2018年6月9日土曜日

藪トレ 金城山(〜巻機山)

藪トレと称して、金城山〜巻機山の稜線を繋ごうとしましたが…
1年会4人+上級生3人
いい笑顔だね!

記:曽根田
○参加者
CL西山* 根岸(3) 3今本* sF來住 sL曽根田* 幕内* 松峯(2) 2E浦中(2) WH黒瀬* F仲渡(0)
1 井上 江崎 小林 柳沼   (カッコ内は山行前のトップ日数)


6/8() 東京=()=観音山登山口▲0
 アプローチはハイエース2台。本郷4限で終了の、根岸さん・幕内に本郷から駒場に車を持って行ってもらう。駒場組は根岸さん・幕内と仲渡・1年会である。18時半(5限後)集合にした。本郷組は19時集合、それ以外のメンツで行く。
 どちらの車もなんやかんやで予定より遅れ、23時過ぎに観音山登山口に着いた。ワンゲルはアプローチの読みが甘いと言われ続けているが、今回もその一例になってしまった。
 僕と西山さん・根岸さん・幕内で巻機山小屋へ車をデポしに行き、帰ってきたら12時近かった。
 4年会は車中泊、3年会以下は雨が降る可能性を踏まえて登山口近くのお宮にテントを張らしてもらった。僕と仲渡はお宮の庇の下でオカンした。

6/9() 曇り時々雨 ▲0 4:385:153合目5:275:575合目〜6:086合目6:186:307合目〜6:49滝入りコース分岐〜7:14水場8:089:07避難小屋9:3010:262つ目のピョコ10:3611:15靴が壊れる(引き返す)12:1513:081つ目のピョコ13:25(靴の処置14)14:29避難小屋
 4時半出発。先週と違い蒸し暑い。金城山頂上はガスっているようだ。4合目過ぎにロープがあるが問題ない。次のたるみで僕はペンを落としてしまい、予備のペンに切り替えた。6合目過ぎで登山道が小さく崩壊しており、右に新しい登山道がついていた。ここら辺でガスに突っ込んだ。7合目過ぎにも鎖場があり、岩場のトラバースで1年会を挟んだが、正直要らなかった。
 水場付近は水の流れる音がする。水場は看板があるが分かりにくく、トップは見落としていた。そこから踏み跡なのか、小さい沢なのかわからないところを3分ほど下ると、水の流れる沢に着いた。少し上流に向かうと水汲み適地がある。なお、下った小さい沢には雪が少し残っていた。あと、水場に着いたあたりで雨も降り出した。
 水汲み終了した1年会井上を先に戻らせると、下りてきた沢の手前にある間違い沢に入って行く。慌てて呼び戻し、1年会は2年会以上をつけて行かせることにした(のに、間違い沢に入ろうとする2年会以上の人もいた)。踏み跡の登りは滑りやすかった。道の水汲みだが、雰囲気は藪中の沢に似ていた。一人4発はやっぱ重いなぁ。
 金城山は山頂標識手前に岩場があり通過に時間がかかった。程なくして避難小屋に着いたが、松峯が気持ち悪さを訴えたので暫く休ませた。20分ほどで一応回復したので、進むことにするが、松峯は本隊に入れる。藪装をつけて出発。
 トップは基本根岸さん・松峯・浦中・黒瀬・仲渡で回すつもりだったが、松峯が回復するまで今本や幕内にも(指導として)出てもらうことにする。避難小屋の少し先の沼の右から藪入り。トップはすぐに尾根を見つけた。その先少し二重稜線ぽくなっているところがあり、左側が崩壊している。
 藪は薄めの灌木が主体で所々踏み跡っぽいものがある感じで快適だった。1個目のピョコ手前あたりの場所は、頑張れば2張張れそう。トップは1個目のピョコに着いたことを報告してくれなかった。角度とかも大事だがそういうことも報告してほしい。2個目のピョコ手前は右側が切れていて若干怖く、一応1年会は挟んで通した(が、個人的には要らなかったと思う)。2個目のピョコでたるみ。トップ根岸さんはバテ気味だが次も頑張ってもらう。
 次のピッチも割合順調。本隊誘導仲渡はまだあまり上手くなく、少し1年会(特に小林)を消耗させ気味だが、こんなものだろう思える範囲内。
 それは突然だった。小林が靴が壊れたことを報告する。ソールが剥げて中が見えており、パッと見で修理は不可能。1年会を尾根上の大きな岩の周りのたるめる所に上げて、前に出ていた西山さんを呼ぶ。僕は、同じサイズのスニーカーを持っている人がいたら交換して進めないかとも思ったが、西山さん的にも「藪だと、なんとか行けなくはないがボロボロになって滑るからやめたほうが良い」とのこと。僕もだんだん冷静になってきてそれと同意見になった。藪sL/L権者の数的に分離もできない。撤退決定。不幸な事故だから仕方がないか、と諦める。イワキの頭まで着いていたというトップを戻して引き返す。金巻はきつい企画であることは僕も承知で、撤退になりうる原因もいくつか考えていたが、これは予想外で、頭では理解できても心が付いて行けなかった。
 結局、同じサイズのスニーカーを持っている人はいなかった。仕方がないから、同じ靴のサイズの西山さんの靴を小林に渡し、西山さんが小林の靴をガムテでぐるぐる巻きにして戻ることにする。
 藪中サイトもしたかったが、途中張れるところが2張までのこと、尾根が細く周りにオカン適地も少なく、雨でオカン者が体力を失うのも怖いことから、金城山の避難小屋まで行ってサイトにする。
 トップには回復した松峯も出てもらうが、遅れがち。一応トップに金城山手前で水汲み(の練習)ができそうな雪渓が無いか見つつ行ってもらうが傾斜的にあまり期待はしていなかった。途中西山さんが履いた靴のガムテープは剥がれてしまい、修理し直した。やはりあの靴ではそのまま進むのは無理だったろう。
ガスの下の撤退

 小屋に着いた後、僕は小屋前に3張張れるスペースがあったのでテントを張ろうと提案したが、小屋があるのにテントを張るなんてありえないという雰囲気だったので小屋サイトにした。
 次の日の方針は(藪中の)靴がない以上、分離は不可避。夏合宿道隊の來住は確定。1年会は小林以外は行きたいという。小林も疲れているが、明日の自分の状況によっては行きたいそうだ。結局、小林が明日行かないなら、來住と小林を小屋デポし、小林が行くなら、來住と、小林と靴のサイズが同じ幕内(藪合宿参加者だが、既にL権を持っていること、車の回送が頼めること、他のメンツは隊的に必要orトップ訓練してほしいので一番妥当と判断)が小林の靴をガムテで補修して履いて、先に下りてもらい、車を回送してもらうことにした。
 次の日は15時には下りたい・金城下りに3pかかることから、(少し余裕を見て)8:00リミットで北入の頭を目指すことにした。読みだと4p以上かかり、たどり着けないので、隊を早くするためsub装、1人1〜2発とする。
 夜は鍋。美味しい。その後宴会して19時ごろ就寝。結局小屋で14人は狭くて無理なので、45天1張張って、4年会・松峯と僕がテント泊した。
 
6/10() 晴れ時々高曇り  4:30(たるみ12)5:40昨日の岩〜6:01イワキの頭〜(たるみ10)7:54北入の頭8:21(たるみ13)9:47イワキの頭〜10:192つ目のピョコ10:2911:05避難小屋11:3012:07水場〜(たるみ10)12:30滝入りコース分岐〜13:127合目〜(たるみ10)13:405合目〜14:053合目14:1514:43観音山登山口
(分離隊)避難小屋~(33分間)〜水場〜(21分間)〜滝入りコース分岐〜(15分間)〜7合目〜(16分間)〜5合目〜(22分間)〜3合目〜(25分間)〜登山口

 小屋泊だが、北入の頭を討つために、絶対遅れたくないので34半。朝はCHP。結局、小林も行きたいということで、幕内・來住を分離。
ヤッター!晴れたー!

 天気は晴れ。最高なのになぁ。トップは黒瀬を本隊誘導にしてそれ以外のメンツ(根岸さん・松峯・浦中・仲渡)でやってもらうと、予想以上に情報が錯綜してチグハグ。明らかにピョコじゃない所にトップがいるのに、トップがピョコに着きましたという報告があって、さすがに昨日通っただろう!と思った。角度も大雑把で明らかに130度くらいあるのに110度ですと返してくる場面もある。遠くのピークまでの角度じゃなくて、今いる尾根の角度を測ろう。次のたるみでお叱りを入れた。
 そこから先は、マシにはなったが、やっぱり(谷後では去年の藪隊の3年会が普通に前に出ていた・昨日も幕内や今本が前にいたことを考えると、彼らだけでは)初トップだな〜という感じ。特に互いの位置確認の頻度が少なく、何度も声が届かなくなりそうな時があった。あと、松峯は(特に登りで置いて行かれがちなので)もっと頑張ろう。
 イワキの頭から先は、それまでよりは灌木が少し濃い。所々に笹。尾根がくねくね曲がり、地形図にない小ピョコなどがあって角度が不安定だった。あと、特に右側は切れているので注意が必要である。このあたりから日差しが暑かった。あと、途中、中継根岸さんがピョコを巻けるからとトップの通っていないトラバースを指定してきたが、それはもう後ろから本隊誘導に指示して、尾根上を行かせた。
 コルから先の登りはそこそこ灌木が濃い。こういう所は勢いも必要かなって思い、ロングピッチを切って一気に北入の頭まで向かった。
北入の頭

 北入の頭からはその先が良く見える。気持ち良い。巻機への行きたさが高まってしまった。最低鞍部は結構近くに見える(が、過去FBだと時間がかかるそうだ)。最低鞍部の奥のちょっと登った所には、テン場にできそうな砂地も見えた。一方、11年にあった雪渓は基本的に残っておらず、水汲みは厳しそうだ。
 北入の頭では25分間のたるみ。東峰に行くメンツを募るが、往復15分かかると言うと1年会が皆尻込みしてしまった。それもそうか。sL/L権者的に残る人が必要だが、西山さんに甘えて、僕と、今本・浦中・黒瀬の4人で行った。足首〜膝丈の笹・灌木で薄い。片道3、4分だった。
 北入からは戻るだけである。途中までは日差しがきつく暑かったがじき雲が出て涼しくなった。途中のたるみで西山さんが1年会に靴紐の結び方を基礎から教えていた。これは2・3年会でやるべきだったという意味で反省である。黒瀬はたるみで軍手をなくし、1年小林から貰っていた。
 最後の方のピッチは、口酸っぱく「位置確認しろ・情報を回せ」と言ってたお陰か、朝に比べて大分改善されていた。
 藪抜けして避難小屋へ。本ザックづくりは1年はまだパッキング初心者という感じ、夏合宿に向けて早くするように心がけるよう言っておいた。
 そこから先は、普通の道と思いきや、所々にある鎖場やロープ場の通過に時間がかかり、読みより伸びてしまった。登りではあまり気にならなかったロープのある所は、下りだと結構渋い。それでも、ロープ場の減る7合目以降は、読み通りに進み、登山口に着いた。
 登山口では分離隊が車を回してくれていた。ジュースの差し入れもあってありがたい。彼らはあれからもう一度寝て、8時くらいから下ったらしい。あまり藪を漕げなくてごめんね。
 その後、(警察のおねえさんに免許証をチェックされるとかあったが、)金城の里で体を清め、湯沢の人参亭で打ち上げして、18時ごろから高速に乗り込み、東京に向かった。

総評
 天候的には完遂可能だったと思われるだけに、予想外の事態で敗退したのが残念だが仕方ない。景色はよく、藪も気持ちの良い薄い灌木だったので1年に藪の良さは伝わっただろう。2年(トップ勢)RFとかはないものの、実質彼らだけで初トップとなり、基本的なことを習熟できたと思う。

 あと、金巻は道区間が長くRFも無いので、今年みたいに各sLが突っ走って大変なところを出しまくると言うのではなく、ちゃんと調整した上で、一番キツイ企画として出すなら良いかと言う感じである。

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