表丹沢・源次郎沢

SL企画源次郎沢FB 2007.11.20 木村

面子:3L白浜、長谷川、sL木村、吉村(初)
遡行図・各滝名称は『東京周辺の沢』(白山書房)のものを使用し、現地の看板に拠ってFnと付した。

11/16(金)
��時に渋沢集合。吉村は遅れたので大倉入り口から歩いてもらうことにし、電話で誘導する。下界訓練後就寝。

��1/17(土)晴れのち曇り
大倉0505-0630出合0650ー1015F4大滝10m上1030



林道を歩いて入渓地点で沢装。誤って一度天神尾根に入ってしまったが書策新道を見つけるのが特に難しい訳ではない。遡行図と違い、第2堰堤上に出て第3堰堤を手がかりで右巻き第4も右巻いた。4m釜滝はTR左右どちらからも行ける。右に沢を分けての4mもTR。続く4mは上の4mとまとめて手がかりを出し上はTRをつける。大岩では左岸fixも考えられたが足場が斜めっているので釜中を行き、手がかりで乗っ越す。続く2段4m、3段7mともに手がかりTRで問題ない。右に沢を分ける所周辺の遡行図にない小滝もTRを出したがこれは蛇足だったか。F4大滝10mは左壁を長谷川、sLが左巻を行き、結局手がかりTRで水流左。リミット5分前に到着し、上でたるむ。二俣は右俣の方だけ伏流していたので誤って左俣に入ってしまい少々ロス。F5は同じく長谷川左壁、木村左巻で最上部から下段4mを手がかりで右、上段5mをTR手がかりで長谷川ルート。巻きルートは滝上部で高度感のあるトラバリというかヘツリをやらされるので嫌らしい。最上部に遡行図にない3mが左右にあり、これは左を手がかりで上らせた。遡行図の岩小屋のような滝というのは良く分からなかったが、F6CSは手がかりTR、F7でもTR、F8は4mとTmが連なっているところだが2回に分けてTRを出したが一本で2段TRとすれば効率よかった。F9CS8mは木村が左巻、長谷川が左壁で、巻きルートをTR。この上でたるみ。ここから110分もかかるのかと長谷川はうんざりしていた。ここより上は小滝がバンバン出てきて4、5回TRor手がかりしたような気がする。あまりに中途半端な滝なのでみなイライラした。ザ・丹沢という感じのツメをトラバリつつ花立山荘に直接出て沢装解除。空は曇っているのにすごい人の量である。天神尾根を下って林道を歩いているうちに日没。アジャってバイバイした。
総評
今回全体的に丁寧にザイルをベタ打ちして行ったが2回くらい自分でもこれは丁寧すぎるかと思うところも出したというのもあったし、手がかりで済む分でも支点の関係上ザイルを使わなければならないのも時間を食う要因の一つであった。sL企画で行くには疲れる沢だ。しかし逆にfixの出番はないので養成で使うなら一工夫欲しいところだ。
個人的にザイルワーク上はミスはなかったが、ザイルに意識が行き過ぎていてRFがおろそかになった。

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