2016年5月7日土曜日

新人錬成 大菩薩嶺

甲州の大菩薩嶺に行ってきました。新人合宿後にsLが徹夜で計画書を書き上げた土壇場企画でしたが、天候にも恵まれ普通に良い山行でした。ただ、新人錬成にしては少しぬるかったかもしれません...
飽きるほど見えた富士山
大菩薩FB

参加者 
3年 CL長根 sFsW野原 
2年 sL島田 H大石 FW武田 E根岸
1年        木村 勝木 幕内

記:島田

 
5/6(金)雨のち曇り

東京=塩山駅(タクシー)=落合登山口

高尾駅に21時に集合し、Eチェック、Fチェックを済ませて小淵沢行の電車に乗る。特に致命的な忘れ物は無かったが、根岸によると一年の木村君が防寒着を忘れたとのこと。上級生のを貸して対応することにする。車内では毎年恒例の上級生による一年へのマップケースの紐の結び方の伝授が行われた。塩山に着くともうタクシーの運ちゃんがお待ちであったので、急いで水汲み、入山連絡などを済ませ一同乗り込む。運ちゃんは結構おしゃべりな人で、この辺りは鹿が多いやらなんやの地元トークを聞かせてもらった。確かにタクシーに乗っている間何回も鹿やキツネに遭遇し、もはやナイトサファリ状態だった。

落合登山口に到着。タクシーの明かりで鹿の群れを蹴散らし、そこで寝ることにする。もともと分かっていたが、屋根も何もないただの沢沿いの野っ原である。5時出発とし、雨が降らないことを祈りながら23時半ごろに就寝。

 

5/7(土)曇りのち晴れ

5:08落合登山口-6:00鶏冠山分岐6:106:40鶏冠山-7:05横手山峠7:157:40六本木峠-(たるみ10分、地図読み3分×2)-902丸川峠9:15-(たるみ10分、地図読み3分)10:30大菩薩嶺10:3510:45雷岩12001235福ちゃん荘

寒い。とても寒い。シュラフを新しいのに買い替え調子に乗っていたsLだが、どうやら登山口を侮りすぎていたらしい。去年木曽駒でシュラカバで寝た時ぐらい寒かったかもしれない。ほんとに雨が降らなくて良かった。朝飯を食い暖を取って出発する。登山口前の民家では犬に吠えられたが、気にせず進む。トップは大石さん。特にこれといったこともない登りをいいペースで登っていく。途中1380mあたりで倒木があり、進むのに手間取った。鶏冠山分岐からはひたすら東に進む。30分ほどで鶏冠山と表示のあるところに着くが、霧で何も見えず。しかも、そこは明らかピークではなく北側にもっと高いところがありそちらが鶏冠山ではないかと思われたため、2年会に偵察に行ってもらった。しかし遠そうなので断念。横手山峠に向かう。だが少し西に進んだところでまた「鶏冠山」の表記が...。どうやらここら一帯はすべて鶏冠山らしい。もうそういうことにしておこう。ここから六本木峠までは緩やかな巻き道が続きとても楽だった。六本木峠に着いたところでは、絶賛sLチャレンジ中の根岸がピンを見誤りsLチャレンジ・リーチの宣告を受ける。まあ1回くらいは、と思いつつその後すぐ少し進んだ丸川峠までの道で地図読みを行う。あろうことか根岸は間違えてしまった。残念ながらリーチ一発ツモである。野原さんが瞬時に点数計算をしていた。

丸川峠に到着。有人小屋もあり、開けたいい感じの所だった。ここから大菩薩嶺までは樹林帯をひたすら登っていく。この辺りからちらほら晴れ間が見えるようになっていたので、一同は大菩薩嶺、ではなく雷岩での景色に期待を寄せる。なんでかって?それはこの下の写真を見れば分かるはずです。途中たるみを挟んで一時間ちょいで大菩薩嶺に到着。
一応百名山の大菩薩嶺
いもピークなので、写真だけ取って通過。10分ほど歩くと、視界が開け雷岩に到着。福ちゃん荘まであと1ピッチもないし、時間があったので富士山が見えるまで長だるみすることにする。野原さんと長根さんからの差し入れを美味しくいただいて寒風に耐えること約30分、ついに雲が掃けて富士山が降臨。一年とともに岩の上からバシャバシャ写真を撮り、sLは満足したのであった。
富士山現る
 
ここで、根岸が隠し持っていた差し入れの抹茶オレを取り出す。寒かったので、こいつはとてもありがたかった。根岸、ありがとう。抹茶オレで温まったし、富士山も見えたので福ちゃん荘に向かうことにする。35分ほど歩いて福ちゃん荘に到着。車道が走り、食べ物も売っているもう普通の下界であった。サイマスは大石さん。14時からサイトということになる。サイト時間まで飛んでいる救急ヘリを見たり、味噌おでんを食べたりして各々時間をつぶした。隣には雷鳥さんも来ていた。サイトが始まると、幕内の米忘れが発覚。米は大事だからちゃんと持ってきてほしい(といいつつ、実はsL自身も去年の金峰瑞牆で米を忘れたことをひしひしと思い出したのであった 笑)。根岸が予備を持っていたので、それで対応する。用意の良い根岸に感心するが、同時に銀マを忘れたという報告を受ける。プラマイゼロなのであった...。また、武田はラード、ふりかけ、しゃもじを持ってくるのを忘れていた。一年会はそれなりにてきぱきと作業ができているように見えたが、三年会の先輩曰くもっと細かく正確なことを教えなければならないらしい(軍手は二重、鍋持つときは滑り止めの付いた軍手を使わない等)。はい、今後そういったことも指導していきます。完成したクラムチャウダーを食し、茶飯の儀を行った後18時半頃まで外でカルピス宴会。藪の話や何故か夢の話で盛り上がった。島田、武田、幕内がオカン。北斗七星が微妙に見えた...気がする。

 
5/8(日)晴れ

4:40福ちゃん荘-5:15大菩薩峠―5:33石丸峠5:406:35小金沢山6:45710牛奥ノ雁ヶ腹摺山-(たるみ+木村君処置20分)-825黒岳-(たるみ10分)-915湯ノ沢峠-950湯ノ沢峠登山口10001125やまと天目山温泉

今朝は三四半。起床係は木村君。オカン組は早めに起き、シュラフ等たたんでから3時に若テンに乗り込むことになっていた。3時の起床コールとともにsLと武田は若テンに入りサイトを始める。しかし幕内が入ってこない。どうしたと思って作業を続けていると33分ごろにようやく幕内がテント入りした。トイレに行っていたらしい。幕内も加えてサイト再開。メニューは鯖雑煮だった。少し餅が溶けていたが、美味しかった。

水を汲んで満発にし、日の出ちょっと前に出発。日の出前だが、結構明るかった。林道を進み、登山口に着いたところでちょうど日の出時刻。タイミングがよい。トップは武田で早々飛ばす。しかし、飛ばしすぎたのか大菩薩峠のピンもすっ飛ばしかけていた。大菩薩峠から少し登ると上り坂から解放され、気持ちの良い草原に出た。石丸峠である。富士山、南アルプス、甲府盆地などが綺麗に見えた。幾度かの頂上現象(登り切ったと思ってもまだピークは先だった現象)を体験したのち、小金沢山頂に到着。ここにはきつねがおり、食べ物を狙っているようだった。要注意である。かわいかったけどね。牛奥ノ雁ヶ腹摺山のピンは大石さんがゲット。牛奥ノ雁ヶ腹摺山から少し下ったあたりから木村君が遅れ始める。隊を止めて聞くと、右足首の筋が痛むらしい。次のたるみでテーピングをして固定し、パウ水を抜いた。sLはパウ水を野原さんに持ってもらおうとしたが、根岸が持ちたいと言い出す。既に3発歩荷しているのに何を言い出すんだ君は。根岸がどうしてもと言って譲らないので結局根岸に持ってもらい、出発した。黒岳まで樹林帯+若干岩場の細い尾根道を進んでいく。黒岳はいもピークだった。ここからはほぼ下りである。湯ノ沢峠には車道が通っており、末端感が漂っていた。湯ノ沢峠からは沢沿いの気持ちのいい道を下っていく。長根さんが、何かいい設計のアイデアが出そうと言っていた。それぐらい気持ちの良い道であった。だが、増水時はおそらく注意が必要であろう。昼前にはやまと天目山温泉に着き、反省会をした後温泉&打ち上げ。各々山行の疲れを癒すのであった。ちなみに、やまと天目山温泉はdocomo以外電波が入らないので注意。13:31発のバスで甲斐大和駅に行き、一同帰路に就いた。

 
まとめ

天気に恵まれ、充実した山行であった。景色も良く、コースも多様性に富んでいたため新人錬成というよりもお楽しみ山行的な要素が強かったかもしれない。ただ、今回の山行で一年にはサイトの仕方や地図読みをある程度学んでもらえたことであろう。

 

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