木曽駒ケ岳


木曽駒ヶ岳FB


木曽駒で紅葉狩り。天気も紅葉も素晴らしかった!
森林限界直下はずっとこんな感じ



参加者
[3]大西
[2]LsE柏嶋、sWsH鈴木、sF村田
[1]梅宮、F大石、E島田、H田嶋、西山、根岸、Wハル(ハルシット・ウォンダラ)

9/25(金) 雨
新宿西口バスターミナル=(高速バス)=伊那市=(タクシー)=桂小場▲0

根岸は今回初参加のため、4限後忘れ物チェック。忘れ物はたくさんあったが、フリースは隊員の装備で代用可能、その他致命的なものはなしと判断、Lは集合場所の新宿へ向かった。……が、新宿という駅はLの予想以上に複雑で、30分程さまよった挙句遅刻。幸い全員バスに乗ることはできたが、梅宮も集合場所を勘違いしており、少しハラハラした。ちゃんと下調べをしておくべきだった。
前夜泊は桂小場の東屋で行った。広さは11人で少し狭いくらい。

9/26(土)  曇のち晴れ
桂小場5:40-6201612ベロ先)639-7281966p手前)739-803大樽避難小屋-830(たるみ)841-910(津田様跡しばらく先)921-940胸突ノ頭-943茶臼山分岐-1010(西駒山荘)1031-1038将棊頭山分岐-1045(将棊頭山)1055-1102将棊頭山分岐-1115(たるみ)1139-1228(たるみ)1250-(トイレ7分)-1340(頂上山荘)1410-1425(駒ケ岳)1445-1502頂上山荘

島田はシュラカバ+厚着で寝た結果寒くて全然寝れなかったらしい。アホである。外を見ると昨夜の雨は上がり、曇り。西駒山荘までは一時間に300m高度を上げ、エアリア0.8倍。根岸もしっかりついて来て、初参加とは思えないくらいに頼もしい。1966pを過ぎると紅葉した木がちらほら。次第に天気は晴れ、足元に苔、頭上に見事な紅葉という最高の樹林帯となってゆく。ただし、ずっと急登なのでなかなかしんどい。 津田様跡のしばらく先で田嶋が足をつってしまった。樹林帯が抜ける直前で紅葉が素晴らしかったし、Lも少し疲れたので、たるみにした。胸突ノ頭でハイマツが現れ、10分と歩かないうちに完全に限界上に抜けた。限界上から見下ろす紅葉も美しい。
西駒山荘で田嶋が、頭痛及び登りでの吐気を訴える。高山病かも知れない。将棊頭山ピストンでは田嶋に大西さんをつけてデポ。とりあえず田嶋を休ませて様子見。歩けない程ではないようなので、慎重に前進。その次のピッチも田嶋の不調を受けてすぐにたるみ。たるんでいると、前方に猿の軍団を発見したが、出発する頃にはいなくなっていた。なお、ここまで登山者とは一人も会わなかった。
テン場確保のため、巻道を利用して駒ケ岳の前にサイト地へ向かう。頂上山荘はすごく広いテン場だが、ガレ場であり、石が取り除かれている場所を選ぶ必要がある。6天を張れる広い場所は一箇所しか見つからず、しかもギリギリの広さであった。また、山小屋の主人が朝は(場合によっては夜も)小屋の水が凍ると言っていた。朝晩は大分冷え込むらしい。支度を済ませたら駒ケ岳まで空身ピストン。なお、駒ケ岳に忘れ物をして取りに帰ったため、登りよりも下りのほうが時間が長い。
テントへ戻ったらすぐサイト。ご飯を食べたら元気になったと田嶋が報告してきた一方、サイト途中で村田が頭痛を訴え、トイレで嘔吐。高山病と思われる。食事も取れなかった。明日の様子次第ではロープウェイ下山も検討する。ハルの天図は早くてきれい、その上明日の天気まで予想(曇り)してくれた。完璧だ。

9/27(日)  曇のち晴れ
頂上山荘530-549(宝剣山荘)555-613(宝剣岳)626-646(宝剣山荘)655-658乗越浄土-731(千畳敷)742-806極楽平-8312711p手前コル)843-907濁沢大峰-929(たるみ)939-1023(檜尾岳)1035-1044檜尾岳避難小屋-1133(たるみ)1144-1155シャクナゲのピーク-1234(たるみ)1244-1250赤沢の頭-13341524p手前)1345-1415檜尾橋登山口

45半。着火係等の分担は初めてだったようだが、その他サイトの手際はよい。撤収もすぐに終わり、時間に余裕のある朝となった。片付けをしていると、Lが誤ってL缶をサイト用に供出していた事が発覚、しかたがないので多めに残っている缶の一つをL缶とした。村田はかなり回復し、吐気なし頭痛のみ、田嶋も軽い頭痛のみ。本ルートを通すことにする。宝剣岳の空身ピストンでは、村田を宝剣山荘に単独デポ、根岸は鈴木と大西さんで挟んだ。宝剣岳は危険ではあるが、鎖・足場がしっかりしており平易。特に恐怖を感じることもなかった。
千畳敷-乗越浄土間は大量の観光客でうめつくされ、上から眺めると、紅葉以上に彼らの服装の方がカラフルなほど。当然、自分たちのペースではなかなか歩けない。また、時間が早かったためか、ほぼ全員我々と逆方向、千畳敷から登ってくる人たちばかりであった。一方、千畳敷-極楽平間にはあまり人がおらず、普通に歩ける。
極楽平からは稜線歩き。曇っている上、風もあり少々寒いが、下に広がる紅葉のおかげもあって景色はとても綺麗。トップも気分がいいのか、飛ばし気味。あっという間に檜尾岳に到着。檜尾岳からの下山では、2mほどの金属製の梯子があちこちにかけられていた。梯子はしばしば曲がっていたり、欠けたりしていたが、そもそも梯子が不要な箇所も多く、危険ではない。標高2300mを過ぎた辺りから紅葉も少なくなり、以下、普通の林。1500mを一気に下るのはさすがに大変で、根岸は疲れ気味。上級生も歩きに集中力を欠いていたが、梅宮と大石はかなりしっかり歩けている様に見受けられた。
登山口では、本来30分間隔のはずのバスが増便され、5分に1本くらいで運行していた。とりあえず菅の台へ行きこまくさの湯に向かう。こまくさの湯では大西さんにバスの予約をしていただき、幸運にも11人全員が高速バスで帰れることが確定した。まず島田を最初のバスで帰し、続いて打ち上げ、二番目のバスに8人、三番目のバスにLと梅宮が乗り込んで帰宅となった打ち上げはカツ丼屋にしたのだが、料理ができるまで時間がかかってしまい、2番目のバスの時間に間に合わない!メンバーの多くは3分でカツ丼を食べることになってしまった。

まとめ
天気・紅葉に恵まれて本当によかった。楽しい秋企画になったと思う。一方、高山病の危険性は山行前から予想されていたことであり、専用の対策を練ってから山行に望んだ方が良かったかもしれない。

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