4月2週 巻機山・柄沢山スキー

 2月ごろから滑りたかった巻機山を滑ってきました。

柄沢山は(おそらく)ワンゲル初滑走になりました!次は厳冬期に行きたいです。

巻機山頂にて

メンバー 

新 2 年会:FH船引 

新 3 年会:E中尾、sL中村、W西村 

OB1:CL浦中 


4/9(金) 晴れ 

本郷=車=雲天 

車で雲天までアプローチした。雲天の駐車場で寝たが、雲天のおじさんは前夜泊するなら中 で寝てよいと言ってくださったので、これからは事前に連絡して入れてもらおうと思う。 

4/10(土) 午前中ガス、午後晴れ 

5:45 起床~6:59 出発~7:24twv 小屋 7:40~8:30 トラーゲン開始、アイゼン装着 8:44~8:53 井戸尾根 1000m 地点(西村・中尾と合流)小たるみ 9:01~9:21 5 合目~10:07 たるみ 10:20 ~10:35 7合目~11:10 たるみ11:26~11:48ニセ巻機山12:00~12:06避難小屋12:26~12:54 巻機山 13:16~13:39 避難小屋 14:00~14:10 ニセ巻機山 14:25~15:20 桜坂駐車場 15:30~ 15:38twv 小屋 

ヤマテンによると午前中は天気が悪いとのことで、出発を遅めにした。5:45 に起床し、6:30 過ぎには体操・ビーコンチェックを始められた。シールの装着、デポ品の整理、車の移動な どを済ませ 6:59 分発。小屋につき sub 装にする。前日の夕方まで降雪していた影響で新雪が 5cm 弱積もっていた。井戸尾根までの緩斜面で中尾と西村のシールに新雪がびっしりくっついて使い物にならないので二人はトラーゲンにした。はやめに井戸尾根にとりついたが、すぐに藪がでたので西村・中尾とお互い見える範囲で分離し、シールの 3 人は尾根 から外れ、シールで頑張った。ある程度進んでからまた尾根にとりつき、アイゼンをつけて トラーゲンし、二人と合流した。5 合目までの急登はアイゼンで行き、5 合目過ぎからニセ 巻機手前まではシール。ニセ巻機手前の急登は、ガチガチの雪の上に新雪が薄くのっており、 トラーゲンツボ足で突破したが、アイゼンをつけるべきだった。急登のあとは、斜面が硬め だったのでクトーをつけた。ニセ巻機山頂から小屋まではシールを外して滑走。西村の靴の バックルが壊れたがなんとかなった。このあたりからようやく晴れ、巻機山頂から米子沢に かけてのビッグな斜面が出現してテンションを上げつつ小屋にアバランチギア以外をデポ して巻機まで登った。

カルピス氷がいっちばんうまい

山頂では景色を楽しみながら長たるみし、滑走開始! 米子沢源頭を滑ったが、最高でした。小屋まで登り返し、ニセ巻まで登り返し、井戸尾根 の滑走。
ニセ巻にて。なかまたち

尾根上の雪は割とザラメ部分が多く、本当に滑りやすかった。井戸壁は藪のせいで
かなりめんどくさかったが、ほとんど転ばず突破(朝はあったパウダーが全部溶けていて残 念だった)。結局ニセ巻から 1p で駐車場まで下りられた! 

夜は小屋で十分な食事と快適な睡眠をとり、柄沢山に向けて英気を養った。








 

4/11 快晴 

twv 小屋 5:05~5:24 雲天 5:36=車=5:42 除雪終了点 6:02~6:51 たるみ 7:00~7:08 堰堤~ 7:51 二俣 8:15~8:57 たるみ(1500m 付近)9:16~9:59 1800m コル 10:15~10:42 柄沢山 11:00 ~11:15 1800m コル 11:39~12:15 除雪終了点 

3 半 5。中尾が股関節の痛みを訴え、今日の行程には耐えられないというので雲天で待っていてもらうことになった。小屋から雲天までの林道はガチガチに凍っており、滑走はかなり 難しかった。雲天から車で除雪終点まで移動し、シールを貼り付けて出発。西村は中尾の靴と板を借りたので装備は万全。 

堰堤までの沢沿いは水流が出ている箇所がかなり多く、来週以降の滑走は難しそう。二俣までは斜度は緩くシールでいくつもりだったが、前日夜の低温のせいでカチカチだったので、 堰堤をこえたあたりでクトーをつけた。二俣につくと、目的のビッグな斜面が現れる。標高差600m の無木立の大斜面、しかも斜度 30~35 度オーバー! 

実はこの斜面は少なくとも 2000 年代からはワンゲルで滑走できていないらしく、やる気が湧き上がってくる。

 二俣からはトラーゲンアイゼン。とにかく急で、本当にきつかった。

二俣から

だんご三兄弟



雪面も硬めなので気が 抜けない。すこし斜度がゆるんだところでたるんだが、かかとを突き刺していないとす
ぐさ ま滑り落ちてしまいそう。めちゃくちゃつらかったので浦中さんのカルピスの差し入れが 本当に本当にう
れしかった。そのあとも急登をこなし、1800m コルから空身で柄沢山を打った。快晴だったので 360 度の大
展望であった。実はここまで 4 時間 42 分しかかからず、 

山スキー百山の標準タイムを切ることができた!!!超うれしいです、本当にありがとう ございました。雪があ

る程度緩むのを待ってから、1800m コルから待望の滑走! ファンタスティック!でした。 

柄沢山山頂!


除雪終点まで誰も転ばず、たった 36 分で下りられた。 


1 件のコメント:

  1. 素晴らしい! 柄沢山からの下りはいいですね。
     1975卒OB 斉藤 篤

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