2021年8月13日金曜日

夏企画 烏帽子岳

文責:中尾

 

200名山針ノ木岳・烏帽子岳、300名山爺ヶ岳・蓮華岳を45日で縦走でき、体力的にもきつい日と緩い日が交互にきて岩場のトレにもなる神企画。佐々木成政の伝説的なさらさら越えの舞台である針ノ木峠に行きたいというLの願いは、台風10号の置き土産と季節外れの梅雨前線もどきによって粉々に破壊された。 


参加者: 3H須藤、L中尾、E西村、W福本 2F池田 1朝比奈、石田、大坪、谷

烏帽子山頂

 

8/10 東京=(電車)=信濃大町=(タクシー)=七倉温泉 (大町で曇, 七倉温泉で雨)

東京を10時に出て18切符で大町へ。予報だと13日と14日がとても悪そうなのでLの心は沈んでいた。電車に乗りながら計画を考える。アンケートでは針ノ木が人気だったので扇沢からER1で針ノ木峠に初日泊まり、針ノ木蓮華を打って船窪小屋に2日目に泊まり、ER2で下山する方針にする。なんだ、日数は短縮されてもメインピークは打てるのではないか。早速小屋に電話してテント場の予約を全て変える。大糸線からは有明山がよく見えて針ノ木もかすかに見える。希望が出てきた。16:25に信濃大町に着くと、駅の放送で扇沢には行けないと言っている。バス乗り場で聞いてみると扇沢では土砂降りで、歩行を含め全面的に通行止めとのこと。扇沢の通行止めは前例が少なく、明日になってもいつ開通するかわからないらしい。なんてことだ。大町では一滴も降っていないというのに。仕方がないので逆ルートで烏帽子船窪の縦走を目指すことにし、タクシー2台で七倉山荘に向かう。Lのタクシーは5人乗りで、Lは前の真ん中に座る。当然シートベルトはない。6人と大量の荷物を乗せたタクシーは上り坂のたびに苦しそうにしており、止まるのではないかと心配した。雨の降る七倉山荘には18:10に着いた。テント場は11980円。18:30に日帰り入浴は閉まったが、ご厚意によって清掃後に入れてもらえた。高瀬ダムまでは車は入れないが歩きなら通行可能で、登山口までの渡渉も問題ないと教えてくれた。七倉山荘は全体的に小綺麗で、小屋の人も優しかった。

 

8/11 高曇り 5:08七倉山荘-5:47 長たるみ 6:21-6:48 高瀬ダム-7:10 登山口 7:20-8:10 権太落し8:20-9:11 2050m 9:21-9:52 2208p 10:10-10:45 2430m 11:00-11:21 烏帽子小屋12:11-12:32 烏帽子岳分岐-12:49 烏帽子岳 13:15-13:30 烏帽子岳分岐 13:35-14:18 南沢岳14:42-15:15 烏帽子岳分岐-15:47 烏帽子小屋テント場

L3時に起きてscwを見ていた。13日の予報は昨日より悪くなっており、小屋から20分くらいかかって水場も危険な船窪小屋のテント場で停滞するのは不可能と判断し、12日の午後も天気が不安定なので烏帽子岳を12日でピストンすることに決断する。七倉山荘はデポ品を快く置かせてくれた。テントの撤収が遅く、4:55体操。1分間スピーチは谷。母校である旭丘高校の卒業生で名古屋市長の河村たかしは卒業生から特段良くは思われていないこと、彼の名古屋弁がおかしいことについて述べていた。出発の時は小屋の人がブログに載せるというので写真を撮って見送ってもらった。ダムまでの車道の途中で朝比奈が腹痛を訴えてきじうちにいく。少し早かったがたるみとして様子を見る。きじうち後もお腹が痛くて腰ベルトを巻くのはきついというので正露丸を3錠飲ませ、荷物を抜く。2ピッチ目からは1年会にトップをまかせる。七倉山荘から吊り橋まではトンネルが多く、昼間でも暗いのでヘッデンを出せるようにしておくべきだった。高瀬ダムの登りは地図通り九十九折に登っていく。須藤と福本は直登しようとしてむしろ遅くなっていた。馬鹿だなぁ。不動沢は増水していたが、橋は意外と高いところにあって無事だった。この分ならよほど増水しない限りは大丈夫だろう。橋を渡ったところには登山口がありすぐに急登が始まった。前の人に近づくと砂が顔に当たるくらい急で、流石は北ア三大急登の一つである。道の途中には大きい石があり、権太落しと書いた板が置いてあるが、地図上の位置とは違う気がする。途中で出した地図読みは見当違いのことを言っている福本を除いて全員合っていた。朝比奈のポリを持っていた西村が辛そうにしており、脱水気味というので2208pで長たるみとする。朝比奈は回復してきたようなので荷物をもどす。出発しようとしていると県警のパトロールの人が話しかけてきた。山に関する依頼を請け負う「山屋」を立ち上げたので、お見知り置きをとのことだった。その後も早めにたるむ。稜線に出るとすぐに烏帽子小屋があり、ここでテントの受付をする。烏帽子小屋の前にはイワギキョウの群落があって気持ちが良い。テント場までは片道3分くらい。テント12000円、水1L200円。場所を確保するためにテントを建ててsub装をつくるが行動が遅い。50分もかかってしまった。烏帽子岳は小屋から見えないが、手前のピョコの前烏帽子岳からは良く見える。


烏帽子岳

このあたりは花崗岩の白砂にコマクサが点在しており、後立山というより常念山脈という雰囲気を感じる。分岐にザックをデポして空身+ヘルメットで山頂をピストンする。山頂直下は鎖場が連続しており、そこまで難易度は高くないが1人ずつ通す。
山頂の一番高い岩には交代で5人くらい登っていた。


わがまま言って格好よく撮ってもらったL

岩の上からは結構高度感を得られた。鷲羽・水晶、薬師、剱や遠く白馬、八ヶ岳、浅間・四阿も見える。
山頂はとても気持ちがよく、交代で岩に登っていたため時間がかかってしまった。分岐で行動食を食べて南沢岳へ。この辺りは池が多く高山植物もたくさん咲いているいいところである。山頂手前のピョコからピークハントにすると1年会は凄い速さで走っていった。1位は石田で14:14に着いたらしい。

針ノ木・蓮華への縦走路
行けなかった針ノ木蓮華が高く見えた。黒部別山も独立峰であることがよくわかる。小屋に帰って明日の分の水を買い、サイトと宴会をして19:45に就寝。明日は35で起床係は各テントとした。

 

8/12 曇 烏帽子小屋4:57-5:37 2208p 5:47-6:40 権太落し 6:51-7:26登山口 -7:46 高瀬ダム7:55-8:57 七倉山荘

4:07分配でき、4:35撤収完了、4:40体操。なかなか手際が良くなっている。1分間スピーチは石田で、母校の長田高校について。体育の授業の最初には毎回2.5km走る習わしがあり、体力テストの平均は全国1, 2位を争う梁山泊らしい。Lは今日天気が良ければ烏帽子までもう一度行きたかったが、昨日より曇っているのでやめる。地図上の権太落しを過ぎても誰も何も言わないので少し悲しい。高瀬ダムから先の林道で谷が2度転んでいた。靴紐を緩めたため反対の足のフックに引っ掛けているようだ。怪我はなさそうなので大股で歩くよう伝える。七倉山荘でデポ品を回収して温泉に入る。帰りのタクシーは3人×3台で、2台では無理かと聞くと5人乗りのタクシーはもう走っていないと言われた。駅前の三洛で打ち上げをして解散。三洛は安くて量も多く美味しい。11:15の開店に間に合うようなら是非行くことをお勧めする。

 

備考

大町市のクーポンを使うとタクシー代5000円が3000円に、宿泊・飲食代は7000円が5000円になり、合計で2万円得した。このキャンペーンは時々開催されているようなので事前に調べていくといいだろう。

扇沢では8/11は4時半からゲート前に100台くらい車が並び、5時に通行止めが解除されたようだ。

下山後の14~16日に扇沢が再び雨量規制によって通行止めになり、七倉山荘への林道も土砂崩れによって17日昼まで通行止めになった。

濁沢では16日時点では増水によって流路が変わったものの丸太橋は流されておらず、渡渉可能だったらしい。


gpsデータ

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3437804.html

七倉山荘のFacebook

https://www.facebook.com/nanakurasansou/photos/pcb.4553061678078894/4553040761414319/?type=3&theater

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