2018年11月4日日曜日

釜の沢東俣

寒さに耐えて釜の沢に行ってまいりました。(1日目は)天気も良く、眺めも綺麗でした。今年も沢中泊の経験ができてよかったです。
2018/11/6  記:曽根田



参加者:4梅宮さん* 3今本(N)、L 曽根⽥*、幕内* 2E 浦中(被4)、FHsW ⿊瀬(被2) 1W 井上(初2)



11/2(⾦) 東京=(電⾞+タクシー、⾞)=⻄沢渓⾕(道の駅みとみ)

 アプローチは最初電⾞を予定していたが、今本が集合できる時間が不確定なので急遽梅宮さんに⾞を出してもらった。電⾞組(幕内、浦中、井上)と⾞組(梅宮さん、今本、L、⿊瀬)に別れて出発となった。電⾞組は井上が集合時間に30 分ほど遅れたらしいが、井上の下界訓練後23:30 ごろには就寝できていたようだ。

 ⾞組は、今本が勝⽊から借りたハーネス類に確保器が⼊っていなかった(井上リーチ)ということで、東北沢駅で中津さんにリーチしてもらうなどしていたら遅れてしまい、今本の下界訓練もして25:00 頃の就寝となった。寒かった。

11/3(⼟) 道の駅みとみ5:50〜6:05 あずまや〜6:21 ⼊渓点6:40〜7:10 ホラ⾙のゴルジュ〜7:55 頃?⼭の神〜(たるみ2)〜9:31 釜の沢出合〜9:34 ⿂留滝下〜9:53 滝上〜(たるみ1)〜10:50 両⾨の滝下〜11:25 滝上〜12:35 ヤゲンの滝上〜14:25 8m 斜滝上〜15:05 サイト地

 林道区間を考慮して少し早めの出発。⾞は道の駅に停めて来たが、もう少し奥に登⼭客⽤の駐⾞場があったので今後はそちらを使うと良いだろう。吊り橋の奥で迷うことなく河原におり⼊渓とした。雲ひとつない良い天気だった。
奥に見えるは鶏冠山
入渓点下の登山道より
⼊渓後は基本的に巻道を進む。ホラ⾙のゴルジュは、報告はあったが、特に何も⾔わなかったところそのままスルーしてしまった。そうこうしているうちに例年fix を張っているポイントも特にわからないまま(fix を張らなければならないようなところはなかったように思う)、河原へ下りてしまった。河原へ下りたあと、沢を⼩さく巻く巻道があり、そこから河原にもう⼀度降りるときに⼿がかりを出して時間を⾷ってしまったが、結論から⾔うとわざわざその巻道を使わなくても川沿いを⾔った⽅が絶対早かった。

 ⼭の神はよくわからなかったが、地形図的にはもうそれを超えてながい河原歩きに⼊って⾏った。去年中津さんだけが踏破したじゃぶじゃぶポイントは、今年は梅宮さんだけが濡れずに踏破して、他の⼈は巻いていた。
あの黄色いのは何だ?

東のナメ沢
⿂留滝下まで2回ほどたるみを⼊れつつ進むが、例年よりかなり早い。何だよもう。絶対例年遊びながらゆっくり⾏っていただけじゃないか。今回は急かしつつ⾏ったから早いと⾔うのもあるけど、多分遊ばずに⾏けば90分くらいで⾏ける。

 ⿂留滝は左巻き。巻道に上がるところに去年はなかった新しいロープがついていた。巻道に上がるところは浦中TR で上げた。⽀点を取りに⾏った⿊瀬はまだセルフビレイの意識が⽢いようだ。
魚留滝

 千畳ナメを越えた先のナメ滝3つは左の残置のある巻道を使う。野猿の滝と書いてある6m 滝は右の巻道をフリーで通した。真新しいピンクテープが貼られていて分かりやすくなっている。
千畳ナメ
いままで急かしたおかげかだいぶ早く両⾨ノ滝下に着いた。真新しい看板の裏を⾒ると2018 年9 ⽉と⾔う⽂字がある。今までの新ロープやピンクテープはこのときに貼られたものなのかもしれない。両⾨の滝下ではこれまで抜きつ抜かれつしていたいくつかのパーティがたむろしていて、ここから⻄沢渓⾕まで戻ったのか⻄俣を⾏ったのかわからないがこの先は⼈に出会わなかった。ここは危ないと思ったので幕内と梅宮さんの両⽅に前に出
てもらう。結局トップは右の巻道をピンクテープ沿いに⾏った。初⼼者は沢床に降りるところだけ⼿がかりで通した。
両門滝
ここで、トップの判断基準が⽢いのではないかと⾔う話になり、ヤゲンの滝では積極的な指導に⼊る。結局右巻き下段⿊瀬⼿がかり、上段と沢床へ降りるトラバースは浦中の張ったfix で通した。指導とトップが噛み合っていなくて時間がかかってしまった。

 その上の8m 斜滝は、まず⿊瀬がピンクテープのついている右巻きを⾒る。右巻きは⼯作的に時間がかかりそうと⾔うことで浦中が⽔流左を試そうとするが少し怖いようだ。⿊瀬がTR を準備していた。ここで幕内からトップに左巻きが簡単と⾔う情報が⼊ったらしい。準備していたTR を解除して左側を浦中が⾒に⾏った。結局初⼼者を上げるのは左巻きのルートに決定した。最初、縦fix で上げようとしていたが、ロープが何回も曲がって
変な感じだ。⼀度張ったfix を解除したあと、結局左の沢上地形をTR 浦中であげてその先のトラバースはfix で通すことになった。浦中はボディビレイをしていた。本⼈的にはロープの屈曲が気になったらしいが、⽀点が本当にないとか余程のことがない限りアンカードビレイが安全です。結局ここでもかなりの時間を使ってしまった。⽇が翳ってきて寒かった。

 そのあとは天図の取れる時間内で、河原が広くなっている範囲の出来るだけ上まで進んでいこうと⾔う⽅針で進む。結局河原が広くなっているところの最上部まで⾏くことができた。GPSs によると1820m くらいの標⾼らしい。⾬も降らないだろうと⾔う予想のもと練習のためツェルトを1 張りだけ張って、サイト・天図・薪集めの各班に分かれて作業をした。

 ⿊瀬の天図を⾒ると次の⽇も⾼気圧に覆われていそうだ。前⽇に⾒たヤマテンでも⾬が降るとしても次の⽇の昼以降ということだったから⼤丈夫だと思われた。井上はラジオのノイズが酷くて全く取れなかったらしい。次回は複数の周波数を調べて来てね。

そのあと、サイトの続きをし、豪勢な焚き⽕をして夜8 時ごろ就寝した。
夜はやっぱり焚き火

11/4(⽇) 6:07 サイト地〜6:20 20×50m 下〜7:00 滝上〜7:35 30×100m 下〜8:00 滝上〜8:50 ポンプ⼩屋9:10〜9:20 甲武信⼩屋〜(甲武信ヶ岳往復)〜9:39 甲武信⼩屋9:50〜(たるみ2)〜12:52 ⻄沢渓⾕バス停

 朝は思ったよりもあったかい。曇っているおかげと⾔えば良いのだろうか。井上は昨⽇ミスがあったので今⽇も初⼼者扱い。
 
 サイト地から暫く登ると、20×50m 下についた。下段を⼆⼈とも左から登ったあと、上段がうまく確保できるかわからないと⾔うことで、⿊瀬が左⾼巻きをしようとしていた。結果的には⿊瀬は⾼巻きをやめて下段左TR、上段は浦中左TR となった。いざとなったら下りられるのだし、意思疎通もしづらくなるので先に上段だけあげて欲しかった。TR の⽀点は⼆⼈とも良い⽀点である。
20×50m
次の30×100m 下に⾄るまでに沢中に少しづつ氷が現れ始めた。とはいえ⾏動に問題はないのでそのまま進む。

30×100m
右側に氷が張っていて怖い
30×100m は右が容易に登れるはずだが、下から⾒るとその脇に氷が⾒える。氷の影響でどうなるかがわからず怖い。右側は浦中に注意して⾏かせ、⿊瀬は右巻きを試した。結局浦中の⾏った右側が容易で、下段は沢床に下りた⿊瀬TR、上段浦中TR して⽊賊沢の左岸についた。このあたりからガスって来て、⼯作待ちの間はすごく寒かった。
そのあとは、⽊賊沢を渡って本⾕との中間尾根の上にある道を暫く⾏き、本⾕に戻ってナメ状の沢床を暫く登った。詰めて甲武信⼩屋のポンプ⼩屋に着く。この先は道があることがわかっているのでここで沢装解除してしまった。この頃からポツリポツリと⾬が降ってきて寒さに拍⾞をかけてきた。何だよもう。

 そのあとは、甲武信⼩屋について、サクッと甲武信ヶ岳を打ち、戻って徳ちゃん新道をゆるゆる下りて⻄沢渓⾕へと帰って⾏った。

総評:11 ⽉の釜の沢は寒かったが、下の晴れているところは景⾊も良く楽しめた。沢中泊も出来たし、トップも⼯作回数こそ多いと⾔えないものの良い経験になっただろう。

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