残雪スキー@富士山

今シーズン最後の雪山として富士山を滑ってきました。
頂上までは行けなかったのですが、日本一の山だけあってスキーにはもってこいの素晴らしい山でした。
山頂まであと少しだった・・・


参加者:OB1 藤原  4CL村田  3sL西山 2WH勝木 E幕内

記:西山


5/13() 東京=新五合目  雨のち曇り

14時に本郷部室集合とした。しかし当日に村田さんと勝木から遅刻連絡が。村田さんは家族が車を使っていたという理由なので仕方ないが、勝木は気がついたら45分遅刻していたらしい()。流石である。そうして結局本郷を出発したのは15時半を過ぎていた。まず本郷から秦野まではsLが運転した。渋滞していたのとsLの初の東京での運転だったため秦野にたどり着いたのは19:00。予想よりかなり遅い。秦野のサイゼリヤで夕食を済ませ、村田さんの運転で登山口へ向かう。五合目手前で入山連絡を入れ、21:45着。ここで村田さんの水汲み忘れが発覚したが、トイレで天水を汲めたので解決。12天張り、22:15に就寝した。

5/14() 新五合目〜標高3350m地点〜新五合目    薄曇り
0450新五合目ー0514六合目ー0535たるみ05450605靴履き替え・アイゼン装着06180642六合五勺ー0657たるみ07150750七合目ー0858八合目09100950標高3350m地点10101048標高2650m地点11091125六合目ー1155新五合目
 
五合目ですでに雲海の上。さすが富士山。

予定では0430出発だったが、藤原さんのビーコン行方不明事件(結局あった)やトラーゲンやトイレに時間を食われ、20分出発が遅れた。朝の新五合目はすでに雲海の上で景色が素晴らしかったが、車が40台近くあり俗っぽさを感じた。登山口は柵で囲まれているが、越えられるので越えて入山。ひたすら登る。途中、六合五勺の手前で運動靴では越えられそうにない雪渓があったので兼用靴に履き替え、アイゼン装着。13分もかかったのでもっと早くして欲しい。六合五勺と七合目の中間地点あたりから雪渓の左側の夏道に復帰し、ここでアイゼンを一旦外す。この辺りから勝木がバテ始めてスピードがゆっくりになったが、高山病対策には丁度いいスピードだった。ここで運動靴より兼用靴の方が夏道でも歩きやすいことに気が付く。最初から兼用靴にしておけばよかったと後悔しているうちに八合目着。八合目では少し風が強まり、幕内と村田さんが頭痛を訴え、勝木は気力がないとナメたことを抜かしていたが、問題ないと判断し進む。八合目からも雪渓の左側の夏道を登る。藤原さん曰く一昨年は夏道は出てなかったとのことなので、今年は雪が少ないようだ。3350mに達したところでたるみにすると幕内が吐き気を訴える。
敗退記念

今シーズン最後のスキー!!!
これ以上進めそうにはないので、ここでモスって集合写真を撮って滑降開始。富士山の雪渓は素晴らしいザラメ斜面で、すぐに虜になった。斜度はそこそこあったが、いつもは怖がる勝木がスイスイ滑っていて成長を感じた。一方、藤原さんは3回コケていた。30分経たずして滑りきり、標高2650mの雪渓終端でSchi Heil!これが今年度最後のシーハイルだと思うと感慨深すぎて目から汗が…このあと運動靴に履き替えトラーゲンを組んで新五合目まで下った。新五合目に着いたところ、見知らぬおじさんに話しかけられた。何でも、5/11に富士山に入山した親戚(70)の行方がわからないらしい。無事を祈るばかりだ。その後、下山連絡を入れ、フロへ出発。すれ違う自衛隊車両に興奮しながらヘルシーパーク裾野に行った。もちろんFuro Heil!も忘れない。風呂の次はメシ。御殿場駅前の二郎インスパイア系G麺ふじおかにて打ち上げをし、湘南ドライブを楽しんで幕内を家へ送り届けた。残りのメンバーは20:30に本郷に着き、解散。お疲れ様でした。

まとめ
富士山は人がかなり多く俗っぽさを感じざるを得なかったが、それを考慮しても良い山であった。今回のように雪が緩んでいれば滑りやすく、日帰りスキーをするにはうってつけだと思う。これからもワンゲルで企画して欲しい。
また、富士山はアイピケ歩行の練習にもってこいだと感じた。雪訓@富士山もアリな気がする。

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