2012年1月29日日曜日

一年冬山 安達太良山

2011年度山行No.54  一年冬山 安達太良山
面子:OB3 木村、OB1 広瀬、3 高梨、L蓜島、2成田、松尾、1E坂田、H鈴木、W野呂、(E松岸)F宮崎
 

1/27() 新宿=(夜行バス)=あだたら高原スキー場
 出発前に学生支援課の方から寒波が入っており、積雪も多いようなので注意して下さいとの注意喚起があった。提出した計画書に毎度目を通して頂いているようでありがたい。この土日も荒れるのではないかと心配で少し緊張していたが、天気図を見る限りそこまで悪くもなさそうだ。松岸も参加の予定だったが、熱があるということで不参加となる。アプローチは夜行バス。乗り場は新宿西口のいつもの所なのに松尾は迷子になる。集合場所で松岸から共装を受け取る。10人なら45天2張りでも足りるがどうせ行程は短いし窮屈なのは嫌なのでゴア天も持って行く。スキーバスなので他の乗客は騒がしい。消灯後は静かになり意外とよく眠れた。

1/28() 雪
あだたら高原スキー場6:45~7:05~7:351190m7:45~8:10勢至平~8:50くろがね小屋10:10~11:20峰の辻手前11:30~ 11:35峰の辻~(RFミス)~167312:10敗退決定~1250峰の辻1305~1325くろがね小屋




















 5:30にスキー場に着く。木村さんのピッケルバンド忘れ、松尾のポリタン忘れが判明。それぞれスリングとペットボトルで代用する。昨日入山連絡を入れ忘れていたので早朝に佐藤を起こすことになってしまった。6:30出発の予定だったがまだ暗いのと少し準備に手間取ったのとで45分頃出発。登山口までのところで林道が分岐していて少し迷うが、スキー場のすぐわきを登っていく。木村さんが遅れ気味で橋のところで本体は少し止まって待った。ここからは馬車道などが交差しているがまっすぐ登っていけばよい。地図に急と書いたが大したことは無い。赤布も打ってあるが、間隔が広いところは自分でも打った。小屋まではずっとこんな感じ。小屋までで20枚も打っていない。トレースもばっちり付いている。勢至平は「限界上だが限界下扱い」ということにしていたが、限界下といっていいと思った。雪はチラチラ舞っているが風は無い。少し気温が高いようでゴアマが濡れる。小屋手前の急斜面のトラバースはトレースがしっかり付いていることもあって全く怖くない。あっさり小屋に到着。くろがね小屋は天場は無いが、今回は訓練ということでテント泊を認めてもらっていた。小屋の管理人さんは非常に元気で、テントを張る位置のアドバイスをしてくれたりととても面倒見が良い。トイレ・水も小屋のを使って良いとのことだった。さらに大量にお菓子まで頂いてしまった。雪が深く整地にやや時間がかかる。成田は去年のプレツアーでできなかった雪洞訓練をやることになっていたので早速掘り始めている。今日はこのまま温泉につかってのんびりしたいなどと思ってしまったが予定通り鉄山を目指すことにする。ここで木村さんのテルモスが空であることが判明。ワカンをつけて10時出発としたが坂田の準備が遅く出遅れた。坂田が遅れるのはいつものことになりつつある。ここからはトレースも消えていてラッセルとなる。太ももくらいか。管理人さんが後ろからつぼ足でラッセルしながら見送ってくれた。後ろで進むの遅いなと思っていたが実際自分が前に出てみて雪が重く、これでもよく頑張ってる方だとわかった。この辺りからは風が出てくる。峰の辻手前の沢状でタルミ。ここで後ろから来ていた単独の方に追い抜いてもらう。峰の辻のすぐ手前で再び前に出て稜線を目指す。単独の方もこちらに来るようだ。このルートに竹竿は無い。尾根の左をトラバースしていくのが正解だがほとんど尾根に乗ってしまった。もっと左にトラバースとたまに口を出したがほとんど修正されず、だんだん修正することもできなくなり、前を見る限りこのまま行けるんじゃないかなどと思ってそのまま進んで矢筈森1673の下に出た。最初これが稜線かと思ってしまったが、角度がおかしく、稜線に乗るには1673を越えなくてはならないことに気付く。しかし絶壁のように見え、巻くのも無理そうなのでとりあえず引き返す。付いてきていた単独の方には申し訳ない。少し戻ったところから行けそうだったのでそこから行こうとしたが、トップの意見で弱テをすることになる。一年に一つずつ作らせたが、宮崎はほとんど作り方を覚えていなかったようだ。結果肘で60cm、場所によっては肘で20cmの弱層もあった。時間が押していることもあり敗退決定。下りはラッセルの必要もないのでサクサク進む。峰の辻でテルモスを飲むが、広瀬さんのオニオンスープが冷たい。ポリの水と同じ温度だったらしいが一年は何も言わずに飲んだようだ。かわいそうに。小屋に戻りテントを立てるが、45天の四隅の一つがちぎれてポールの一端をさせなくなってしまった。スノスコを使ったりして上手いこと雪面にさして固定できたので何とかなった。とりあえずサイト。成田が雪洞を掘っているのでジジ天でも米を炊く。今日はビーフシチューだが、マカロニが入っているせいで風味が落ちている気がした。水は小屋でもらえるが練習のため若天で2発ずつ水づくりをさせる。そのあとは温泉に入りに行くが、松尾、野呂、Lだけ。入浴料400+冬季休憩料200円。気持ちよくてテントに戻りたくなくなってだいぶ長いこと風呂につかっていた。テントに戻って軽く宴会。この面子だと若天はほとんど飲まない。56半として就寝。

12/29() 雪 限界下から晴れ
 くろがね小屋7:05~(タルミ1)~9:00峰の辻9:10~10:001600m~11:15小屋11:35~12:10勢至平~(タルミ)~13:05スキー場









くろがね小屋外の温度計
今朝はカレーうどん餅。30分で分配出来たが餅が固い。成田は雪洞で寒くてあまり眠れなかったらしい。6時撤収とするも撤収時間が守れたのは松尾くらいだった。テントがパリパリに凍りついていて畳むのに時間がかかる。結局ほとんど袋に入らなかった。一晩で結構雪が積もっていてテントの周りに掘った溝がほぼ埋まっていた。今日は野呂の準備が遅く出遅れ。昨日のトレースはほぼ完全に消えており、再びラッセル。最初先行パーティの後ろに着くが、すぐに前に出る。昨日も通ったルートなのに松尾のRFがイモい。昨日よりも風が強く視界もやや悪い。昨日のトレースにうまく乗れればそれほど沈まないが外してしまうときつい。標高が上がってくると徐々に視界、風ともに悪化していく。足がはまるせいか風のせいか一年がたまに転ぶ。峰の辻に着いた時には準則ギリギリ位の条件だった。たいていのパーティーはここで引き返して行った。残ったのは僕達の他にもうひとパーティーだけ。このパーティーもしばらくして引き返して行った。峰の辻以降は腰以上のラッセルとなり、風はさらに強くなる。1ピッチ位進んだところで広瀬さんの発言を受けて敗退決定。寒いのでさっさともどる。しばらく行くとすでにトレースは消えていてまたまたラッセル。風はさらに強くなっていき何度か転んでしまうほど。視界も悪くなり、たまに竹竿が見えなくなる。途中鈴木のワカンがはずれてちょっと止まる。やっと小屋についてテルモスを出して長めにたるみ。小屋の温度計によると-10℃。最低気温は-23℃だったらしい。寒いのでさっさと下る。出発してすぐ坂田のワカンの紐が一部外れ、坂田はつぼ足でLの前を歩いてもらう。壊れたと言うのでこうするしかないかと思ったが、実際はすぐ直せるので直すべきだった。勢至平まではつぼ足では苦戦する。勢至平をすぎて一度タルミ。この時Lも含め数人の頬が黒くなっていることが判明。頬がピリピリしていたのはこのためか。軽い凍傷らしい。下界に戻ってしばらくして皮がむけて治った。目出帽をしていたがパリパリに凍りつきあまり顔を覆えていなかった。また、出発の時にしっかり防寒をするように伝えておくべきだった。とはいえ松尾以外はだいたいしっかり防寒できていた。ここで外したい人はワカンをはずし、スキー場までは何事もなく着く。スキー場からはシャトルバスで岳温泉までいき、温泉に入って路線バスで二本松まで。スキー場から郡山までのシャトルバスもあるが時間が合わず断念。二本松で打ち上げして解散。

まとめ
 二週連続のノーピーク山行となってしまった。ただしラッセルトレとしてはかなり充実していた。2年はラッセルをよく頑張っていたと思う。鈴木・宮崎・野呂はもっと頑張ろう。1日目のRFミスについては上級生がもっと強く口を出すべきだった。2日目の撤退の判断はもっと早くすべきだった。

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