十九折がよく整備されているが、最初の方は抉れていたり滑りやすかったりする場所が多く少し歩きにくい。標高が低くて気温が高いので暑い。蜘蛛の巣がとても多く吉原は先端が二股に分かれた木の枝を拾って払い棒にしていた。また、平坦な区間に入ると窪地っぽいせいでジメジメして足元がぬかるんでいる場所が多い。しばらく進むとジメジメ地帯を抜けたところで左側から四駆車が通れそうなほど幅が広いよく整備された道が合流してきたので、ここを登山道合流点だと思ってたるみ。しかしここから出発して数分経った所で指導標付きの本当の登山道合流点に到着。これで先ほどの地形図にはなくて衛星写真でも樹林帯のせいで確認できない道は何だったのか謎になった。栗ヶ沢登山口からのER1と合流してからは恐らく通行する登山者が増えるおかげで道の状態が先ほどよりマシになり、これを受けて吉原は横山登山口はクソだと言う。じゅんさい池は植物が茂って埋まりかけのようでやや不明瞭になっていた。600の辺りで右側から切り込んでくる谷底の沢と合流して渡渉。調べた情報には全く書かれていなかった思いがけない水量十分な水場であったので、急遽ここで一旦立ち止まって沢水を飲んだほか、暑くて水の消費量が多くなりそうな気もしたのでLは急遽600mL入りの闇ポリにこの沢水を補充した。そこからもう少し上ったところでもう一回渡渉したが、そこに払川と書かれた標識があった。神子岩からは国中平野方面がよく見えるので長たるみ。谷に突き出ている露岩で個人写真を撮影するが、岩が脆くて表層が剥がれてポロポロ落ちるので少し怖い。天狗岩でも国中平野を望めたが神子岩の方がよかった。天狗岩までは明らかに速すぎだったので、ここからは先ほどよりゆっくりめで進んでもらう。この辺りで限界上に出て、白雲台方面から妙見山に向かう自衛隊の車や金北山の自衛隊施設も見えた。ただし限界上に出ても灌木が茂っている区間の方が長い。マトネ方面の分岐を過ぎてからも若干登り、最後はコンクリートの階段を登って山頂に到着。山頂には神社もあった。景色は使われなくなった自衛隊の施設が邪魔で南側はまだいいが北側はあまりよく見えなかった。いい感じに見えるところがないか探してみたところ、コンクリート階段を妙見山方面に少し下って林道が始まる辺りまで行けばやっとより良い感じに見える場所もあったと言う感じであった。その林道が始まる辺りには季節限定の仮設トイレとトレッキングマップも設置されていた。吉原は今回の読みがあてにならないと言ってトレッキングマップの写真を撮っていた。今回の読みは登山道区間はNet記録だけ見て作っていたが、Net記録は年齢層高めの人のものが多かったので辛読み気味になったのであろう。また、駐車場のようなスペースはとても広いので宿泊可能だ。最初はずっと晴れていたが急に雲がかかってしまい、あまりいい場所で写真を撮れなかった。この時にやって来たおじいさんは、数日前に距離約200kmの48時間佐渡1週マラソンに参加したという強者で、因みに息子さんは大学院だけ東大に通っていたとも言っていた。そのおじいさんと喋りながら余裕が出た時間を利用して天気が良くなるのをしばらく待ってみたが、なかなかよくならないままそのおじいさんが出発した直後に出発。因みに休み機関でもない平日だからか、天気が良かったにもかかわらず2日間を通して半分下界のようなドンデン山荘以外の山中で会った他の登山者は結局金北山登頂時に既にいた1組の老夫婦とこのおじいさんの2組だけだった。金北山を出発した直後、先ほど登ってきたところの分岐の手前にトレッキングマップには一般向けではないと書かれていた姫ヶ沢登山口方面への分岐があったが、ものすごい斜度で明らかにやばそうな道にもかかわらずしっかり灌木の刈り払いが入っていた。山頂から下りるとすぐに雲から抜け出し晴れ出した。雲は丁度山頂の高さだけにかかり続けているようだ。ドンデン山荘からのピストンと言っていた先ほどのおじいさんはゆっくりしているので追い抜いてくださいと言っていたが、やはり実際には強者で全然遅くなくて、こちらは荷物が多いことも有りなかなか追いつけない。結局そのおじいさんがあやめ池で景色を眺めるために立ち停まっているところで追い抜いたが、この先たるみの度に追いついてきていたので歳の割にはかなり速い方だった。あやめ池は金北山腹の丁度平らなところに立地する点が趣深いが、浄水機を通しても飲むのは精神的に無理そうな程度にとても濁っていた。鏡池の前後は夏道と冬道が分かれており、右側の夏道に入るとこれまでよりやや道が狭く状態が悪くなったが合流すると元通りに戻った。途中の鏡池はあやめ池よりかなり広く、浄水器を使えば水場として問題ない程度である。天狗の休み場は日本海まで眺めが効く開けた草地で、ここから先マトネの辺りまで冬の強い季節風の影響を受けて風上の西側を中心に禿山のように開けたこのような状態になっている場所が散在しており、その度に山から平野や海を見下ろす絶景を楽しめた。

ここで吉原からレーズンのお菓子の差し入れがあった。景色が良い所で食べるのは美味しい。イモリ平はすすきが所々に群生する草地の窪地であった。ここは前後の絶景地点との間隔が短いのでパスし、一気に真砂の峰まで上ってから次のたるみ。直下は砂礫で歩きにくかったが、山頂からは両津方面と日本海の沖合方面両方よく眺められ絶好の場所だったので長たるみ。

ここでLはカルピスラムネを差し入れ。先ほどのおじいさんとものんびり喋っていると急に蜻蛉の大群が出てきた。この先の石花分岐から蛇喰方面への登山道は刈り払われておらず荒れていた。前後の間隔は短くなるがマトネの上りがきつそうということでここでもたるんだ。マトネの登りは傾斜がそこまできつくないせいか思ったより楽で、そこから程なくして到着。遠くからぱっと見は芋ピークっぽかったが、実際には日本海側は若干眺望があった。AUは電波が入らなかったがSoftbankは辛うじて電波が入った。ここで吉原が暑かったせいで水が250mLしか残っていないと言う。最初から多めに持って来ていたLはまだ1L程度残っているし、次のピッチでドンデン山荘に着くので大丈夫だが、読みより大幅に縮めているのにこうなったのは少し危なかった。ここからはずっと樹林帯でひたすらドンデン山荘へ進む。アオネバ十字路から金北山縦走路入口まで本ルートに並行しているER4は地形図上では林道であったが、実際にはもう林道としては使えない有様だった。明瞭な踏み跡と言う感じで人が歩く分には全く問題ないので、体力的に楽な遠回り道としては使える。この区間の本ルートは傾斜が急なところがありロープが何本か設置されていた。トイレも設置されている金北山縦走路で車道に出てしばらく歩くとドンデン山荘に到着。テン泊は1人1000円。食堂や自動販売機まで設置されているので有人小屋と言うよりは半ば下界の宿泊施設と言った感じだ。屋外のテン場も芝生と舗装で平らでしっかり綺麗に整備されており、蛇口から飲用水を汲めるし、建物の目の前の展望デッキには国中平野方面を両側の日本海まで見渡す絶景を堪能できるテーブルベンチも設置されており、間違いなく過去一豪華な山中泊の場所だ。あまり行動食を食べておらず腹ペコのLはラストオーダーの14時ギリギリの滑り込みで贅沢に食堂で昼食を摂ることにする。900円のドンデン丼なるものを選んだところ、味噌汁付きの卵かけ牛丼がでてきた。それ以外には400円の抹茶ソフトクリームも美味しく味わった。自販機は屋内と屋外に設置されており、いずれも相場は下界の自販機+50円程度と言ったところだが、中の方の自動販売機には何と酒も売られていた。食べ終わって荷物を置いたテーブルベンチに戻ってしばらくするとさきほどマトネまで何回も会ったおじいさんと再会し、ここで別れを告げる。Softbankはやや不安定だがAUは安定して電波が繋がるので天気図も取れた。今後出す人はここを末端にしてもよさそう。夕食はテーブルベンチで外サイト。荷物削減のためブキでコッヘルを代用するため通常と異なる扱いになり、いずれも火を通せる2人の汁ブキを使ってまずそれぞれの分の汁物を作り、それを食べ終わったらまたお湯を沸かし、そこからご飯の代わりのカップ麺やカップ飯に水を入れて余った水を茶飯に転用するというやり方を取った。サイトマスターは吉原。まずは鶏肉の澄まし汁。その場で調味料を配合して作った少し濃い目のスープの味がしっかり効いて美味しい。汁ものを食べ終わったら腹がもう少し空くように少し時間を空けてから残りを調理。この頃急に気温が下がり、若干結露が発生した。最初はオカンする気だった吉原もさすがに状況を理解したところでテント泊に変更。ご飯の代わりはLはカップヌードルクラムチャウダー味、吉原はハヤシメシを選択。普段より塩分多めだが暑さで消耗したのでこの状況では悪くなかった。日の入りの頃に食べ終わり、風呂に入るのが好きな吉原はここで入浴した。日帰り入浴は1人500円。吉原が出てきたところで宴会開始。佐渡の夜景は見事で、国中平野だけではなく会場のイカ釣り漁船や対岸の本州側もキラキラ輝いていた。また、夜空もきれいで壮観な天の川まで見えた。吉原が携帯に星座アプリを入れていたので、夏の大三角形がまだ出ているとかいろいろ調べられた。吉原からはお菓子とカルパス、Lからはホカホカの味噌汁が出た。また、吉原は自販機でビールを買って飲んでいた。食べ終わってからも使い切りたいカス缶で暖を取りながら夜景を眺め、20時頃にカス缶を使い切ったところで就寝。明日の朝食もテーブルベンチで外サイトを行いたいので、もう他の人たちは寝ており人は来なさそうで迷惑にはならないだろうという事で、サイト道具は動物に荒らされうる食材や結露で濡れたらまずいもの、寝ながら暖めるもの以外はテーブルベンチに置いたままにしておいた。結局この日テン場で寝たのは自分たちだけで、小屋泊客は数名程度だった。


2022年9月30日(金曜日)

ドンデン山荘5:55~ドンデン山6:00~6:08尻立山6:17~椿越峠6:25~6:26(ドンデン池)6:44~北五十里峠6:53~6:54論天山6:59~7:10芝尻山7:11~7:49(滑石)8:04~8:25雪畑山分岐8:27~(空身)~8:32雪畑山8:37~(空身)~8:41雪畑山分岐8:51~9:20金剛山9:40~(10:30たるみ10:40)~(トビガ沢)10:46~11:15白瀬登山口11:42~12:08白瀬

起床は4時。小屋に人がいるので起床係は省略した。昨日夜は若干結露していたのが嘘のように乾燥して晴れ渡っており、本土が近く見える。また、空に見える星も昨夜の夏の星から冬の星に入れ替わっておりオリオン座が見えた。朝サイトも通常と異なる扱いになり、2人それぞれまず麺と茶飯の水を一緒に沸かしてから茶飯の水を飯ブキに注ぎ、残りの水で面を調理した。朝食は山菜カレーうどん。初めて試してみたが味の組み合わせ的には微妙だったかもしれない。綺麗な朝焼け・日の出を眺められるので、それを存分に楽しんでからゆっくり出発。ドンデン山の辺りは所々舗装されている。ドンデン山は完全な芋ピークで、広場や山名標も全くなかった。しかしそこを抜けるとひたすら開けた草原の絶景が広がる。色々な場所に出現するすすき群落やお花畑がいい趣を醸し出している。

尻立山、ドンデン池、論天山と、この極上の風景を楽しむためにこまめにたるむ。ドンデン池もきれいで浄水器を通せば水は普通に飲めそう。論天山を出てしばらくすると灌木の樹林帯に入るが、それでも芝尻山ではまた一瞬開けた草原になった。ここからは基本的にずっと樹林帯だったが平らなのでサクサク進む。再び蜘蛛の巣が増えて吉原はまた木の枝を拾って払い棒として持って進む。滑石という池点は再び両方向の海まで眺められる絶景地点だったのでここでたるみ。この時間になると今日も東側では黙々と雲が湧き出していて全然見えなかったが、西側は相変わらず広い大海原が気持ちよく見える。またひたすら樹林帯を進み、雪畑山分岐からは空身で雪畑山までピストン。雪畑山は芋ピークかと思いきや日本海側が若干眺められた。雪畑山分岐に戻ってたるみ、少し下ってから金剛山への最後の登りに入る。金剛山への登りは最後の体力的にきつい所なので頑張る。山頂の数十メートル下で限界上に出て、ヘトヘトになりながらも開けた山頂に到着。標高はそこまで高くないが、特に南東側がよく見晴らせる。山頂には祠のようなものがあったのでお参りした。蟻がとても多く、嚙まれてしまうと虻の様に痛い。最後のいい眺めを存分に楽しんだところで下山開始。ここからは再び登山道の状態がやや悪くなり、薮が横からはみ出してくる場所やトラバース道が狭くて慎重を要する場所も所々にある。特に狭い場所では何箇所かトラロープも設置されていた。途中組上という看板が地面に置かれていた場所には大きな蟻塚がいくつもあり、ここも蟻がすごく多かった。また、そこは少し分岐っぽくて紛らわしく、最初そのまま下に下りようとしたが道が見つからず、分岐っぽく見えたところのもう一方である左側が正解だった。しばらくするとトゲトゲの栗が沢山落ちている領域に入った。たまにどこかで栗が落ちた音が聞こえるほど現在進行形で落果が進行しており、自分たちが歩いていたところでも吉原のすぐ横にトゲトゲの栗が落ちてあわや、間一髪と言うところだった。370辺りで交差したトビガ沢は昨日の最初の登りの払川に続いてまた途中十分な量の水が流れており水場にできそうな感じな沢であった。その直後の道はかなり抉れて溝のようになっていた。最後の方は脇にロープが張られた私有地が何箇所かあり、最後は立派な橋で白瀬川を渡って白瀬登山口に到着。ここで運動靴に履き替えるのと、吉原が頭に大量にくっついた蜘蛛の巣を洗い流すため長たるみ。ここからは舗装された林道を下る。出発前に上流の水力発電所から下りてきた東北電力と地元の電気屋の車が下って行った。最初周りは高いすすき等が生えた耕作放棄地だったが、それが水田に替わって人家が出現して増え、白瀬の集落に到着して完遂。白瀬には何もないので、電波が繋がる金剛山で予約していたタクシー一旦両津に戻って地元の食材を積極的に使っている「キッチンよろこんで原黒店」で打ち上げを済ませる。刺身定食は量がたっぷりあって食べ応えがあり美味しかった。この辺りで入浴もしたかったが、両津の近くにこの時間帯やっている風呂はなかったので、入浴は宿泊先で済ませることにして、加茂湖の湖畔で周りの風景を眺めながらのんびりバスを待つ。この後内海府海岸の海に迫る断崖の絶景車窓を楽しめる内海府線(第4系統)真更川行きに乗って鷲崎に向かい、そこで民宿「よしや本館」で泊まった。翌日も引き続き好天のもとバスの1日乗車券(1500円)を駆使して大佐渡を反時計廻りで移動して各地の絶景海岸や日本政府が世界文化遺産登録を申請している歴史的に重要な相川金山を観光し、深夜の船で佐渡を離れて新潟に到着後解散した。


まとめ

天候に恵まれ、山でも下界でも山と海が織りなす離島ならではの風景を存分に堪能できた。ドンデン山荘も下界観光も楽しかったので、夏休みの最後のいいお楽しみ山行になった。

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