丹沢 新茅の沢

面子 4大城さん 3L長崎 2E蓜島、FW松崎、H高梨


4/2(金)
渋沢19:57-(バス)-20:10大倉
蓜島が日曜は参加できないということで木曜出発実働2日という計画を立てていたが、金曜の天気が悪く出発を延期することになった。審議段階で日曜を予備日にとっておくべきだったのかもしれないが、それは後知恵ってもんである。また、松崎のバイトの予定をちゃんと聞いていなかったこと、L装と間違えてL装でないものをリーチしていたことなど、準備段階でのミスが多かった。反省。

夜のうちに新茅荘まで入るつもりだったが、雨でぬれて不快そうなので大倉泊にする。寝ているとき警官が来て「警備強化中だぞ」とかなんとか言っていた。


4/3(土)新茅の沢遡行
大倉4:30-5:30出合5:50-6:25F1上-7:10F4上-8:00大棚上(タルミ)8:15-8:45F9上(懸垂練習)9:15-9:40F10下-10:40 3段10m上-12:00 7mCS-13:00涸滝上-13:10尾根上-14:10新茅山荘-15:20大倉
屋根を借りている建物の裏手にあるブロック塀と垣根の間にデポして出発。松崎はヘッデン忘れ。途中、前大沢出合への分岐で現在地を聞いたが、トップ2人は分かっていなかったようだ。5時半に入渓点到着。沢装をつけさせたが、松崎がやたら遅かった。しゃべってないで早くつけなさい。最初の3m滝とF1(7m)はまとめて2段TR(下段松崎、上段蓜島)。左岸にとった支点近くまで高梨を上げてスリング手掛かりで沢床におろしたが、手掛かりは少し長さが足りないようだった。鹿の死体発見。続くF2・F3は右のルンゼ状を松崎TR、F4を蓜島が水流左TR。最初に行った松崎はF2~4をTRと懸垂で大高巻きしようとしていたが、蓜島と話し合って方針を変えたようだ。松崎はザイルダウンに苦労していた。大城さんは知らないうちに直登していたらしい。F5大棚は左をTR2回~Fixで高巻きする。05年の記録をよく読むと、滝の少し手前から登って大高巻きすると踏み跡が現れ、フリーで沢床まで下りられると書いてあった。大棚上でタルミ。F6・F7は2段TR(下蓜島、上松崎)。松崎がとった支点で、スリングの結び目の位置が悪かった。F8は滝といわれても滝に見えない。なぜ番号を振られているのか。F9は蓜島が左TR。F9上がMaxで、時間的にかなり余裕があったので、懸垂の練習をさせてみた。松崎はATCの位置などを間違え、動きもぎこち無かった。蓜島はさすがに慣れている。続く石積み堰堤は右巻き手掛かり。ここで蓜島に環の閉め忘れ。F10(5mナメ滝)は右岸支点で松崎がTR。ここでも蓜島に環の閉め忘れ。08年の記録には支点が遠くザイルの長さがギリギリだと書いてあり、ハーケンを打っている記録もあるが、すぐ近くに立木があった。3段10mは3段TR(蓜松蓜の順)。遡行図には記載がないが、途中左から沢が入ってきており、08年はどちらがルートかで迷っている。右が正解。この部分でザイルが屈曲するので蓜島はランナーを取ろうとしていたが、岩に沿って屈曲する分には問題ない。ザイルの長さが足りなくなってスリングを足したりしていたため、やや時間がかかった。次の4m、5mは2段TR(下蓜島、上松崎)。最後のちょっとした段も確保が必要ということになり、松崎が再度TR。松崎は落石でさかんに高梨を攻撃していた。ここの支点は松崎がとったが、TRの支点としては細すぎたため、少し上の木に取り直した。また、末端処理を忘れていた。7mCSは蓜島がTR+手掛かり。Lは苦労した末、ザイルで先に荷物を上げてもらって直登。ひとり下に残された時は下降命令を出そうかと思った。大城さんに、タルミが少なすぎるとの指摘を受ける。トップの二人、ごめんなさい。涸れ滝は手前のガレを手掛かりで通した後、2段TR(下長崎、上松崎)。適当な立木が無く、ハーケンも効きそうにないため、支点探しにやたら時間がかかった。最終的に蓜島が高いところに登って支点をとる。この滝に限らず、蓜島が高く登って支点をとる場面が多かったようだ。このあたりは岩が脆く、落石がひどい。涸滝を登ると目の前に赤テープがあり、すぐ尾根上に出る。最初の部分でスリング手掛かりを出す。今思えば、尾根上までのRFをなぜか大城さんがやっていた。尾根上で沢装を解除し、下山する。正式な仕事道には尾根をややくだったところでぶつかる。1時間ほどあるいて新茅荘についたところで、行動記録用のメモ帳が見当たらないことに気づき、大騒ぎする。結局、帰宅してザックをひっくりかえしたら出てきた。お騒がせしました。林道を歩きながら反省会をし、大倉につくとデポ品が見当たらない。管理事務所に聞いてみると、浮浪者の荷物かと思って排除したとのこと。近くこの公園で植樹祭があり、天皇がくるので警備が強化されているらしい。やはりデポ品にはメモを残すべきだと思った。バスで渋沢へ戻り、あじゃって解散。


<工作まとめ>
・3m、F1 まとめて2段TR
・F2、F3 右ルンゼ状TR~フリーで沢床へ
・F4 水流左TR
・F5大棚 左巻きTR×2~Fix、滝の手前から踏み跡をたどればフリーで大高巻きも可?
・F6、F7 まとめて2段TR
・F8(笑)
・F9 右岸TR、右直登も簡単
・石積み堰堤 右巻き・手掛かり
・F10(5mナメ滝) 右岸支点TR
・3段10m 3段TR、途中左から支沢入る
・4m、5m まとめて2段TR
・7mCS TR+手掛かり

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