2010年度山行No. 27 丹沢主脈縦走
面子:4大城 広瀬 3WH鈴木 2L松崎 1伊藤 桑原 成田 EF松尾
秋から入った一年生のスキルアップを目的として出した山行。一年生にはいい感じのトレになったようだ。
11/27(土)晴れ
相模湖=三ヶ木(みかげ)10:00~11:30登山口11:45~12:35たるみ~13:30焼山13:50~15:00避難小屋▲1
もともと初日の行動予定は短かったので、金曜夜に用事のある桑原に来て貰うために相模湖集合にする。Lが集合場所に着いた時点ではL含め3人しかおらず、慣れない朝集合のせいで誰か寝坊しているんじゃないかと焦ったが30分後の次の電車で全員到着。
駅で水を汲み、バスに乗り三ヶ木へ向かう。そこから先はバスが一日2本しかないため登山口まで7.5kmの歩き。林道でもなくただの下界でトラックがひっきりなしの往来する。車道の脇でたるみをしたのは初めての経験だった。
一時間半歩いてようやく登山口に着く。どうやらこの下界歩きはえらく不評だったようだ。特に鈴木さんからは不機嫌さが滲み出ていた。ここからは気持ちを切り替えて山歩きである。松尾トップで出発。
その後は特筆することもない登山道。木々が鬱そうとしていていかにも低山といった趣。丹沢だなあという感じである。たるみを一回はさみ焼山に到着。山頂には展望用の鉄塔が建っていて良い眺めを楽しめた。ついでに記念撮影をする。ここでのたるみで凍えた鈴木さんが湿った草で焚き火を起こそうとする。しかしこんなコースのど真ん中で焚き火をするのはどうなのだろう。湿ってるから付くわけないし。
そこから少し長めのピッチを切って避難小屋に到着。なかなか快適そうな避難小屋だ。Lは普通に泊まりたかったが成田にテント泊をさせる必要があるというので避難小屋の中にテントを張ることにする。
ところで黍殻山から下りる途中に水場の看板があると聞いていたのだが見つけられずに避難小屋に着いてしまったのでLと大城さんで水場を探しに行くことにする。黍殻山の山頂を避ける迂回路に行ったところ看板を発見。胸をなで下ろす。
その後は天図大会をしたり、人が来たのでテントをたたんだり、キムチ鍋を食ったり。桑原は天図の経験があるということで非常にうまい。伊藤と成田は初めてなのでうまく書けなかったよう。今後に期待。松尾さんは相変わらずである。
晩餐には大城さんのしめ鯖や広瀬さんのボジョレー・ヌーヴォー、鈴木さんのウイスキーなどさまざまな差し入れが出て豪華であった。Lのウォッカは不要だった。
11/28(日)晴れ
避難小屋6:45~7:25姫次7:35~8:25たるみ8:35~9:05蛭ヶ岳9:30~10:20休憩所10:30~11:00丹沢山11:30~12:15塔ノ岳12:25~13:20堀山の家13:30~14:50大倉
5半6半の予定で起床。朝食は松尾考案のNSC(noodle sausage cheese)意外と悪くはない。ラーメン餅に比べるとカロリーが足りない気はするが。前日の夜もそうであったが成田は食べるのが少々遅いようだ。今回は余裕があるが冬山になると多分もっとシビアなのでがんばって食べましょう。
退荘して出発。裏丹沢は静かでいい。定期的に鈴木さんと大城さんが一年生に道を聞いたりしながら進む。まだ教えて貰わないとよくわからないようだが、まだ入ったばかりだから仕方がない。松尾くんはもう少しがんばろう。
2ピッチ目から松尾以外にもトップをやらせてみる。その後も変わらず道を聞きながら進む。Lは大キジが撃ちたくてそれどころではなかったが。
蛭ヶ岳に到着。このあたりから人が増えてくる。Lはすぐにトイレへ向かう。Lのキジでだいぶ待たせてしまい申し訳ない。
蛭ヶ岳の少し先で岩場があるので一時松尾にトップを切り替える。途中立派な休憩所があったのでたるみ。さすが表丹沢である。丹沢山に着くと山頂は広々としていてピクニックのような雰囲気。三谷さんに託されたパイン缶を開けたりして長たるみ。
次のピッチで塔ノ岳へ。なかなか雄大な景色が広がる。大城さんが前へ後へ走り回って写真を撮っていた。塔ノ岳はさすが丹沢の玄関口。なかなかの人の量である。10分だけたるんでさっさと塔ノ岳を後にする。
その後はひたすら下り。下り。人が多かったことと桑原が足の痛みを訴えたこと以外にとくに何もない。とりあえず桑原には靴ひもをきつく結んであとは我慢してもらうことにする。堀山の家のお土産はバージョンアップしていた。でも2000円は高い。
次のピッチを長めに切り大倉へ到着。皆だいぶ疲れたようだが無事に着いて何より。渋沢であじゃって解散した。
まとめ
丹沢を北から南へ縦断するという丹沢にしてはわりとスケールのある企画で、充実した内容になったのではないだろうか。距離が長く高低差もそこそこあったので道トレとしても十分であったと思う。個人で日帰りで来ても楽しめそうなルートである。
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