2012年5月31日木曜日

新人練成男体女峰リベンジ


2012年度山行No.14新人練成sL企画男体女峰                                      
企画者  宮崎
メンバー 4 佐藤 配島 3 L伊藤 末松 2 坂田 E鈴木 F野呂 W前山 sL宮崎 1 梅宮 小林 鈴木 高辻 豊島 成瀬 村瀬

かつて大城さんが出した鬼企画とほぼ同じ内容の企画。標高差1800m,夜明け前行動あり,一人二発共ポリ13etc..どう考えても「鬼」。sLは一年生が引かないように絵文字とかを多用した案内メール(当然鬼内容はカット)を送る始末であった。それでも山行直前になって水場が使えるという情報が入ったので一人二発共ポリ13だけはカットされたのでした。
「これが歩ければ道は十分」byOBの菊池さんということなので女峰・男体両ピークに立てれば自信を持っていいと思います。
あとリベンジは昨年の男体女峰のリベンジ(コピー)のつもりです


5/25() 北千住=東武日光

 19:50北千住集合。20:20の東武線の電車に乗る予定。sL19:50頃北千住についたとき集合していたのは,六人くらいしかいなかった。やれやれ。20:20までにくればよいのであまり気にしないことにする。待っている間に坂田のスパッツ忘れと配島さんがポリ三発忘れたことを確認する。20:15にはほとんどの人が集合。駒場にスパッツとアイゼンを取りに行ってもらった野呂はsL,E,野呂間の伝達ミスにより野呂のリーチが遅れ20:15くらいに北千住に着く予定らしい。野呂に時間を考えずリーチさせたことを後悔する。野呂は結局20:19に来た。ここでEチェックで忘れ物は配島さんの共ポリだけ。Fチェックでは成瀬が小タマネギ3個分の大タマネギ1個を持ってきたらしい。3個分のタマネギって直径20cmくらいあるのかな?

 電車にのって佐藤さんは春日部で合流,村瀬は六限があったのでJRで東武日光まで現地アプローチしてもらった。23:00ごろ東武日光に着いて水くみしようとすると駅員さんに駅を閉めるから早く出てくれといわれる。「すみませ~ん。お手洗いだけ借りていいですか。」とポリを持って総勢16人で水くみをする。ヤマレコの記録で水場があるという情報を得ていたのでとりあえず東武日光~女峰山~唐沢小屋~馬立までの水場区間を考えて一人1発共ポリ9で水を汲む。駅員さんはかなりいらいらした模様。坂田は共用便所の個室にこもってかなり粘って水を汲んでいた。夜は配島さんが偵察してくれた駅から5分ほどの国道119号(日光ロマンチック街道)沿いの公園の東屋で東屋カンする。東屋の他,トイレ,水飲み場,近くにはサンクスもあり,良い場所だった。東屋で豊島がゴアマとスパッツを忘れたことの報告を受ける。豊島に帰ってもらうことも考えたが,サンクスにセパレート式の雨具があったので,それで代用する。スパッツは配島さんのものを貸していただくことにした。入山連絡後24:00には就寝。



5/26() 晴れ時々曇り 東武日光4:004:24西参道4:28~4:46行者道4:565:481070付近5:58~6:171240付近9:46~10:311550付近10:41~11:41拝遥石1151~12:412110付近12:50~13:50 唐沢小屋14:30~15:15女峰山15:50~16:30唐沢小屋

 一年生と心配性のsL3:00くらいから起きて準備していた。昨日漫然と配島さんについてきたsLは東屋の現在地が分からず出発前に配島さんからレクチャーを受ける。ちなみに前山はだいたい把握していたらしい。3:50には体操をして4:00に東屋出発。日の出前行動だが準備が早くて良い。西参道までは下界歩きで観光している気分で楽しい。西参道から行者道までの道は石畳でいらいらした。行者道で一回目のたるみ。読み(1.1)よりかなり早くて頼もしい。末松さんを始め女性陣も元気そう。「この先殺生禁ず」の趣旨のかかれた石碑を通り過ぎ,林を抜けるとゆったりとした登り道になる。笹原にツツジが混じってきれいだった。稚児が墓の手前で二回目のたるみ。やはり読みよりかなりハイペースだが隊のメンバーはみんな元気そう。今年の一年はみんな強いな~と思って歩いていると小林が左足をつったと言う。たるみを取って休ませるが回復せず,そもそも足に力が入らず本当に足がつっているのか微妙。この先の登りは斜度が急であり,連れて行くのは無理。かといって全員で降りるのは隊の体力を消耗させるので望ましくない。ということで準則には書かなかった西参道までの「道L2名以上つけての分離下山」を選択。立つのもつらいようなので背負い搬出することにした。分離隊が二人だけではつらいということで分離隊は配島さん,坂田,鈴木の3人にお願いした。なお以上の方針のほぼすべては配島さん,佐藤さん,伊藤さんが段取りを組んだ。準則には書いてなかったので遭対や緊急連絡先に電話するが電波が通じない。アンテナは1,2本時たま3といったところ。野呂と佐藤さんに多少下ってアンテナが立つところがないか偵察してもらう。配島さんはその間背負い搬出の用意をして一年生にやり方を見せていた。背負い搬出ができても連絡がつかず,何とか緊急連絡先につながっても電話に出ず,電話に出ても用件を最後まで伝えられずということで相当イモった。sLは分離下山を書き落としていたことをかなり後悔した。何回か電話をかけ直した末とりあえず用件はすべて伝えられたと判断して分離隊は出発。後で話を聞くと緊急連絡先に状況があまり伝わってなかったらしい。このとき7:26で小林が足を痛めてから1時間以上経過していた。分離隊が帰ってくるまで読みでは4P強でその間本体は停滞。伊藤さん,佐藤さんは稚児が墓付近から小林が左足をかばって歩いているのに気づいていたそうだ。隊の状況をよく見ていなかったsLは反省した。停滞中はみんな昼寝をしていた。日差しが強く暑い。8:34MLで分離が完了したことを確認。これから合流するのに早くて一時間半ほどかかると思っていたら9:30ごろ分離隊が戻ってきた。配島さん40分,坂田10分,鈴木10分で背負い搬出したそうだ。その後15分ほどたるんで出発。

 1320付近の水場を偵察したがかなり細かった。そのうち枯れてもおかしくなさそう。それからやっと登りらしくなっていく。1520では地図読みポイントだったので練習もかねてたるむ。一年生の半分くらいが分かっていた。この辺から雲行きが怪しくなり雨男鈴木は非難された。ガスで展望はよろしくないが雨が降らないだけましか。黒岩までのガレ場は結構長さがあった。特に危険箇所はなし。上っている途中トラバース地点を過ぎてしまったのでは無いかとやきもきしたがはっきりと分かるようにマークされていた。逆に黒岩直登の踏み跡はなさそうだった。黒岩の下のコルでたるみ。佐藤さんは来年の新歓用写真をねらっているらしくコルの大きな岩の上でポーズをつけていた。ライオンキングみたい。2310辺りには黒岩尾根コース唯一の2mほどの鎖場がある。オーバーハング気味なので一年生を挟んで通そうと思ったが坂田が上に行く巻き道を見つけてくれた。巻き道を使えば何の問題なくいけるらしい。sLは鎖場を試してみたが結構怖かった。雨で滑りやすくなっていたらいやな感じだったと思う。ここら辺で配島さんは分離下山の反動で消耗していた。2224手前から残雪が出始める。一カ所雪が覆ったトラバース気味の道を10mくらい歩かなければいけないことがあり一年会は結構苦戦していた。唐沢小屋につくとまず水場の偵察隊を出した。往復20分くらいで戻ってきて水量豊富とのこと。唐沢小屋でサイト,泊まることを決定して空身で女峰山をピストンした。女峰から降りてきた人の話によると雪が結構あるらしいのでスパッツをつけた。このとき高辻のスパッツ忘れが発覚。高辻のズボンがゴアテックス素材でかつ足首が絞れるらしいのでそれで良いことにする。スパッツを忘れた坂田はゴアマを着て,配島さんは何も着けず登っていた。このとき坂田が自分の黄色いゴアマに絶対の自信を持っていることが分かった。sLは女性陣の後ろでのんびり歩いた。先頭は坂田で25分くらいで山頂に着いたらしい。sL45分くらいだった。山頂からは元本ルートの大真名子山,小真名子山,帝釈山がよく見えて気持ちがよい。いつかこれらの山を縦走してみたい。男体山は雲にかかれて見えなかった。フルーツ缶と配島さんの差し入れのこんにゃくゼリーを食し,記念撮影をして天図を書かなければいけない前山だけ先に唐沢小屋に出発させる。今日のガスをすべて自分のせいにされて分の悪い鈴木が前山の付き人として名乗りを上げる。鈴木曰くこれで晴れなかったら自分の身の潔白が証明されるのだそうだ。しかし鈴木が唐沢小屋についたと思わしき時間に雲は晴れ男体山が姿を現したのだった。ここに鈴木が黒であることが証明された。ちなみに鈴木はこの話をみんなが口裏を合わせていると思いこみかたくなに信じようとしなかった。男体山が見えたので満足して唐沢小屋へ出発。末松さんは足を痛めてのんびり行きたいと行っていたので先発隊と後発隊に分ける。女峰の上り下りは結構急なので本ザックだと大変そうな印象を受けた。16:30サイト開始だが少し遅くなった。3年生以上3人と2年鈴木でこれからの全行程分水くみに行ってもらう。前山は16:50になっても天図を書いていた。夜はポークシチュー。ポークシチューはビーフシチューよりのとクリームシチューよりのものがあるが,これはビーフシチューよりのものだった。成瀬のタマネギは直径12cmほどで3/2個分くらいしかなかった。梅宮は包丁さばきがうまい。野呂はサイトで使う水の量などの一年生の指導を積極的にしていた。sLは村瀬に飯炊きを教える。うまく炊けて良かった。料理は行動時間が長くおなかがすいていたのでおいしい。食事後宴会をして20:00就寝



5/27()晴れ時々曇り,1:30ごろからにわか雨 唐沢小屋4:45~5:182120付近5:30~6:28馬立6:38~7:35志津小屋7:58~9:02五合目(2100付近)9:12~9:382225下のコル9:48~10:50男体山11:07~(たるみ2回)~14:10二荒山神社

3:30に起床。和風スープパスタのペンネの量が多く水を足さなければならなかったり火力が弱かったりして朝食を作るまでかなり時間がかかってしまった。撤収も遅く行動時間を遅らせてしまったのは問題。唐沢小屋からの下りは雪が多そうだったので一年生には軽アイゼンをつけることにしたが,一年生に軽アイゼンの付け方を教えるのにも時間がかかった。また調整が必要な成瀬に貸し出した軽アイゼンの調整を怠ったのは良くなかった。装備の貸し出しがぎりぎりになってしまったこともあるが,もうちょっとsLEと協力して軽アイゼンをつける練習や調整をやっておけば良かった。とりあえず調整は時間がかかりそうだったので二年の鈴木の軽アイゼンを成瀬に貸して対応した。水場までは道の所々雪がありキックステップだけでも歩けるが軽アイゼンもあったほうが歩きやすそう。ただ雪の残っていないところではガレ場になっているところも多くそこはアイゼンのせいで歩きにくそうだった。20分ほどかかって水場につく。水場からは確かに豊富な水が流れていた。水場から先は雪がついてなさそうだったのでアイゼンをはずしついでにたるみ。末松さんから昨日痛めた足がまだ痛いという報告を受ける。末松さんは登山靴の中で足が変に締め付けられているのが原因みたいで荷物を抜いたり,テーピングをしたりするよりも靴ひもを多少緩く結んだ方が楽になる気がすると言うので,靴ひもの調整だけして様子をみることにする。その後下りは割とハイペースで荒沢出合に着いて末松さんに足の状況を訊くと痛みが無くなったと言っていたので男体山へ縦走することにする。馬立まで行ってたるみ。林道の上部は笹原になっていて藪のサイト適地を考えればすべてサイト適地といえるだろう。適当に探せばそこそこ平らなこともありそうだった。馬立からは林道歩き,途中にはゲートがあって車両は馬立までは入ってこられなさそう。林道歩きの常だが隊がやたらのびた。途中前山が鹿の死骸を平然と踏んで末松さんに引かれていた。前山は自分が鹿を踏んだことに全く気づかなかったらしい。志津乗越でみんな待っていたが,志津小屋までの多少ロングピッチをきる。志津小屋まで5分で着いた。志津小屋の「水場」はゴミ取りが置いてあるのとわざわざ煮沸してくださいと断ってあり使いたくない。「洗場」と書いてあるところからの水の方が流水でまだ飲めそうだった。これから積雪が多いという情報だったので成瀬の軽アイゼンを調整して,鈴木のアイゼンをバック。結局25分くらいたるんでいた。男体山への登りは雪が多少付いていたが,しまっていてどろどろの道を歩くより歩きやすかった。また登っている途中に曇ってきて鈴木は非難されていた。山行中鈴木の雨男ネタがループしすぎている気がした。2225からの登りに付いている雪はかなり滑りやすく野呂とsLは転んで大変だった。2450付近の尾根には雪道のようになっていたが特に踏み抜いて危ないということはなかった。結局男体山までの登りで特にアイゼンは使わなかった。男体山では完全にガスっていて寒かったのでアクエリアスを飲んで坂田のドライフルーツを食べて,写真を撮って下山開始。山行中一番男体山に登りたがっていた伊藤さんが山頂で一番降りたがっていたので男体山に薄情なのではないかと思った。下っている途中に中禅寺湖が見える。ここからは登山客も多くよくすれ違った。男体山の下りはガレ場が長く浮き石も多かったので落石を起こさないように注意が必要。雨天時だと通れなくはないが結構大変そう。また斜度が急になってから現在地の目印になるようなものが少なく今自分がどこかまで降りているか分からずやきもきした。途中の何合目か区切ってピンを打っておけば良かったと思う。結局林道に降りる直前に配島さんが沢状地形を見つけて現在地を特定した。林道は適宜ショートカットする。途中にわか雨が降ってきてびしょぬれになる。ガレ場でにわか雨に会わなくて良かった。雨の中二荒山神社に降りてきて境内で反省会をやる。温泉に入りたいという人が多くなかったのでバスで東武日光まで行くことにする。バスがなかなかこなくて冷や冷やした。ちなみに東武バスはSuicaPasmoも使える。東武日光で時刻表を調べると5分後くらいに北千住まで行く列車があり,早く帰りたい人も居たので打ち上げもせず解散にしてしまった。



まとめ

かなりハードなコースという前評判でしたが,頼もしい一年会,体力自慢の二年会,頼りになる三,四年会に支えられ,背負い搬出による分離下山という大きなトラブルを乗り越えて,コース完遂することができました。メンバーの皆さんありがとうございます。

小林は足のけがに懲りずまた参加してください。

1 件のコメント:

  1. OB2大城です。鬼企画を継承してくれる人がいて嬉しい限り(笑) 4年前を思い出しながら記録を読ませてもらいました。人数がこれだけ多いとトラブルも多くなるけれど楽しいですよね。
    これからも是非面白い企画を出してみてください!

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