2022年1月11日火曜日

年越し 聖岳東尾根

 

メンバー

OB1:CL浦中

3:sL中村、E原、W須藤、西田、中尾、H西村、sW三田

2:F福家、船引


11月の五竜岳の下山中、「俺らなら今までのワンゲルのレベルを超えた難しい登山をやれるんじゃないか」というアツい話を浦中さんとしていた。そんななかで年越しで行く山域を、去年様々なトラブルによってアプローチさえできず悔しい思いをした聖岳に決定した。そして、登るルートは去年の計画とは異なる東尾根とした。

11月末の下界訓練からおよそ1か月、東尾根に行くための練習・トレーニングを行った。年末年始の強烈な寒波に襲われ決していいコンディションとはいえないなか、10人全員で登頂に成功し無事に下山できたことは、今まで経験したことのない圧倒的な達成感を感じさせてくれた。仲間との結束もより一層強まったと感じている。ありがとうございました。

あけましておめでとうございます!



12/30 雪

沼平ゲート13:50~14:35たるみ14:47~14:53青薙山登山口~15:33中の宿吊橋~15:38たるみ15:49~16:25たるみ16:35~17:26赤石トンネル


ヤマテン、SCW、windyを見て、30日入山を決めた。ゲートまではタクシーで2時間半、1人5500円。高すぎる~。ゲートには夏山の期間と年末年始に限り登山指導センターが設置されており、計画書を提出できる。

ゲートでは28に入山して東尾根から聖、茶臼と周回してきた登山者にあった。3人のうち1人は東大のOGだそうで驚いた。

雪がそれなりに降っており、すぐに林道も3㎝ほどの積雪となった。聖沢登山口にたどり着く前に赤石トンネルを通るのだが、濡れないということでここで幕営することにした。最初は快適かに思えたが、風の通り道なのか夜中から強風になってしんどかった。安易にトンネル内でテントを張るのはやめたほうがいいです。

林道


12/31 雪

赤石トンネル6:45~7:07聖沢登山口~8:13東尾根取付き8:36~9:381700mベロ9:48~10:40たるみ10:50~11:17たるみ11:23~12:16たるみ12:26~12:45JP~(たるみ10分×3回)~15:55白蓬の頭


56半とした。朝起きるとトンネル内に大量に雪が吹き溜まっていた。気温も-6℃で思ったより低く、外に出していた水が凍っていた。猛省した。また、外に出していたザックのバックルというバックルが凍ってパッキングに大変苦労した。そのせいで出発が遅れて申し訳ない。あんま外に出すのってよくないんだなと思いました。

昨日より林道上の雪も増えており、5~10㎝くらいはあった。登山口から東尾根取付きまでは赤テープがバチバチに打たれており、トレースがなかったが迷う心配はなかった。取付きの直前の斜面は、土に新雪が20㎝ほどのっているだけでめちゃくちゃ登りづらく、危なかった。

尾根の取付きにはわかりやすく張り紙がしてあり、絶対に迷わないだろう。ここからの急登も20~30㎝の新雪のせいで滑りやすく苦労した。1700ベロ手前くらいから雪は増え始め、膝下程度。ここからは一人3分ほどラッセルして最後尾に回るというサイクル。JPまであがるにつれて雪は増え、最終的に腿くらいまできたが、滑るのでわかんはつけなかった。また、尾根が広がっているところは帰り迷いそうだったので、積極的に赤布を打った。ただ、もともとかなりのピンクテープがついている。

JPにつくと、椹島方面の尾根から上がってきた人が幕営していたので話を聞いてみた。白蓬の頭手前までラッセルしたが、胸まで沈んだのであきらめたらしい。ラッセルのお礼をして出発した。すぐにわかんをつけ、トレースをたどる。一人分のトレースなので、トップはそれなりにしんどい。1分ほどで交代するサイクル。白蓬の頭まであと標高100mほどのところでついにトレースがなくなった。本当に胸まで沈むので、トップ2人が荷物をおいてラッセル、5mほどで交代して荷物の回収に行く、というサイクルをまわすことにした。本当にしんどいが、10人いて本当に頼もしい。1時間ほどかけて白蓬の頭にたどり着いた…!

平坦な雪面が広がっており、風も完全にさえぎられるので快適な幕営地だった。

JPまでの登り。


1/1 快晴

白蓬の頭8:10~9:04限界下9:24~11:10奥聖岳~11:49聖岳12:02~12:35奥聖岳~14:15限界下14:30~14:55白蓬の頭


あけましておめでとうございます。

朝のうち暴風という予報だったので、6半8とした。予報では今日暴風、明日は弱まるとのことだったため、停滞することも考えていた。しかし、めちゃめちゃ晴れていた(し早く帰りたかった)ので、アタックを決めた。

腰から腿程度のラッセルだったが、サブ装&10人ということで早く進んでいく。ただ、木がかなり密でルーファイが難しい。しばらくすると、尾根上にある夏道についているピンクテープが見えるので、それに従えば迷わない。二重稜線のところも、ピンクテープがあるのでなんなくクリアした。限界上に出ると強風。わかんで膝下程度しか沈まない。少し平たんになったところで隊を5:5にわけた。先発隊を中村原三田船引西村、後発隊を中尾西田須藤福家浦中さんとした。

2800pを越えたところでナイフリッジが始まり、雪も硬くなってきたのでわかんからアイゼンにかえた。ここからはかなり風が強く、緊張感が高まる。

核心部前の平坦なところで一瞬たるむ。

核心のミックスルートは、登りはかなり緊張感があるがロープはいらないと判断した。ここを越えるとあとは簡単だが風下でラッセルさせられるリッジを行き、奥聖岳に登頂。圧倒的な達成感。ここからは暴風のなか平坦で安全な稜線を歩き、聖岳に登頂!この達成感はワンゲルで行った山行でぶっちぎりで一番だと思った。下りは、5分ほど後発隊に風よけできるスペースで待ってもらいスタートした。核心部は太い灌木を支点に懸垂した。2人目の三田のHMS環が凍ってあかなくなってしまった影響でかなり時間がかかった。下で待っていたsLは風で寒すぎたのとゴーグルが凍って前が見えなかったことで気が狂いそうになり、風をよけられるところまで降りてしまった。ゴーグルは一度もとってはならないという教訓を思い出した。

後発隊はもっと時間がかかってしまっらしい。

先発隊は、5人そろってからは一度もたるまずに限界下までくだった。シャリバテで本当にしんどかった。限界下でわかんに換装し、白蓬の頭まで戻ったが、風でトレースが消えかけていてビビった。テントにつくと、心の底から無事に帰れたこと、ともにラッセルし核心部を乗り越えた仲間への感謝があふれ出た。

奥聖へ。核心は尾根が合流する手前のところ


1/2晴れ

白蓬の頭6:37~7:44JP7:56~8:27たるみ8:36~9:221700ベロ9:35~10:08東尾根取付き~11:00聖沢登山口11:10~11:30赤石トンネル(荷物回収、靴履き替えなど)11:50~14:18沼平ゲート


56半。ついにテントで寝なくていいと思うとすごくうれしかった。トレースあるし一瞬だろうと思ったら、1日の強風でほとんどトレースが消えていた。またしてもラッセル…‼

だが10人隊でほんとにスピーディであった。JPからは非常に滑りやすく苦労した。大量の赤布のおかげでまったく迷わない。

東尾根取付きで微妙に電波が入るので、タクシーを予約しようと思ったら、声が届かない!重城に下界から電話してもらい、事なきを得た。新年早々感謝してもしきれない。

急斜面の下りは手がかりのロープを出した。

赤石トンネルで靴を履き替えたら、凍っていてこのシューズ史上イッチバン硬かった。

中尾がわかんをなくしたことに気づいて取りに戻ったが、見つからなかった。

ここからひたすら14㎞林道を歩いた。西田とだらだら歩いていたら、トップの須藤は鬼のようなスピードえ歩いたらしく、15分も差がついてしまった。

中尾が戻るまで中尾のザックを運んであげてる



0 件のコメント:

コメントを投稿