2014新人合宿雲取2隊 FB
面子:3 sL一山、L鳩貝、H廣長、W村瀬 2 F大西、E藤原、ペーター 1 板谷、鈴木、新留、村田、安澤、山岸
4/25(金) 曇り
集合は立川に22時だったが、駒場生は19時に駒場の学生会館にいったん集まって装備の確認を行った。総勢27名、1年だけでも13人の装備の調達・管理を行わなければならなかったEの苦労は察するに余りある。地図を仕上げていない1年が若干名いたため、装備チェックの合間に描いてもらった。sLも予備地図を用意していなかったため、保田の持っているものをコピーしてその場でつくった。また、ここでL装のラジオを忘れているのを鳩貝に指摘され、sLだけ先に駒場を出て立川で合流することになった。
立川で本郷生とも合流し、22:38発の電車で奥多摩に向かった。ところが、青梅で乗り換えの時間が1分しかないのを知らずゆっくりと移動していたところ23:13発の電車を逃してしまい、1時間近くホームで待つはめになってしまった。少し寒いので1年は待合室に入ってもらったが、13人もいる上に皆大きなザックを持っているためそれだけで待合室がいっぱいになってしまった。その間上級生は大富豪をして遊んでいた。24時半すぎに奥多摩に着き駅カン。同業者が多くいて、例の半地下のスペースなどはすでに埋まっていた。入山連絡をして就寝。ただ、このとき本審用紙を青梅警察に提出するのを忘れてしまったのは要反省。さらに反省すべきは、EとFから装備に不備がないか報告を受けていなかったことである。このために、後でビーフシチューのルーがなかったり45天のフライがなかったりと大きな支障をきたすことになった。
4/26(土) 晴れ
6:55東日原バス停7:25-7:45鍾乳洞-8:10八丁橋8:20-(途中たるみ15分)-9:50分岐-(道迷いのため詳細は不明)-13:00権衛の頭13:10-14:00小雲取山14:20-14:40雲取山15:15-15:25小雲取15:30-15:50奥多摩小屋
6:27発のバスに乗って出発。水は1年1発、上級生は2発とした。6:55ごろバス停に着いたが、トイレ、体操、自己紹介などで時間をとられたため出発まで30分ほどかかった。林道歩きはそれなりに長かったが良いペースで進んだ。途中のたるみで村瀬が差し入れのくずまんじゅうなどを配ってくれた。
2隊が先行して歩いていたのだが、登山道との分岐を見逃してしまい、しばらく進んだところで間違いに気付いて引き返したため1隊の後ろにまわってしまった。正確には、トップの大西は分岐に気づいていて、それを過ぎたところですぐに今のところが分岐ではないかと言っていたのだが、3年がそれを否定して無理やり進んでしまった。本当に面目ない。
この先でも読図ミスは続いた。唐松谷の手前あたりとみられる箇所で登山道がよくわからなくなった。踏み跡は左側に続いているが、それが唐松谷からブナ坂へ続いている道なのではないか(すなわち今は唐松谷出合にいるのではないか)、という意見が出て、道はないがとりあえず尾根に向かって進めば間違いないと判断し、2隊はそちらに行くことにした。だが、この斜面は踏み跡も全くない上に土が滑りやすく、どう考えても登山道ではなかった。明らかな判断ミスである。新入生にいきなりあんな道を歩かせてしまって申し訳なかった。山岸が少しきつくなったので、荷物を一部大西に持ってもらった。頼れる2年会である。権衛の頭と思われる地点に着いたのは13:00だった。このころには登山道に復帰していた。林道との分岐からの所要時間は190分であり、途中の10:45-10:55,11:15-11:30,12:15-12:30ではたるんでいたので、歩いていた時間は150分で、読みの225分に比べればだいぶ速く進んでいたはずなのだが、現在地がはっきりしないまま歩くのは精神的に負担が大きく、数字以上に疲労を感じた。
ここから1ピッチで小雲取に着いた。この日はまだあまり景色のよいポイントがなかったが、ここからの南側の展望は素晴らしかった。ここにザックを置いて空身で雲取のピストンに向かった。坂田さんの差し入れの杏仁豆腐やビール、村瀬のコーヒーなど、たくさんの差し入れを頂きながらのんびりした。記念撮影も、27人ともなれば修学旅行にきたクラスの集合写真のようであった。
天図の時間も気になるので、15:15にはここを出発し小屋に向かった。ぎりぎり天図に間に合い、大西、鳩貝、sLの3人で天図をとった。sLは約半年ぶりの天図で、前線の位置が北に10度ずれた場所にあるなど、おかしいところがいくつかあった。練習しておかないといけないと思った。
1、2年にサイトをしてもらっている間に3年で水を汲みに行った。水量は極端に少ないわけではなかったが多いとは言えず、何十発も汲まなければいけなかったため時間がかかった。1人2発くらい(廣長はザックに入れて9発)持って帰った。
晩ごはんのメニューはビーフシチューだったが、ルーが半分しかないことがわかり、上級生は塩胡椒スープに急遽変更となった。藤原の差し入れのフランスパンはスープとも合ったが、ビーフシチューだったらもっとおいしいだろうと思い、Fチェックを忘れたことを悔やんだ。
また、テントを建ててみるとフライだと思っていたものの一つが本体だったことが発覚し、ジジ天はフライなしになった。こちらのミスはより深刻で、雨が降っていたらかなり問題になっていたと思う。Eチェック忘れは前回の企画でもやらかしたミスであり、猛省する必要がある。とにかく今回は至らない点が多すぎて情けない。
夜はささやかな宴会をジジ天で上級生のみで行い、21時前には就寝。鳩貝の梅酒はなくなったが廣長の持ってきた2リットルの日本酒は消費されず残ってしまった。けっこう寒かったが廣長とペーターさんはオカンしていた。
4/27(日)晴れ
奥多摩小屋5:30-5:50ブナ坂-6:15七ツ石小屋6:25-7:10高丸山7:20-8:00鷹ノ巣山避難小屋8:15-8:35鷹ノ巣山8:50-9:05水根山-10:00六ツ石山分岐10:15-10:50三ノ木戸山分岐-(途中たるみ10分)-11:45林道12:00-12:35奥多摩駅
朝は3半5とした。さんまと梅のパスタはあっさりしていて食べやすかった。ただ、2つのテントで完成までの時間の差がけっこうあったので、遅かった方のテントの1年にはもう少しサイトに慣れてもらいたいと思った。
5時発の予定だったが、山岸がダニにかまれていることがわかり、その処置を行っていたりしたため5:30まで延びてしまった。トイレに行列ができていて時間がかかった、というのもあると思う。地図には10張と書いてあったが、実際には100張くらいあるのではないか、というほどテントだらけだった。
七ツ石山で村瀬のマンゴー缶を頂いた。この日も爽やかな天気で、フルーツが美味しく感じられた。鷹ノ巣山避難小屋で山中さんにバーベキューについての連絡をしようと思ったが、電波が入らなかった。次のピッチで着いた鷹ノ巣山では電波が入った。ここは景色もとてもよく、1年も写真を撮ったりしていた。それなりに速いペースで進んでいると思っていたが、たるみのたびに1隊に追いつかれていた。この日もsLの読図はいまいちで、三ノ木戸山分岐がどこにあるかわからないなど醜態をさらした。
林道に着いてからは、キャンプ場の場所を知っている中村のいる1隊に先に行ってもらった。が、直接キャンプ場には行かず結局一度奥多摩駅に戻った。近くの川原に降りて天つきをして、バーベキュー場に向かった。4年会の方も多く集まってくださり、短い時間だったものの大勢でにぎやかなバーベキューを楽しむことができてよかった。
まとめ
今回の山行ではsLがLとしての自覚が足りず、そのために皆に迷惑をかけてしまったことが多くあり、本当に申し訳なかったと思う。道がよくわからなくなったところで直登させてしまったこと、EFチェックをしていなかったことは特に問題で、今後このようなことが決してないように十分気をつけていかなければいけない。また、新人合宿であるのにもかかわらず1年とのコンタクトが十分に取れなかったことも反省点として挙げられる。1年の方から上級生に声をかけるのは難しいことを考慮して、こちらから積極的に話しかけるべきだった。
一方で、よかった点は天気に恵まれ爽やかな気分で山行を楽しめたことである。こんなにダメダメのsLがいても、ワンゲルの活動に魅力を感じ、入部したいと思ってくれる新入生がいたら幸いである。
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