4月3週 新歓合宿 雲取山

 4/23~25に、新歓合宿として東京都最高峰の雲取山に登ってきました!





4/23()

東京=車=水根駐車場

 

一年会と二年会は19時までに駒場部室前に集合してもらう。中尾は実験が長引いて遅れるとのこと。重城(と途中参加の中村)は下北沢のトヨタレンタカーからハイエースを運転してくる。sLはレンタカー代の精算と免許証の登録をした後、走って駒場正門前に移動した。重城・中尾の車とsLの車に別れて水根駐車場を目指す。

sLの運転する車が高速の分岐を間違えて、結果的に神奈川方面から山道を二時間かけて奥多摩湖に降りるルートになってしまう。山道の途中で、一年会の谷君が酔ってしまい、車を止めると道端で吐いていた。すいませんでした。さらに、sLF共装を忘れていたことに気づき、中尾・重城の車に買ってもらう。すいませんでした。駐車場に着いたのは、sLの車が22:45分ほど。20台は止められる駐車場に止まっている他の車は2,3台で、十分にテントを貼るスペースがあった。(また、少し下ったところにかなり大きい駐車場もあった。)気温が高いのでオカンしてもらった。そこから、重城とsLで丹波山村村営駐車場まで車の片方を動かす。片道40分ほど。街道から駐車場へ至る林道に入る地点で、えぐい角度の切り返しが必要な地点があった。林道は10分ほど。



 

 

4/24()

水根駐車場0530~六石山登山口05450620たるみ06300725たるみ07350819六石山08410925城山09341000水根山10171035鷹ノ巣山11031117鷹ノ巣山避難小屋11191145日陰名栗山11501245たるみ12551302千本ツツジ13031336七ツ石小屋

晴れ

起床は4時半。湖の近くの谷ということでかなり底冷えした。テントを張らなかった事を後悔。昨日車酔いした谷君は回復しているようだった。

駐車場から登山口まで15分、登りが続く。六石山までの登りはネット資料通り杉林が続くが、ネット資料で散々言われていたほどは急ではなかった。尾根に登った後、途中から傾斜が若干ゆるくなる。



六石山で長たるみして初の集合写真を撮り、先へ進む。道の周りの木が切り払われているのは、防火帯としての意味があるらしい。将門馬場と城山の間の分岐で、トップの古田が道間違いをする。

鷹ノ巣山山頂付近でようやく視界が開ける。鷹ノ巣山でピークハントをするが、始めたタイミングが早すぎて誰も走る者はいなかった。それでも一年会を中心にペースが早くなる。頂上で、先に着いた中尾が棒アイスを振る舞ってくれた。この日は晴れてそこそこ暑かったが、見れば大きめの保冷バッグに、保冷剤を二つと凍らせた1.5lジュースを2本入れている。彼の荷物が妙に重かったことに納得。sLもオレンジジュースを配るがインパクトで負けている感が否めない。




鷹ノ巣山避難小屋の近く(小屋を通らない分岐ルート上で、小屋から50メートルくらい、小屋を目視できる位置)は平面が広がっていて、テントを張れそうだった。その後は尾根線上を進むが、日陰名栗山、高丸山の二つのピークの登りが結構きつかった。



高丸山を降りた後、千本ツツジに至る前にトップの古田が分岐で間違った方に進んでしまう。この時点で彼は2回道間違いをしており、彼のsLチャレンジは失敗となった。20メートル程進んでいて道が細く引き返しづらかったので、そのまま進ませる。その後、E R3と合流する地点でER3を一部使って千本ツツジに直登した。千本ツツジにツツジは一本も生えていなかった。



千本ツツジを超えると登りはほとんどない。小屋には水場あり。トイレもあって、協力金を入れる箱があったので500円入れておいた。ジュース、カップラーメン等も売っている有人小屋だった。テン場代を出す際に宿泊者の名前と電話番号のリストを要求された。登山計画書、本審資料を出せば良い。



まだ日が高く、暑かったので外サイトにする。小屋で飼っている黒猫が寄ってきて可愛かった。サイマスは塩野。メニューはミネストローネだった。一年会の谷君が米一合をハイエースに忘れていたが、sLが余分に持ってきていたので支障は無かった。分担して具材を切るのだが、間違えて明日の具材のキャベツやソーセージも切ってしまっていた事が後から発覚する。ソーセージはジップロックに入れて保存し、キャベツはミネストローネに入れる事にした。

茶飯を作るタイミングで4時になったのでWの池田、古田に天気図を書いてもらう。古田は合格だったが、池田は細かいミスが重なり不合格となった。その後テントを貼る。宴会は全体では行わなかった。sLの入ったテントでは、軽くトランプをして18:30に就寝した。

 

4/25()

七ツ石小屋05120519七ツ石山05260533ブナ坂05330558奥多摩小屋跡06100630小雲取06400658雲取山07300750小雲取〜0810奥多摩小屋跡〜0818たるみ08280835ブナ坂〜0900七ツ石小屋09301018たるみ10281050塩野の手当てのため休止11001120鴨沢

晴れ

 

起床は3時半、出発は5時。それぞれのテント(4張りあった)で火をたいて塩ラーメンと茶飯を作る。水が少ないので調味料の量を調整したら美味しくできた。その後テントを畳み体操をする。5:10にサブ装で小屋を出発する。デポする場所に関しては、前日に小屋の管理人さんに話をしたら山側の屋根の下に置いていいと言ってくださったので、そこに置いた。なお、この日は12時ごろから二時間ほど雨がふる予報だった。

七ツ石山までは急登。ワンゲルの1ピッチ目はゆっくり進むことになっているが、サブ装だからかトップ(塩野)が結構早かった。そのままたるみなしで奥多摩小屋跡まで進んでしまう。実にエアリア0.5倍である。奥多摩小屋の前にはヘリポートがあったが、当然テン泊禁止。この辺りの尾根からは、富士山がよく見えた。CLの中尾も南アルプスが見えると言って嬉しそうだったが、sLにはどの山を指しているのかよくわからなかった。



奥多摩小屋は完全に解体されており、テン場も封鎖されていた。標識等もなかったので、来年は解体された木材も残ってないだろうし、「道の右にある封鎖されたある程度広い平坦な地面」でしか奥多摩小屋跡だと判断できなくなっているだろう。小屋の先のピョコにはかなりしっかりした巻道がり、ピョコの上からの景色も大したものではなかったので、次回以降は巻道を本ルートにしようと思う。

小雲取山で重城が靴擦れを訴えたので、休止してテーピングをしてもらう。小雲取山頂は小高い薮となっていたが、山頂には標識が確認できた。雲取山でピークハントをする。尾根から雲取山小屋までの道が明瞭に見え、一年がすごい速さで走っていくのがよく見えた。一年会の石田が最も早く0648に小屋に着く。



小屋付近には偶然OB5の大橋さんがいた。大橋さんの銀マが未だにワンゲル内で流通している話をする。小屋のある場所が山頂と思いきや、真の山頂はそこから50メートル程奥に進んだ場所にあった。O B1の浦中さん、三年会の曽根に託されていたゼリーを振る舞う。

しばらく弛んだ後に小屋への帰路につく。塩野がトップでない時は速さは読み通りといった感じ。二日間の疲れもあったので、本ルートで七ツ石山を巻いたのはいい判断だった。七ツ石山へ登るルートと巻道の分岐で、池田が道を間違えたので修正させる。

9時に小屋に帰ると、前日個人山行に行って仮眠した後に午前3時から家から水根駐車場まで72キロ自転車を漕ぎ、そこからハイエースを鴨沢まで運転した中村が鴨沢から登山道を小屋まで登ってきたところだった。そこまでして合流してくれたことを褒める。



その後中村と合流して14人で鴨沢に降りる。細い山道が続いたが、途中、将門も一服したというちょうどいい広さの場所があったので、そこでたるむ、駐車場につく20分ほど前で塩野が捻挫したので、テーピングをする。塩野のザックを中村に持ってもらい、塩野に手ぶらでトップを続けてもらう。その後駐車場に到着。

 

総評

天気に恵まれたいい山行となった。1日目は登りが多かったが、隊全体に体力がありあまり苦にしていないようだった。Lは予備審資料の完全度の低さから、F共装の忘れ物まで、未熟な点がいくつかあった。

 


1 件のコメント:

  1. 大橋さんの銀マって何ですか? 1975卒OB 斉藤(大橋さん、お久しぶり!)

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