2018年8月16日木曜日

夏合宿道隊 剱槍穂

今年の夏合宿道隊は、8/6-15に北アルプス(剱、立山、薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、槍ヶ岳)に登ってきました。
天候不順や隊員の体調不良が重なり、予定していたルートの完遂は果たせませんでしたが、充実した10日間となりました。
記:佐久間
立山雄山山頂にて。Lは(撮影しているので)ここには写っていない

参加者:4F根岸 3L佐久間 3sCL H sW武本 3W松峯 2E仲渡 1小林 1下平 1原 1柳沼



8/3(金) 晴
入山判断前日。台風13号発生。予想進路図がとにかくよくわからない。台風12号の進路になる可能性もある。台風12号は結局、三重県に上陸し、中国地方、九州地方を順番に横断、屋久島で一回転の後、中国大陸へと移動した。一応、台風13号は太平洋沖もしくは関東を通過し、北へ抜ける進路を示している機関・企業が多いが、暴風警戒域が北アルプスもかかっている状態である。ただ、台風が直撃するにしても速くても水曜日の話なので入山はできるだろうと考えていた。

8/4(土) 曇り
入山判断の日である。調べた限りにおいて台風13号は火曜日から水曜日にかけて関東直撃の予想。ただ、動きが遅いのでまだまだ予想ができないそうだ。そこで、下のような行動方針を立てる。
①台風が隊に直撃しない場合。
風が強い(自分が風に向かって歩けない、横風に吹かれてあおられている)場合は停滞。それ以外では進む。
②台風が隊に直撃する場合。
限界上であり、いくら小屋が近くともテント泊なので一回室堂から下界に下りるもしくは雷鳥沢にテントを張り、直撃する時間は室堂にこもる。
ただ、剱岳アタックする予定の7日は火曜日で風も弱く、晴れ予想なので入山することにする。

8/5(日) 晴のちくもり
アプローチ。今回は8/6(月)9:15に室堂現地集合にしてもらった(普段ならば富山集合とかになる、と思う)。一応どういう経路で行くのかは聞いていたが、下平はちゃんと調べていないのか6:04のバスに乗って室堂に行くとか言い出している。6:04は富山地鉄の電車なのだが……。はっきりとした不安が残る中、Lは中央本線~大糸線で糸魚川に出て、北陸周りでアプローチ。青春18きっぷの有効範囲外を通過するが、7月の豪雨のせいで高山線が不通になるのが悪い。交通費2370+1520円。富山で宿泊。他のメンバーは新幹線で来たりだとか、上越線~信越線周りできたりしていたみたいである。

8/6(月) 晴のち曇り一時小雨
室堂9:21~9:30みくりが池温泉~9:42立山室堂山荘~9:51みくりが池温泉~10:03雷鳥荘~10:10雷鳥沢ヒュッテ~10:17雷鳥沢キャンプ場10:28~10:32分岐~11:07 2480m地点 11:17~11:28 2560m地点 11:40~(2分、ゴアマ脱ぐ)~12:14剱御前小屋~12:32劔沢キャンプ場分岐~12:44劔沢キャンプ場

室堂9:15集合。小林と松峯以外は同じ電車だった。ただ、Lだけは立山ケーブルカーの一本早い便に乗れてしまったために30分ほど早く着く。ケーブルカーに乗り遅れないようにするために立山駅構内を走ったら記録用のボールペンを落としてしまった。先が思いやられる。
室堂は完全に下界。携帯の電波もすべてのキャリアでよく入る。駅前には水が出ている(玉殿湧水というらしい)。ただ、ほかの登山者で混雑していることと、水の出方からして下界で水道水を汲んでくるほうが無難だろう。結経ちょろちょろしか出てないので、500mLペットボトルを満杯にするのは意外と時間がかかった。
体操をして、すぐ出発。
水は上級生1発。原はひざを悪くしないよう、ストックを持ってきていた。
室堂周辺は整備されすぎている。なにも危険個所などない。すぐにみくりが池温泉につく。すぐに左に折れて地獄谷に行くのかと思ったら、なぜかトップの小林は直進する。ルート外なことは知っていたが、今日は時間があるので道間違いに気が付くか試すことにする。雄山がはっきりと近くなったところで「雷鳥荘です」という声がする。さすがにこれ以上やるとどうしようもなくなるので山荘の名前を確認させる。やっと道間違いをしていることに気が付いたようだ。これからは仲渡をセカンドにして道間違いがないようにする。
地獄谷は要火山ガス警戒区域。通行規制される可能性があるので注意。多分通行規制されることはないと思うのだが、保険として立山室堂山荘からぐるりと回るORをとっておいたほうが無難かもしれなかった。
雷鳥坂は急坂だが、かなり整備されており歩きやすい。
雷鳥。遠くから見ると意外にわかりにくい。
途中で雷鳥を見かけながら観光気分で歩いていると、どうも自分の体調が悪い。手にしびれを感じる。呼吸が苦しい。少し遅れながら歩いてたるみを取り、水を飲む。だが、たるみが終わって2~3分すると追いつけないほどにつかれていた。少し頭痛がして、きつい。高山病だろうと思った。富士山でも同じ症状がでたことがある。すぐに休憩をとる。水を飲み、深呼吸をする。ちょうどその時には小雨が降っていたので、ゴアマを着させる。10分ほどすると動悸が落ち着いたので、出発。ただ、その前には雨が止んだのですぐにゴアマを脱がせた。着損である。
死にそうになりながら剣御前小屋に到着。ガレの下り。ここでは松峯が隊の律速になる。普通の人がすぐに通れるザレやちょっとした岩の段差を1.5倍くらいの時間かけて下る。よく見ると、ひざのサポーターをしていない。あとで聞いてみると、サポーターをつけすぎるのは血管を収縮させてしまうダメで、今日の行程は短いのでつけなかったとのこと。それって縦走無理なのではないだろうか?Lの動悸は下りの時には少し落ちつくようである。
劔沢キャンプ場は、一泊500円、2泊以上1000円(つまり、3泊しても10泊しても1000円)。管理棟はあるが、物を購入したい場合は歩いて3分くらい下にある劔沢小屋に行く必要がある。上部には雪渓があり、強風時には落石の危険性があるので上のほうに張るのはよくない。また、管理棟近くの水は塩素消毒、キャンプ場真ん中の水場は生水(要煮沸、ということになっている)で、水洗い可、ということだった。携帯の電波はdocomo、au、softbankともに通じる。テン場は最終的に40張り程度張られていたが、まだまだ敷地は余っていた。
サイトは手際が悪い。ただ、タコライスミートというワンゲル人生で一度も作ったことがない料理なので仕方がないかもしれない。
このサイト中、仲渡のペグ忘れ、根岸さんのしゃもじ忘れが発覚する。ペグは岩で止めれば何とかなるし、しゃもじはお玉でやればいい(3つあるし)ということで解決。
武本が催吐感を露わにし、仲渡にタコミート(具材の方だけ)をあげた。ただ、タコミートの味が濃かったためらしく、深刻な体調不良ではないという。小林も体調が登っているときからよくないらしい。Lも含めて明日の劔アタックに不安を残す。
今回の目標「天気図をうまく書けるようにする」を達成するために天図大会を行う。参加者は1年会、仲渡、松峯。松峯は情報量が多いとか言って全く天図を完成させずにネットの天気図を見ている。1年会の天図は、柳沼がうまい。小林、下平は壊滅的。原はふつうといったところか。まあ一回も書いたことがなさそうだったので壊滅的でもしょうがないだろう。これから何回か天図大会を行うつもりであったので問題なし。
で、天図と台風進路、ヤマテンを見ると、明日はやはり劔アタックができそうだが、少し霧が出るかもしれないとのことだった。また、武本の体調が戻るかも問題で、体調が戻らなければ上級生が少ないので劔はあきらめる、ということにした。また、ひざを痛めている松峯は下りで降りられなかったら論外であり、下りで戻れたとしてもひざの調子が思わしくなければ室堂で分離しなければならなくなるので今後の予定を考えて劔沢小屋にデポすることとする。

8/7(火) 晴れのち曇り
劔沢キャンプ場4:51~5:10剣山荘~5:31一服劔5:42~6:25前劔6:35~7:31平蔵のコル~8:18劔岳8:40~9:12平蔵のコル~9:31 2870p 9:41~10:01前劔~10:28 2570鞍部10:38~10:46一服劔~11:04剣山荘11:14~11:40劔沢キャンプ場(すべてsub装) (松峯デポ、他全員、1214)

3:15起床、4:45出発。分配まで30分かかる。早ゆでペンネ(ゆで時間3分)なのでもっと早くできなければならない。
劔方面はガスなのか雨なのか分からない雲が広がっている。雨の場合は岩場が濡れているので動けない。待つこと少し。4:40になるとガスの切れ間から劔が見えるように。急いでsub装を作り、一分間スピーチを仲渡に行わせ(廃ホテルで老婆に会った話)、出発。
剣山荘までにある雪渓3か所はトレースがしっかりしている。滑ることはあるかもしれないが、落ちることはない。
順調に一服劔まで来てたるみ。ここでヘルメットとクライミンググローブを装備したが、あろうことが折からの強風で武本のグローブが飛ばされていった。原が軍手を持っていたので代用する。
前劔手前のザレののぼりでは、マークがあまりついておらずわかりにくかったせいか登山道とは少し違うところを通し、隊全体で落石を多発させていた。非常によろしくない。後から来ていた登山者もいるし、危なすぎる。前劔では下山道を仲渡が行こうとする。登山道は尾根上、下山道はトラバース道なので間違えないようにしなければならない。マークは前劔直下の分岐点では明瞭ではない。
渋滞に巻き込まれながらゆっくりと進む。
カニの縦ばいは足場が明瞭。鎖も非常に安定している。鎖ごとひとりずつ通ることにするほうが賢明だが、そこまで恐怖感はない。1年会を挟みもしなかった。
劔岳はよく晴れた。後立山連峰の峰々は少し雲がかかっている程度でよく見える。ただ、山頂は狭いので30分もしないうちに帰る。
剱岳山頂にて。

カニの横ばいは、一歩目が怖いが、赤く足場が塗られているので恐怖感さえ感じなければ大丈夫だろう。その後は登山靴の前半分くらいの長さの足場を伝っていく。さすがに濡れているときにはいかないほうが賢明である。その後は鎖、はしごなどあるが大したものではない。そこそこ早く剣山荘へ到着。Lは100名山バッチを収集しているのでそこでバッジを購入。劔沢までそそくさと帰る。
サイトは15:00。昨日何もサイトの手伝いをしていなかった武本がサイトを行う。ズッキーニの切り方がわからず苦戦するならまだしも、カレーの作り方さえわからない。これはFはく奪だろ……。
で、今日も台風情報を見る。暴風警戒域は北アルプスを完全にそれる。このままだと藪隊に直撃しそうな勢いだが、まあ、あっちは限界下だし何とかなるだろう。我々の方針は明日五色が原に行き、その次の日風が強すぎたら停滞。体調は小林が靴擦れ。新しくした靴で八海山と高尾山しか行っていなかったらしい。処置はテーピング。

8/8(水) 天気:晴れのち曇り一時小雨 風少し強い
劔沢キャンプ場4:37~4:52劔沢キャンプ場分岐~5:28別山尾根分岐~5:39別山南峰~(空身)~5:44別山北峰5:49~(空身)~5:55別山南峰6:05~6:32内蔵助山荘分岐~6:40真砂岳6:50~7:24富士の折立~7:35大汝山7:50~8:08雄山8:41~9:16一の越~9:32 2760m付近 9:42~9:55富山大学立山研究所~10:32 鬼岳10:42~11:25獅子岳11:35~12:29ザラ峠12:42~13:09五色が原キャンプ場分岐~13:22五色が原山荘13:33~13:44五色が原キャンプ場

34半。2:58くらいからごそごそ。それでもライターが付かなかったらしい。そして、茶飯だけ先に分配。冷めちゃうじゃん……。
体操の後、一分間スピーチは小林。英検の面接を受けた友達の話。すぐに出発。劔岳がきれいに見える。あそこを登ってきたのだと思うと感動する。残念なことに別山南峰はガスっていた。空身で北峰まで移動。風が少し強い。寒い。たぶん、別山北峰も晴れていれば劔がきれいなのだろう。速やかに撤収。
別山北峰に向けて歩く

やはり下りになると松峯が遅くなる。ひざの具合が良くないのだろうか。
富士の折立直下ではかなり風が強かった。少しふらついていた人がいたかもしれない。ただ、岩をつかまないといけないような強風ではない。そのまま進む。実は立山連峰で一番高い大汝山手前で、小林が疲れてしまっていた。酷い高山病、というわけではなさそうだが、体調が悪そうである。根岸さんとともに置いて1分くらい登ったところにある山頂へ。昨日のガスはどこへやら、後立山連峰がはっきりと見える。白馬、五竜、鹿島槍。登ってみたい山々が多い。
本ザックをしょって、雄山へ。雄山は雄山神社が管理しており、本当の頂上に行くには拝観料500円を払う必要がある。L、武本、仲渡、松峯が拝観料を奉納し、3003mの頂上へ。神主さん(神職)が祠に鎮座されている。何人か集まるとご祈祷が行われるそう。恭しくご祈祷を受ける。その後、お神酒が勧められる。夏合宿では酒類禁止だが、お神酒は小学生も飲むものだし、断るのはむしろおかしいので飲む。やはり山の上で飲む酒水はうまい。(注:合宿中は酒類禁止です)
雄山山頂にて。(※後で危険だと注意されました。絶対にやらないでください)

一の越まで下る。下りと登りが一応分離されている。右側通行といった感じか。ただ、小学生の団体が下り道を登っている。仕方なく登り路を通っていると、登ってきた人からそこは下りではないと注意される。すみません。そして、こんな中で根岸さんは落石を起こす。小学生に当たったら結構悲惨なことになっていたような岩を落とす。大声で「らく」との声。間一髪、小学生のすぐ近くで止まった。教師たちは「こういう時は落っていうんだよ」と教えている。ヒヤリハット案件です。申し訳ありませんでした。
一の越からは逆に人が少なくなる。富山大立山研究所では強風吹き荒れる。「歩けないときは歩かないで止まって」といった瞬間に止まる。いや、ここ風よけとかできないし、そこまでの強さじゃないんだけど。甲斐駒ヶ岳の悲惨な時を考えれば、これくらいの風は高山を登るときには仕方がない位の風である。
鬼岳東面には雪渓あり。2か所。とりつきの際に空洞がないかを注意すれば安定しているので軽アイゼンなしで問題ない。
獅子岳からの下りは地味に急。ガレ。ザラ峠では、みんな疲れてしまっている。ちょっとだけ長くたるむ。
キャンプ場分岐の道を本ルートにとっていなかったのでみんなで五色が原山荘に行ったが、別にみんなで五色が原山荘に行く必要はなかった。五色が原山荘近くでは小雨が降ってきていたし、別に木道なので本ルートにとっておけばよかったと思う。五色ヶ原山荘でテン場代一人700円払う。水場、トイレはテン場にある。ただ、人はいないそうだ。
現在、木道改修中で木道を剥いでいる箇所があった。タイムロスはない。
サイマスの柳沼は天場の真ん中を指定したが、風が強くなる予報だったので、ハイマツ林の近くに張りなおさせた。そこまで行動したわけではないが、異様に隊全体が疲れていた。特に1年会は小林と下平が死にそうだった。小林の靴擦れは悪化したようで、今回は俺が話を聞くと、親指の上と下が痛むらしい。どう見ても靴があっていない。薄い靴下があるということなので、明日はその靴下をはいてもらうことにする。
根岸さんが若天に入るとかいうわけがわからない割り振りになり(決して柳沼のせいではない)、サイトが始まった。今日は釜めし。しかし、非常におこげがある釜めしとなった。それだけならまだいい。茶版がまさかコーヒーになるとは。紅茶のティーバッグを投下したはずだが(下平とか原の頭の中ではティーバックのようだが)、真っ黒。中からコーヒー豆と化した米の残骸が出てくる。15分かけて飲み込んだ。
黒い茶飯(紅茶です)

仕切りなおして、天図をみる。完全に台風の進路はずれた。明日も行動はできるだろう。雨だろうが。ちなみに電波は入らない。

8/9(木) 天気:晴れ時々曇り
五色が原キャンプ場4:41~五色が原山荘4:53~5:24鳶山5:35~5:56地図読み(2470m)5:59~6:27 2450m地点 6:37~7:12 越中沢岳 7:32~8:23 2350mコル 8:33~8:51スゴノ頭~9:27スゴ乗越9:40~10:21スゴ乗越キャンプ場

なぜか天の川が見える。どうしてだろうか。風も強くない。どうしてだろうか。
一分間スピーチは下平。スパイダーマンの能力があれば剱簡単に登れるよな、って話。Lはスパイダーマンを見ていないのでなんともいえない。下平はスパイダーマンが好きなようである。
五色が原出発時は霧。ずっと木道を登り、ちゃんとした登山道になり少し行ったら晴れてきた。どうして(以下略。鳶山では非常に良い天候。ここで携帯(どこも)の電波が入る。別に太平洋高気圧が勢力を強めているわけではなく、台風一過のようになっているのだろう。
2470m地点で地図読み。1年会は全員正解(小林には結構なヒントを与えたby根岸さん)。3年会の武本孟君が不正解。彼は地図を見ずに行動していたらしい。行動時間を言ったら正解した。上級生として失格である。
越中沢岳にて謎のポーズ。

今日は天気が良く、風が通らずに暑い。越中沢岳からの下りもまた松峯が遅れる。本人曰く、ガレの下りや岩場の下りでは膝を痛めてしまうために無理をしないとのことだが、ルート取りがおぼつかない。完全に膝に負担がかかるルート取りをしている。今日までのことを考えると、大キレットを通過することは不可能であろうし、去年大キレットを通った根岸さんや武本も同様の考えのようだ。
スゴ乗越から小屋までは崩落箇所があるが、ロープが張られているし、ロープ自体使わなくても問題なく行ける。ただ、地形図が少し違っているのか少し遠い場所にあった。テン場はスゴ乗越側。空身で歩いて1分でスゴ乗越小屋。テン場そのものに管理人はいない。テント泊一人1000円。6月に調べたときより300円値上がりしている。トイレは小屋そばの仮設トイレを使う。水は小屋の天水。根岸さんが試しに入れてみると、生きたヤゴがプラティパの中に入ってきた。ちなみに小屋の近く、テン場共にdocomoの電波が弱く入る。
早く着いたので、サイト前は休憩時間。小屋でカップラーメンを食べるもの、ペットボトルを買うもの、上裸になって日に焼けるもの三者三様であった。根岸さんからの差し入れのプリンは冷ます場所がなく、半熟プリンになった。おいしいけれど、何か違う気がする。
前半戦最後のFを作る。カップラーメンを食べ過ぎたのか、仲渡はFが食べられなくなるという現象が発生する。おいおい。
サイト後は天図大会。参加者はL以外全員。根岸さんは正確。武本はセンスなし。1年会は原と柳沼がこの時期にしては上手くかけているが、小林と下平は相変わらず酷い。松峯は低気圧と高気圧を間違えるというあってはならないミスを犯す。練習してきたかと根岸さんに詰問されると、練習してきたと答えてはいた。間違えること自体がいただけないのだが。気象の係だし。
そこまで人が来ないテン場だと聞いていたが、最終的に12~3張りはあった。

8/10(金) 天気:ガス時々晴のちくもりぱらぱら雨がちらつく
スゴ乗越キャンプ場4:50~4:52スゴ乗越小屋~5:40 2490m地点 5:50~6:02間山~6:23 2670m地点 6:26~6:38 2730m地点 6:48~7:28北薬師岳7:40~8:25薬師岳 8:53~9:32 薬師岳山荘~9:43 2600m地点 9:53~10:11 薬師平ベンチ~10:36薬師峠キャンプ場11:03~(sub)~11:16太郎平小屋(デポ回収)11:54~(sub)~12:09薬師峠キャンプ場

朝はライターが付かないとかなんとかで時間がかかる。分配は32分後。4泊してきてこの時間はいただけない。
体調は松峯が膝の痛み、原が右太もも股ずれ、Lはこの山行ずっと体調がそこまで良くない。
一分間スピーチは原。山に来ると下界の音を聞くだけで日常生活の大切さがわかるとかなんとか。完全に俗世に染まっている。これは来年、藪隊に行って俗世の汚さを感じさせるほうがよいだろう。頼む黒瀬。
ずっとガスの中樹林帯を登る。今山行は、ピークではよく晴れている。今回も晴れると良いが。
2670m付近で地図読み。誰も地図を見ていなかったせいか、正確な場所を指し示した人はいない。なぜか仲渡もよくわからない場所を指している。この山行においては上級生の頼りなさが目立つ。
北薬師岳手前は岩場。そうなると松峯が遅れる。歩くポイントが悪すぎる。北薬師岳ではガスで何も見えない。晴れてほしいと願いながら歩いて50分。薬師岳山頂へ。きれいにがすっている。ただ、10分くらいすると晴れ間が見えてきて、太郎平小屋方面は見え始めた。よし。
薬師岳。反対側は晴れている。

そこそこ長たるみをして、薬師峠キャンプ場を目指す。ザレの下り。いつものとおり松峯が遅れまくる。
ゆっくりと歩いて薬師峠キャンプ場へ。一人1000円。これも調べた時とは値段が違っていた。なぜだろう。キャンプ場の受付は12:30から18時までしか受け付けておらず、その時間外は太郎平小屋へ受付をしなければならないそう。水場、トイレは西側1分。看板あるしわかりやすい。結局夜になったら80張りくらいはあったのだろうか。そこそこ早く行かないと埋まってしまう。15時には満杯。
テントを張って、空身でも良いくらいなのでフライも張ってsub装で太郎平小屋へデポ回収。すべてのデポを回収して、小屋で何かを買って帰ると言った武本、仲渡、原をデポしてそそくさと帰る。少し待つと3人が帰ってきた。なんと、小屋で太郎ラーメン大盛り(1200円)を食べてきたとのこと。さすがに小屋で食べるのは半停滞だけにしておきなさい。これ合宿だし。
これからの予定を練り直す。ドコモはここのテン場ではつながるので、ヤマテンの長期予報とも照らし合わせながら考える。おととい、8.4ピッチでかなりみんな疲れていたので明後日の10pはつらいだろうと考え、明日は停滞せずに黒部五郎小屋まであるき、明後日三俣小屋までで半停滞。13日は鷲羽水晶を売って、14日に槍ハント、15日は南岳小屋まで行って半停滞、松峯の状態的に大キレットは無理なので諦めて16日にERで下りて横尾山荘。17日に穂高岳山荘にいって、18日に上高地に下りるプランとした。
サイトは松峯のFが減るように朝サイトを変更。本来なら割り振りがなかった今日のサイト分を割り振ってもらう。
サイト後は当然天図大会。この辺から松峯のラジオが壊れたようでLのラジオを酷使し始める。使えるラジオもってこいよ。
根岸さんの外付けヘルメットの中のスポンジが壊れたので、エキボから接着剤を出そうとする。が、なかった。LはLで爪切りを使おうとしたが、ヘルボに入っていなかった。接着剤はまだ良いとして、爪切り忘れはいただけませんな。

8/11(土・祝) 天気:小雨のち曇り時々晴
薬師峠キャンプ場4:53~5:12太郎平小屋~5:20太郎山~5:43 2370m付近 5:53~6:43 北ノ俣分岐直前(キジ) 6:46~6:47 北ノ俣分岐 6:57~7:04北の俣岳~7:33赤木岳~7:46 2600p 7:57~8:23 2500m付近(キジ) 8:26~8:36 中俣乗越 8:57~9:47 2560m付近 9:58~10:37黒部五郎の肩10:51~(空身)~11:01黒部五郎岳11:10~(空身)~11:20黒部五郎の肩11:35~12:25 2400m付近 12:38~13:30 黒部五郎小屋

34半。ザックに荷物を積めるのに手惑う。一分間スピーチは柳沼。トンボの生殖形態について。体調は、原の股ずれがステロイド薬を塗布+テーピングしたところ治ったとのことで、ほかには体調不良は聞かなかった。
トップはいいペース。だが、太郎山の微妙な分岐を伝えなかったり、太郎山先の雲ノ平方面登山道分岐のピンを伝えなかったり。ただ、後者に関しては登山道がほぼ廃道化されているので、ピンを見つけられなかったとしても仕方がないだろう。
武本の膀胱の調子が悪いのかもしれないと思った。ただ、それでも別に隊の行動ペースには支障をきたしてはいなかった。問題は松峯で、いかにも具合が悪そうだ。今まで岩場では時間を食っていたが、それ以外では(上りでは)別に悪くないペースで登っていたのに、今日はすべてが遅い。ただ、荷物を抜いても誰も持てる人がいないので水を抜く以外にはしなかった。結局体調不良をLに報告したのは黒部五郎頂上直前だった。報告が遅いのは致命的。はやめはやめに。
中俣乗越直前の下り坂で下平が滑った。あとで状況を聞いてみるとくるっと一回転した感じらしい。足首をひねったのと、手に擦り傷を作っていた。一応足首には(ねんざが酷くなると怖いので)テーピング。手の擦り傷は消毒後バンドエイド。
はじめ4回は一年会トップにしたが、松峯の調子があまりにも悪そうだったので中俣乗越からすべて松峯にトップをやらせた。いい感じの小ピークでたるみとLが言うとなぜかその先まで行き、訳が分からないところでたるみ適地と叫ぶ。トップ指導をつけたくなった。
黒部五郎岳にてガスの中から

黒部五郎の肩よりガスが晴れてくる
黒部五郎の肩にザックを置いて、黒部五郎往復。山頂はあいにくのガス。仕方がないのでガスの中写真を撮り、降りる。すると、みんなが下りた後すぐに晴れてきた。黒部五郎のカールが一望できた。確かに、噂で聞いていたとおりきれいなところだ。
カールの中は何か所か渡渉があるが、大雨でも通れるだろう。
黒部五郎小屋で一人1000円支払って、テン場へ。2段構造になっていて、手前側は人が多いが、奥は人が少ない。大きく張っていると、あとから藤枝東高校山岳部が来襲した。あまりにも自分たちがスペースを取り過ぎていたので移動する。物を大きなスペースで干していたのでたたむとかする。ちなみに、水は小屋前の天水、トイレは小屋反対側の外トイレを使う。






8/12(日) 天気:曇り夜雷雨のち晴れ
黒部五郎キャンプ場6:09~6:12黒部五郎小屋6:20~7:11 2560m付近 7:20~7:30三俣蓮華分岐~8:20三俣蓮華キャンプ場

今日は半停滞なので4半6.今日起床係の原は4時に間違えて起こす。早いよ。
体調は引き続き松峯が体調不良。武本は喉。一分間スピーチは今年初めて合宿参加の松峯。双眼鏡で雷鳥を見ていた人の話。
Lが小屋でトイレに行っている時に東大スキー山岳部が通り抜けたらしい。
今日も松峯がトップ。ここでも9人は要らないような場所でたるもうとする。場所をもっと考えろよ。
三俣蓮華岳方面には行かず、巻き道で三俣山荘へ。雪渓も溶けており、雪渓上を通る必要はなかった。
今年は早めに三俣蓮華キャンプ場へ着く。一人1000円。小屋前の水場を使用でき、トイレは小屋の中のトイレ。みんな洋式しか使わないのか、和式が空いていることが多い。トントンしてみることを勧める。
仲渡くんの笑顔

ジンジャエールを飲んでご満悦の武本くん
ちょっとの晴れ間が見えているのでいろいろなものを乾かす。小屋で思い思いに飯を食い、(ただ、小屋の1階でマンガを読むのはよくない……あそこは小屋泊の人の談話室だから。3時間もいたらおかしいことに気が付いてくれ。上級生。)サイトをして、天図を取って(当然Lのラジオ使用)、台風が発生しているが北アには影響がないと判断。ただ、気圧の谷なので天候急変があり得ると思っていた。ラジオには空電が入りっぱなしであった。この時には天図大会も行った。
明日は鷲羽水晶を打つとするが、鷲羽の下りがザレの大下りで、松峯は下りられるかもしれないが、ひざを痛めるもしくは行程に支障が生じる可能性があるのでデポして、ひざを使わせないように注意した。彼女はいけると力説していたが、ひざをけがして下りで歩けなくなった時にどうするのかを考えていなかったようだ。上級生なのだから自分のことだけではなく隊全体のことを考えてほしい。
雷の音が聞こえている中、就寝しようとする。ただ、根岸さんと雷の近さとかを測っている。雨風強くなり、雷鳴が15秒後ではなく、7秒とか6秒になってきたので大雨の中小屋に退避。一年会はゴアマが取り出せないのか、あまりにももたつく。小屋につくまでに6~7分かかる。
20時頃になって、光っているだけで音が聞こえない状態になったのち20分くらいしてから安全だと判断、テントに帰る。ガスを焚いてあったまりながら根岸さんの抹茶オレの差し入れを飲む。21時に就寝。明日はいければ双六小屋まで行こうかなと思っていたが、今日のことがありやめておくことにする。

8/13(月) 天気:雨
三俣蓮華キャンプ場7:00~7:52鷲羽岳7:59~8:48三俣蓮華キャンプ場(すべてsub、松峯はデポ)

昨日のこともあるので5半7.Sub装で出発。外はガス。
登り始めると雨が降り出す。風も強い。鷲羽岳直下でガス、雨、風。2年前のトムラウシのようだ。このままだとピークでの視界も全くなく、さらに低体温の可能性もあったので、鷲羽で写真を撮った後すぐ下山。確かに鷲羽はがれていてひざを痛めている人にとってはかなり不安になるかもしれなかった。
ガスの鷲羽。

これからの行程について協議。ここはソフトバンクがかろうじてつながるので、ヤマテンも見る。ヤマテンでは15日までは天気が持ちそうなので、Lは明日鷲羽水晶を打って、双六小屋に行き、15日に槍を打ちに行くと主張し、武本は槍を明日打つと主張した。結局、明日はL、武本、仲渡、原、下平が鷲羽水晶を打ちに行き、戻ったらすぐ本ザックで双六小屋に行くことに決まった。行きたくないと答えた柳沼と小林は根岸さんとデポ。松峯は引き続きデポ。
そうと決まれば半停滞。基本的にテントで過ごし、ゆっくりとする。

8/14(火) 天気:晴れのち雷雨
三俣蓮華キャンプ場4:57~5:47鷲羽岳6:00~6:30ワリモ岳北分岐~6:53水晶小屋7:07~7:32水晶岳7:48~8:08水晶小屋9:20~8:40ワリモ北分岐~9:17鷲羽岳9:27~10:06三俣蓮華キャンプ場(L、武本、仲渡、原、下平の0212、すべてsub装)
三俣蓮華キャンプ場11:06~11:34巻道分岐~11:35ゴアマ着る11:40~11:53三俣蓮華岳12:03~12:37中道稜線分岐~12:49 2820m付近 13:00~13:06双六岳~13:31中道稜線分岐~13:33巻道分岐~13:43双六小屋(全員、本ザック)

Sub装でL、武本、仲渡、原、下平で出発。初めあまりにも速いのでLが木の根っこにぶつかり転倒。その結果捻挫を引き起こし、痛みに耐えながらピークハントについていけずゆっくり上る。幼少期からそういったものにぶつかりやすい性質なのだ。鷲羽は前日と打って変わって非常に良い天気。

鷲羽岳より。遠近法ミスかもしれない。
槍、黒部五郎、薬師、遠く立山も見える……?かもしれなかった。少しだけ長くたるんで、水晶岳方面へ。途中道迷いしてハイマツを漕いでいるおじさんと遭遇した。この辺のハイマツは薄そうなのでなんとも漕ぎやすそうな藪だとしかLは思っていなかった。そうこうしているうちにすぐ水晶小屋へ。水晶小屋は天水のみしかなく、今回も水は有料配給制となっていた。まあ、三俣山荘からずっと歩荷しているので問題ないのだが。ここで仲渡くんの降年が確定。お疲れさん。
水晶岳にははしごがあるが、まったく問題なし。水晶岳のピークもかなり美しい。ただ、狭いので長たるみはできない。
水晶岳より。
ここからはひたすら戻るのみ。みんな早く戻ろうと躍起になったせいで鷲羽岳についた時には息切れをしていた。そこまで全力を出して帰る必要はないのに。
三俣蓮華キャンプ場では、根岸さんが雪渓で冷やしたプリンを差し入れてくれた。今回はちゃんと固まっていておいしい。
非常に疲労していたが、明日の行程に響くので出発。巻き道分岐あたりで雨が降り出したのでゴアマを着用する。ただ、三俣蓮華山頂では雨は降りやんでいた。なんだろう。これ。三俣蓮華山頂近くでは三角点があるピークをまくので道迷いに注意。
そこから双六まではひたすら稜線上。マークも踏み跡も明瞭。ただ、ピークもたいしたものではないので、巻き道とか、中道稜線コースとかもORとして選んでおいたほうが無難かもしれない。
双六岳50m下くらいで雨がひどくなってきたので、ゴアマを着るとともにたるみ。これからはどうせ下りなので松峯をトップにする。双六からは何も見えなかったのでスルー。すぐに双六小屋に降りる。途中オコジョを見たようだが、Lの位置からでは見えなかった。
双六キャンプ場はかなりテントで埋まっていたが、小屋に比較的近い位置に張れる場所があったのでよかった。一人1000円。外にトイレがあり、その前には水場がある。ただ、2口しかないので並んでいることがおおい。
サイト準備をしていると、柏嶋さん(OB1)がいた。話を聞くと、家族でテン泊しているそう。いろいろジジ天で伺っていると雷が鳴ってきた。ただ、ここは完全に谷底なので避難する必要はないだろう。三俣は谷底ではなくどちらかと言えば尾根上なので避難したのだが。柏嶋さんはこれに伴う大雨のおかげで自分のテントに帰れなくなってしまい、1時間くらいジジ天にこもることになってしまった。若天に使用していた6天は、これの影響でフライと本体が全く合わないことが発覚し、(エキチェの時には合っていたので何とも言えない気がするが)、テントの中に大きな池を生み出していた。天気図を見ると、前線が北海道上にあって、台風と低気圧がそれにぶつかる構図になっていた。つまり、大雨、強風が予想された。たぶん、明日の午後までは持つが明後日は限界上に張るのは不可能だろう。その次の日も行動できるかは不透明。2日間終日停滞するとしたら、さすがに穂高を切るのも選択肢かもしれなかった。一応横尾山荘で停滞することも考えつつ、上高地に降りる前進リミットを横尾山荘14:30とした。電波は双六小屋では全く届かないのでヤマテンはあてにならず、これしか行動方針を決められなかった。

8/15(水) 天気:晴れのち雷雨のち雨
双六キャンプ場4:46~4:48双六キャンプ場~5:13樅沢岳~5:32 2680m付近 5:42~5:50硫黄乗越~6:06 2650m付近 6:08~6:27左俣乗越~6:33 2600m付近6:43~7:33千丈乗越7:43~8:39槍ヶ岳山荘8:50~(空身)~9:07槍ヶ岳9:13~(空身)~9:28槍ヶ岳山荘9:50~10:10殺生ヒュッテ~10:28坊主岩分岐~10:43 2600m水場 10:53~11:11天狗原分岐~11:45 2100m付近 11:55~11:57大曲~12:18槍沢キャンプ場~12:42槍沢ロッジ12:52~13:49 1640m付近 13:59~14:07横尾山荘~14:42新村橋~14:50 1570m付近 15:00~15:04徳沢キャンプ場~15:32 1500m付近 15:45~16:02明神分岐~16:39小梨平キャンプ場(上高地)

双六は晴れていた。34半で用意を終わらせ、根岸さんの島田さん紹介の後出発。
西鎌尾根から槍ヶ岳へ
西鎌尾根といいつつ、別に危ない箇所はない。硫黄乗越まで順調。2650m地点で地図読み。1年会全員不正解。その前に谷があったのでわかりやすいところなのだが……左俣乗越付近から鎖場が登場するが、別に全く危険ではない。人も少ないので快速というより早すぎるくらいのペースで千丈乗越。ここからはLはゆっくり行った。みんなどんどん速くなるんだもん。Lはこれまでの経験的に2700m過ぎると速く歩けなくなるのでしょうがない。ゆっくりと槍ヶ岳山荘に到着。空身で槍ヶ岳頂上を目指す。人が少ないのでサクサク登れる。劔岳に比べれば全く難しくなく、高度感もない。すぐに山頂へ。360度きれいに見える。ただ、人も多くなってきていたし寒いのですぐに降りる。
槍ヶ岳山頂にて。

電波が入るのでヤマテンや天気図を確認する。明日は大荒れ。20mの風が吹き荒れるそうだ。これでは小屋そばでも限界上サイトはあきらめるべきであり、明後日の天気は不明なので何日停滞するかもわからない。6天フライも壊れているので、6天住民は濡れながら過ごさなければならない。だったら、もういっそのこと穂高をあきらめたほうが良いだろう。1年会にも聞いてみると、みんな降りたいという。穂高を切ることに決まった。そして、前進リミットを横尾山荘14:30と設定して、進むことにする。
計算してみたら、2発ほど足りなさそうだったので2600mの水場で松峯と下平に汲ませる。その結果、下りなので松峯が遅くなったが、どうせ横尾山荘でも徳沢キャンプ場でもテントを張れるのでそのまま進む。
1700m付近から雨が降り出してきた。雷もなりだした。限界下でも雷が落ちるかもしれないので横尾山荘でも雷が鳴っている場合は停滞すると心に決めていたら、武本は1640mのたるみで不満を爆発させ、下りたいという。そもそも横尾山荘の前進リミットを設定したのになぜついていないときに下るという結論が出せるのか。雷もなっているのに、それはあまりにも早計である。
横尾山荘についた時には雷は鳴りやみ、前進リミットも問題なかったので下ることにした。
原をトップに据えたらどんどん早くなる。どう見ても松峯がついていかないし、Lもまた靴擦れのおかげでついていけない。少しゆっくり行かせようとするとなぜか武本が反発する。
その結果からか知らないが、仲渡、下平が続々と脱落し、しかも仲渡は気分が悪そうである。呼吸が明らかにおかしい。一回たるませてゆっくり行かせるようにする。道そのものはただの遊歩道。幅も広い。
大雨の中、小梨平キャンプ場へ。風呂(一人600円)に入浴し、天突きは行わずに(大雨で沢に降りるのは危なかったのもある、時間もそこまでなかった)、終バスで新島々、打ち上げをネカフェの隣の焼肉で行い、次の日に思い思いの方法で帰京。


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