面子:3L長崎、菊池、2sWH佐藤、1E伊藤、F桑原、sF成田、WH古川、(sE松尾)
2月26日(金)本郷=(car)=河合▲0
運動会のハイエースを借りられたので、本郷部室に集合。45天ポールが足りなかったので、代わりに6天を持っていくことにする。途中高井戸駅で桑原を拾って、奥多摩へ向かう。道中松尾が「この山行に行けないようではプレツアーにも参加できない」という不思議な論理を展開していた。何回考えても理解できない。川井の町営駐車場に車を止め、あずまやにて就寝。古川がポリ忘れ。日曜が雨の予報なのが不安。
27日(土)出発6:45-7:10登山口7:20-8:00たるみ(650m) 8:10-9:10御岳神社9:20-10:10鍋割山10:20-11:20大岳山11:45-12:30たるみ12:40-13:40鋸山避難小屋跡▲1
日の出は6:30だと思っていたが、6:00ごろから既に明るくなっていた。パッキングをしていると松尾がやってきて「あの、山に行くのがだるくなってきたんですけど」などと言う。何を!?ってなもんである。なんでも山に行って風邪がぶりかえすのが怖くなったらしい。それなら最初からそう言ってほしかった。共装などを他の人に回し、松尾は帰らせる。橋を渡り、川井キャンプ場の先にある登山口まで行き、そこで体操をする。しばらく杉林の中を登る。天気は快晴。最初はみんなフリース等を着ていたが思った以上に温かく、途中で脱ぐために隊を止めた。稜線に出るとさわやかで気持ちいい。9時ごろに宿坊や土産物屋が並ぶ御岳山の町に着いた。御岳神社の石段手前でたるみ。次のピッチから登山道に凍結部分が出てくる。奥の院がある尖ったピークまでの登りで片側が切れた部分があり、鎖はあったものの少し怖かった。ピッチ終盤で佐藤が吐き気を訴える。朝ヨーグルトを食べすぎたらしい。アホな子。長めにたるもうかと思ったが、収まったようなので普通に出発。凍結は次第にひどくなってくる。全面が凍っているわけではないが、道が稜線の影になっている所がひどい。アイゼンを持ってこなかったのは失敗だった。用心のため佐藤にトップをやってもらうことにする。少しロングピッチになったが大岳山山頂でたるみ。富士山が良く見えるピークで、人が多い。フルーツ缶を持ってくればよかった。菊池と方針について話し合い、明日の午後から天候が崩れる予報であること、その場合凍結が酷くなり危険であることを考え、ER下山を検討する。結局、今日は御前山まで行かずに鋸山の避難小屋跡で泊り、明日天気が良ければ御前山をピストンしてER下山することにした。次のたるみで全員に方針を伝えた。13:30ごろ、鋸山下を走る林道に出る。ここにはトイレがある。鋸山の避難小屋跡は藪化していたので、一段上の平坦な部分にテントを張る。地面が凍っていてペグを打つのが大変そうだった。自分は文系なのでよくわからないが、ツンドラってのはこんな感じなんだろうか。サイマスは伊藤。天図に間に合うよう早めにサイトを始め、3時過ぎにカレー完成。桑原が持ってきた肉は完全に焦げていたので、入れなかった。4時から天図大会をする。桑原はうまいらしいので免除。他はみんなまだまだ。その後差し入れのぜんざいを食べ、6天にて宴会をする。途中から大富豪大会になる。たしか10時ごろ就寝。
28日(日)▲1 6:20-7:40御前山8:00-9:00鋸山避難小屋跡9:20-10:55たるみ(850m)11:05-11:15奥多摩駅
4:30起床。サイトは全て若天に任せ、じじいどもは惰眠を貪る。朝食はラーメン餅だったが、餅がどろどろに溶けていて実にまずい。成田は「餅が原型をとどめているよりも食べやすい」などと正気の沙汰とは思えないことを言っていた。佐藤はコッヘルが大きいのでたくさん詰め込まれていて哀れだった。食べながらラジオを聴くと、やはり天気が崩れるのは午後からという予報だった。御前山サブ装ピストンの方針に決定する。全員がデポをトイレの裏に置いて準備完了、と思ったら何故か伊藤が本ザックをしょっている。指示を聴いていなかった訳ではなく、デポを作る手間を考えると本ザックで歩いた方がいいと判断したらしい。どう考えても間違っているので、なんとか説得してデポさせる。Lが変なタイミングでキジを打ったこともあり、出発が遅くなってしまった。道はやはり凍結が酷く、菊池は下りの事を考えて引き返すべきではないかと言っていた。ただ、自分は凍結している部分でも少し藪に入れば問題なく下れると判断していたので、前進することにした。用心のため佐藤にトップを行かせる。御前山上部は完全に雪がついていた。少しロングピッチになったが、1ピッチで御前山に到着。看板のところで写真を撮る。空は今日も快晴で、午後から雨とは思えない。広々して気持ちのいいピークだと思ってたるんでいたら、下級生のほうは寒いから早く下りたかったらしい。下りは菊池をトップにする。御前山の下りは凍った登山道を行くよりも雪の中に入ったほうが楽だった。その後も適宜登山道を外れて藪に入りながら下り、9:00に鋸山下のトイレに到着する。ここから鋸山を経由して奥多摩まで下るのだが、この下りは急なところが多く、面倒くさかった。桑原は腰痛で苦しんでいた。途中愛宕山神社というところを通ったが、ここの石段はかなり怖い。ネコブの最初の階段を思い出した。11時過ぎ奥多摩駅に到着し、電車で川井駅に向かい、デポしていた車に乗って帰途につく。午後の予報が良くなっていた。途中びっくりドンキーで打ち上げをし、本郷にて解散。お疲れさまでした。
感想
御前山までしか行けなかったが、快適な稜線歩きができたので個人的には楽しかった。小屋泊できなかったのは残念だが、今回のサイト地も快適だった。新人合宿などにいいかもしれない。
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