2017.12.10(日) 日帰り
面子 : 川原(記)、村田
今週の雪訓は寡雪のために中止になってしまった。しかし折角の好天を逃す手はないということで、冬面子の4年で谷川岳へスキーに行ってきました。滑れる斜面は限定的でしたが、素晴らしい晴れ、景色、雪質!しかも慶応ワンゲルの皆様とバッタリというおまけ付き。いい初滑りでした。
*写真多め、滑走動画あり
*写真多め、滑走動画あり
時間 :
ロープウェイ天神平駅0900 - 0930雪訓BC(通過) - 0955熊穴沢避難小屋1010 – 1040天狗の留まり場(1670m)1050 – 1121肩の小屋(スキーデポ)1128 – 1135トマノ耳(通過) – 1150オキの耳1157 – 1210トマノ耳 1212 – 1215肩の小屋1245 –(滑降)- 1255(1840m地点) –(登返)- 1307肩の小屋手前(1910m)1313 –(滑降)-1326天狗の留まり場1340 – 1357熊穴沢小屋(通過) – 1414雪訓BC(通過)-1426雪訓場所(スキー場上,1460m)1445 –(滑走)-1455天神平駅
(企画段階)
雪訓の中止連絡は木曜日。天神平で積雪30-40cmでは訓練にならない。しかし、天気予報を見ると日曜日の天気は(新潟も群馬も)晴れ。こんないい日を逃がす手はない。しかもせっかく雪がたまっているなら、ぜひ山スキーをしたい。そういえば、村田が審議で”日曜だけでも谷川雪訓に顔出そうかな”と言っていたことを思い出し、声をかけた。話は一瞬で進み、日曜の朝アプローチで日帰りすることに決定。簡単な計画書を書く。
(当日)
朝の5時半東京発。村田車にスキーと荷物をのせ、早朝の関越道を走る。日が出てくると、富士山、浅間、上越方面の山々などが浮かび上がってくる。上越方面は標高の低さに反して真っ白。期待感でテンションが上がる。ロープウェイ駅周辺まで来ても路上の積雪はほとんどなく、11月下旬といわれても違和感のない景色だった。ロープウェイ駅ではスキー客以上に登山者と山スキーの人が目立つ。気温は相当高く、防寒具不要。風もないので手袋すら不要。入山者が多いだけあってトレースはばっちり固められているが、せっかくなのでシールを張って出発した。谷川岳がよく見えていて、間違いなく去年より黒っぽい。すぐに去年の雪訓のBCを通過。去年テントを張った場所は雪が少ないせいで細い灌木がたくさんでており、ほかに張れそうな場所もない。もし雪訓を強行していたら面倒だったかも。さらに進むと階段、木の根などの段差がところどころ露出していて、二回ほど板を外して通過した。尻出し岩も夏道を通って巻き、ピッタリ1pで熊穴沢小屋についた。
KWVの皆さんと |
オキノ耳。いつもの雪訓では来ない |
ここからは急登なのでトラーゲン。去年はちょっとした雪稜になっていた部分だが、今日はまだ下の岩と鎖が出ていて、スキー靴のツボだと少し面倒。ゆっくり歩く10人くらいの集団がいて、行列になっていた。天狗の留まり場からは滑走予定の斜面がよく見える。どのラインを滑るか相談しつつ、ちょっと休憩。またスキーを履いて登りだす。後半は斜度が増しきてしんどいが(暑い!)、順調に登って肩の小屋へ。小屋の陰にスキーをデポし、アイゼンをつけて山頂へ。
万太郎山方面 奥は北ア |
さあ、滑るぞ!(一本目は右下の岩まで) |
さあ、いよいよメインイベントの滑走である。今回は4年会二人だけ、視界もいいとあって、一人ずつ一気に滑り、動画をとることにする。一走目は村田。スキーは今年の5月以来だと言っていたが、あいかわらずうまい。気持ちよさそうに滑っていき、あっという間に目標の岩のところについていた。次は自分。はじめのうちは見事なパウダー斜面。横幅も十分広いので大きいターンで快調に飛ばせた。実質滑っていたのは40秒くらいだったらしいが(GPS記録より)、とても気持ちが良い。トレースが十分すぎるぐらい固まっているので、登り返しはトラーゲン。
(一本目、川原)
二本目。一本目は少し尾根に寄っていた感があるので、次は沢筋に沿って滑っていくことにする。今度の一走目は自分。吹き溜まり気味になっているらしく、一本目以上に素敵なパウダーボウル。笑いが止まらない。やはり快調に飛ばしていくが、雪がいきなり深くなるところで足をとられて転倒。調子に乗りすぎるとこうなる。外れたスキー板が刺さっているところまで5mほど戻らなければならず5分ぐらい余計に時間を食ったが、無事復帰。目標位置まで滑り、カメラを構える。村田は危なげない滑りですいすい降りてきた。いやー楽しかった。あとは天狗の留まり場までさっと戻り、滑ってきた斜面を眺めつつトラーゲンを組む。
(二本目、村田)
滑走部分のGPSログ |
最後はオープン前のスキー場を滑って天神平駅へ。日陰で少し雪が固いのと登山者の足跡でボコボコなせいもあって、結構滑りづらい。最後の最後にスキートップが倒木に刺さって前転したのはご愛嬌ということで。あと、シーハイルを忘れていた。。。
雪訓場所より |
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