参加者:OB2木村、白濱、塚越
『関東周辺沢登りベスト50』にある西横川の鮮やかな紅葉の写真を見て以来、
秋にこの沢に行きたいと思っていた。
ということでこのガイドを参考にした。
10/16(土)晴れ
新宿バスターミナル=(バス)=駒ヶ根市バスセンター
木村が遅刻、白濱に先に行ってもらう、木村塚越は最終バスで追いかける、そしたら白濱が駒ヶ根車庫までバスで行ってしまって駒ヶ根駅まで3kmくらい歩く羽目に。
とまあバタバタしたけれども何とか集合、駅カン。
10/17(日)曇りのち晴れ
(入渓点)7:10—7:20(東横川出合)—7:45下(30m大滝)上8:00—8:40(2200m二俣)—8:45下(30mナメ大滝)上9:05—9:50(長谷部新道)—10:25(千畳敷)10:50—11:20(宝剣山荘)11:30—11:40(宝剣岳)11:55—12:35(千畳敷)
駒ヶ岳ロープウェーバスの始発でしらび平まで行く。ここでデポ。針葉樹の緑に赤と黄色の紅葉が映える。
しらび平から少し道路を戻った橋の左岸から入渓。
二つの堰堤を難なく越え、すぐに1740m東横川出合。いくつもの小滝を登ってぐんぐん高度を上げる。水は冷たい。
大滝30mはホールド、スタンスともに豊富。木村が水流左のリッジを、白濱塚越は左ルンゼを行く。
30m大滝遠望 |
30m大滝を登る |
大滝を登り終えたところが1980m二俣。ガイドの地形図ではここを左に行くことになっているが、それは誤記。流量を見ても明らかに本流は右。
続く滝もどんどん登る。遡行図との対応はよくわからなくなる。
南アルプス遠望 |
高度がどんどん上がる |
さらに高度を上げる |
ぐんぐん |
やがていくつかのネットでみた2200m奥の二俣に着く。そのすぐ上2280mの支沢出合が30mナメ大滝。
左が30mナメ大滝 |
ナメ?という感じの滝だが、 どうやら滑落事故も起きている滝。ザイルを持った木村を先頭に慎重に、と思ったらどうってことなかった。最後の5mは木村塚越が水流左を、白濱は右水流中を行く。水流中が一番安全そう。
水が冷たいと思っていたらナメ大滝上ではつららができていた。岩にも所々氷が張っているので注意する。 この高度まで来ると紅葉はすでに終わり、晩秋の雰囲気が漂う。
やがて水涸れ。赤布がベタ打ちされている、と思ったらそこはもう長谷部新道だった。遭難碑と虎ロープもある。沢装を解かずに千畳敷まで行く。廃道の長谷部新道は快適と言う気にはならないが、しっかりと道は分かる。西横川の沢筋から抜ける最初のトラバースだけ、足場がやや不安定。
遡行時間が予定よりもだいぶ短かったので、空身で宝剣岳をピストンする。行列。ジーンズやスカートの輩が宝剣山荘まで来ている。さすが晩秋、稜線は風が冷たく手がかじかむ。そういえばワンゲルの秋企画ではハンガロンを持っていったなーと今更。
南アルプスと富士山 |
寒かった |
よく見ると行列... |
大して並ぶことなくロープウェーに乗って帰る。ロープウェーバスを菅の台BCで途中下車し、温泉に入って高速バスの帰路についた。
まとめ
秋も終わりかけのタイミング。紅葉を見に行くならもう少し早い方がよかったかも。でもコンパクトにまとまったいい感じの息抜き山行だった。現役の沢L養成にもお手頃。ある程度慣れた初心者なら遡行時間5−6時間?で連れて行けるだろう。
今回は諸情あって高速バスでアプローチしたが、3人以上ならレンタカー+ETCでかなり身近な沢となるはず。
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