雪訓谷川岳

例年通り谷川岳での雪訓。雪が少ないのではと心配したが、当日たくさん降ってくれたので事なきを得た。谷川岳は吹雪でピーク手前で敗退。
 
メンバー

4成田 L松尾 3坂田、sL松岸、水野、三宅、宮崎潤2大橋、立峻(高辻のサブ)、廣長(藤原のサブ)、村瀬(中村のサブ)1 F高辻(冬山の間は1年会とする)、E中村、WH藤原、Peter



12/6曇り、小雨

今日の時点で天神平の積雪は10cm。電車組は誰も遅れることなく土合駅への終電に間に合う。大橋はとてもここでは書けないような非道な行為をして、みなから非難轟々であった。外を見ると全く雪がない。去年とは大違い。車の方は立峻が来なくて大騒ぎだった。立峻は1時間遅刻。携帯持たないなら集合時間は守ってほしい。車組は12時頃についた。今日は自分たちで土合駅は貸し切りだった。

 

12/7

山頂駅7:468:05BC(テン場探し設営)10:1510:30雪訓場所~アイピケ12:30~滑落停止13:30~わかん着脱14:00~ビーコン訓練15:30~上級生は居残り雪訓16:1016:20BC

土合からロープウェイ駅までは重いザックが意外としんどい。ちなみに自分のザックは23kg、立峻のは18kgだった。ロープウェイ駅でビーコンチェックと確認を済ませ天神平へ。積雪は30cm。夏道がしっかり見えるので夏道で行く。BCまではあっという間。去年のテン場は木が出ていたので、探しに行ってもらう。山頂側にはなく、雪訓場所周辺のスキー場外に4つ張れるとのことなのでそちらに移動する。しかし、移動先はスキー場内である上に4張りも張れそうにない。張るにはかなりの労力が必要。雪を削って整地し始めていたが、すぐ笹が出てくる。結局やめさせて去年のテン場に戻った。こちらは思ったよりも快適に張れた。1時間ほどロスしたが移動して雪訓開始。去年の場所はブッシュがぼうぼうだったので反対側でやることに。上級生を2つに分けて、片方は1年の指導、もう一方はザイルワークの練習をした。アイピケ、耐風姿勢、滑落停止、わかん着脱、ビーコン訓練の順番に行う。1年は比較的覚えが良い。1年の方の雪訓はしっかりとメニューはこなせたが、積雪が少ないのでビーコン訓練はもう少しやる必要があるだろう。上級生を2隊に分けたことで、雪訓に偏りが生じたと思う。1年雪訓の時はザイルワークの練習はやらないほうが良いだろう。雪訓中は終始雪が降り、時折強い風が吹いた。また、きれいな弱層が見られて明日の行程に不安が生じた。4時天に間に合うように1年を撤収させ上級生は居残りで少しだけ雪訓。テン場に戻ると雪が10cmほど積もっていた。夕食はクリームシチュー。玉ねぎの皮がたくさん入っていたのを除けば美味しかった。水作りをして宴会。宴会後、若天から空ポリが見つかったので多分いらないだろうけど再び水作りさせた。空ポリの数はしっかり数えましょう。結局寝るのは10時ごろになった。

 

12/8

BC7:308:00尻だし岩~8:40熊穴沢避難小屋8:55940天狗の泊まり場9:5010:35肩の小屋付近10:5511:15わかんつける11:2511:45熊穴沢避難小屋11:5712:17BC12:5713:10雪訓場所14:1014:30山頂駅

56半に設定したが朝食が分配されるのが620でスノスコがないとか、オバテでのパッキングが遅いのか出発は7:30になった。頑張りましょう。わかんをつけて出発。最初は先行パーティーがいたがすぐ追いつく。先頭は膝くらいのラッセルだが、後ろの方はわかんもいらないくらい。別パーティーに抜かされることもあったが、ほとんど先頭でラッセル。多分先頭じゃないのは30分程度だと思う。尻だし岩手前で尾根上に登り尻だし岩は1年のわかんを外して通過。別のパーティーは東側を巻いていた。そちらのトレースに合流し再びラッセル。この時隊が分断されてしまったので、後ろがついてきているか確認して来てほしい。OB3名と合流し、熊穴沢避難小屋までは東側を巻いている夏道でいけた。ここからは尾根上をゆく。途中別のパーティーにラッセルしてもらったり、大城さんにラッセルしてもらったりした。視界は良くないが、風は強くないし、気温も高い。竹竿に赤布がついていないのが多くてイライラする。リーチするときに確認するべきだし、Eもちゃんとした竹竿を用意してほしい。大斜面はところどころ枝が出ている。まだ積雪が多くない。西黒尾根と合流する手前1900mあたりから尾根を外して東のほうに行く。この時人工物が見えたから良かったが、気づいたらトップに声をかけて尾根上に戻すべきであった。結局西黒尾根のコースと合流し西へ向かう。肩の小屋付近の大きな道標が見えて、夏なら山頂まで10分もかからないであろうところで視界不良のため、モスって記念撮影をして帰ることにした。あと少しだが、東の雪庇に誤って行くかもしれないので仕方ない。OBも山頂に行けなかったようだ。帰りはもとのトレースをたどる。途中でわかんをつけた。中村がよく転んでいたように感じた。立峻はわかんが外れた。帰りは巻き道を通ったので尻だし岩はスルー。雪が少ない時でないと巻き道で行くのは厳しいと思う。BCに戻り撤収し、1時間ほど雪訓、弱層テスト、ビーコン訓練を1年とやり、別の上級生グループはアイゼン歩行を行った。帰りはスキー場を遊びながら下る。潤さんは少し無理していた。皆はしゃいでいる。サクッと降りて、土合駅へ。電車の時間を5分ほど勘違いしていたので少し余裕がなかった。沼田で途中下車し、いつもの山彦で打ち上げ。車組も来た。

 

まとめ

雪が少ないかもと思っていたが、前日にたくさん雪が降ってくれたため十分な雪訓ができた。上級生を2つに分けて雪訓したが、指導側の人数も減るし、雪訓に偏りがでるので、例年通り皆でまとまって雪訓するのが良いだろう。来年こそは谷川岳をうちたい。

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