2009年度山行No.6 沢L養成 勘七の沢・小草平の沢(5/10〜5/11)
企画者:広瀬
面子 3広瀬、3大城、2鈴木、2長崎
沢L養成としては定番の沢。
この辺りは飽きてきたというか、安心感があるというか、、
思い出補正的なものがそのうち・・・
5/9(金)
渋沢=大倉▲0
渋沢駅に8時集合の予定を9時に遅らせる。結局9時27分渋沢発の最終バスで大倉へ。
時間も遅いし、昼間の雨で地面が濡れてるだろうから大倉で泊まることにする。
緊急連絡先にも遭対にも電話が繋がらなかったので仕方なく高橋に連絡を入れて就寝。
5/10(土) 晴れ
大倉3:30-4:40出合5:00-F2上6:35-F3上7:20-8:45F4上9:00-F5上11:45-13:45水涸れ地点14:00-14:50花立山荘15:15-(16:00〜天気図)-16:40出合
審議資料の地図で出合までの林道をあやふやにしてしまっていて少し戸惑う。普段より手前で入渓してしまった。
サブ装を作って入渓。今日は大城が初心者役。
最初の2つの堰堤は左の道から巻く。この堰堤の上まで車が入ってるし本来ここから入渓するのだろう。
次の堰堤は鈴木が左を手がかりで通そうとするが、高度があり危ないのでTRで通すように言う。長崎が左の踏み跡から高巻いていたので結局そちらを通して懸垂で降りると鈴木が判断する。TRの方が楽だったろうに。
F1は鈴木が水流左をTR。落ち口付近の残置ハーケンをランナーにとる。
F2は長崎が右壁をTR+手がかり。上がった所は狭いので、上げた後のことを考えておくべきだった。とりあえずセルフビレイを取らせて先を見に行く。少し右に上がると踏み跡があるので、踏み跡まで手がかりで上げてから踏み跡を通して堰堤上へ。
F3は左に残置がいくつかあるが少し難しそう。右をへつり気味にTRで通す。
F4は下段をTRで通し、上段の下までFIXで通し、上段は2段TR。全部一本のザイル。FIXはハーケンを数枚打った。
上段は2段TRだったが、切り替える部分が狭くてかえって良くなかったような気がする。それ以外は問題ないだろう。F4上でたるみ。
堰堤は1つ目左TR、2つ目左フリー、3つ目左TR+手がかり、4つ目右フリー、5つ目左フリー。1つ目と3つ目は意外と難しかった。
F5-15mでリード練習。自分が左から巻いてTR。巻きは踏み跡があるが落ち口は少し危なかった。
リードは鈴木トップ長崎ビレイヤー。ハーケンも入りやすく問題なかった。
F6は遡行図と違いゴルジュの手前にある。左→右とTRで通す。
ゴルジュの中の小滝で何回かTRや手がかりを出す。F7は水流中をTR、F8は左フリー。
この辺りで水涸れと遡行図に書いてあり、実際伏流になっていたので水を汲んでたるみ。
少し進むとすぐ水が出ている。F9は右クラックをTR。
F9の少し上で水涸れ。2本目のザレをつめて花立山荘付近に出る。ここで沢装解除して休憩。登山客が食べてるかき氷がおいしそう。
途中で天図をとって出合まで下りる。小草平の沢を渡渉する所で遅れていた長崎が登山道を見失って小草平の沢を下降しかけていた。
出合で待っていても来ないので大城が探しに行って連れて帰ってくる。
デポ地では大城の荷物が荒らされていて朝食用の餅が全部なくなっていた。無念。
米がなぜか焦げたりして悲しかったが、豆乳鍋はおいしかった。
差し入れを食べて焚き火をして就寝。
5/11(日) 晴れ
出発4:45-6:25F2の上の滝の上6:40-F6上9:10-9:35堀山の家10:00-10:40出合
3:30起床。麻婆春雨餅の餅がないので大城が差し入れとして持って来ていた魚肉ソーセージのようなものを焼いて食べる。
初心者役は自分。
最初の堰堤(前日左巻→懸垂下降で通したところ)は左TR。こっちのほうが早い。
小草平の沢に入って最初のF1は右壁をTR。長崎が登るのに少し手間取っていたよう。
F2は3段で、一本のザイルで右、右、左と3段TR。
2段目を登った所で長崎が腕の痛みを訴える。上手く曲がらないとか上手く動かせないとかで実際登りも不安なのでここから長崎を初心者役にする。
F2からF3までの滝はどれがどれだかわからないが、2回TRを出す。
一つ目の滝の上で少し早いがたるみとする。長崎の腕のこともあるが、朝食が少なかったのでお腹が空いていた。
F3-5mは水流左をTR+手がかり。その次の小滝でTR。
4m、2mは2段のようになっていて、TRで右に上げて落ち口までFIX。
4mCSは左TR。その次の2段4mくらいの小滝でTR。
核心?のF4大滝(7m)も大したことはなく、右壁をTRで上げ、落ち口まで手がかりでトラバース。
F5手前、F5でそれぞれTRを出す。ツメも踏み跡があり楽。
堀山の家で沢装解除して下山。あっという間だった。
短い沢だがザイルを出すところはたくさんあるので養成には十分適していると思う。
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