2006年11月12日日曜日

西上州

秋企画 西上州 荒船山 2006.11.11~12 企画No.40 企画者 唐木惇生 メンバー4人 

荒船山縦走記録                            作成日  2006.11.14
メンバー
3 L:O
2 sL:K WH:K2
1 EF:F

山行記録
11/10(金)
18:15池袋高速バス乗り場~21:15軽井沢駅21:30~タクシー~22:00八風山登山口 
池袋に17時45分に集合。18時15分に池袋から小諸行きの高速バスに乗る。セレブは高速バスなんかには乗らないようである。隣でK2は数学の問題を解いている。数学と筋トレを同じくらい愛しているという。そんな人が隣にいるなんて数学的にありえないと思いながら寝る。21時15分に軽井沢駅に着く。Fは新幹線でリカバーし、先に軽井沢駅に到着。そこからタクシーに乗り、別荘地を抜けて22:00に八風山登山口に着く。4060円也。そこでテントを張りラジオをつけながら就寝。
11/11(土)曇り時々雨
5:30起床6:15発7:07休息施設(1186.0m)7:17-8:07物見山8:17-9:15内山牧場車道先の林道9:23-10:14内山峠内山峠10:23-11:20一杯水11:35(?)-12:00荒船山避難小屋
木の葉がすべて落ち、山はもう晩秋。哀しさが漂う。登山口からいきなり急登。ラジオをつけながら行く。あっさり八風山に着く。ガスっていて何も見えない。途中で雨が降り出す。休息施設のベンチは崩壊していたが雨を凌ぐのには良い。トイレはない。車道に出た後の道は片側に針金が張ってある。物見山には大きな電波塔が建っている。電波好きにはたまらないだろう。物見岩は何でこんなところにあるのだろうというような岩である。山荘荒船は車道に出たすぐ目の前にある。芋芋しているといつの間にかクロスカントリーコースに迷い込んでいる。せっかく内山牧場に迷い込んだのに牛にお目見え適わなかったのは残念。林道に出た所でたるむ。熊くさい。そこから、少し行った所に熊の糞らしきものが落ちている。しばしの間消していたラジオをまたつける。熊倉峰からの下りは下草も落ち葉もない枯れ木の人工林。整然としたその風景になぜか感動する。内山峠には登山客用のバスが一台止まっている。駐車場以外何もない。一杯水は橋の袂にある。涸れないらしい。トモ岩は初めて岩場に行く1年は気をつけるべき程度の岩場。予定通り避難小屋をサイト場にする。10人ぐらい眠れる立派な小屋である。水場はないがトイレはついている。Fが持ってきたクラッカーにいちごジャムをつけて食べる。美味である。暇をもてあまし、皆シュラフにくるまり昼寝。寒いからと言い、FとK2は腕立てをする。サイトを始めるころから晴れ始める。荒船山展望台に立つと自分が絶壁の上にいると実感する。絶壁の下には雲海が広がり、遠くの山々がかすかに見える。17時頃小屋の中で空中戦をして寝る。夜半、風強し。
11/12(金)曇りのち晴れ
4:30起床6:00発-6:30行塚山6:43-7:27 1245m 7:35-8:27相沢越8:35-9:27 1275付近分岐9:37-10:16トヤ山分岐10:20-10:24トヤ山10:34-10:38トヤ山分岐
10:40-12:00東向き尾根のコル(②)12:10-12:30(③)1:17-1:40高原分岐14:20黒滝不動寺
朝起きると-2°。寒い。天気予報を聞くと強風注意報が出ている。早々と小屋を後にする。荒船山の平地では水が汲めるような沢が流れているとのことだったが確認できない。行塚山山頂付近では木に霜が降りていた。行塚山からの下りの尾根は急で落ち葉に覆われていたので慎重に下る。途中背丈以上ある笹の中の踏み跡を歩く。1245先では幅50cm、落ち葉で踏み跡が不明瞭な道を行く。夏合宿前の1年ならはさむべき道。途中急斜を高巻かなくてはならない地点に遭遇。木々の手がかりも少なく苦戦。やはり夏合宿前の1年には何かしらの対処が必要。また問題ないが木々が倒れて道が崩壊しているところもある。そういえば、紅葉が残っている木々が見られたのはこのあたりからだろうか。相沢越に着く。それまで無風状態に近かったのにたるみに入った瞬間に風が強くなる。強風注意報が関東全域で出ていること、また上空では雲が速く流れていることから、限界上では風の影響をもろに受けると判断し、準則通り毛無岩をカットして巻き道を通ることにする。また落ち葉道をトラバースする。道場下降点から5~10分ぐらい手前に水場。出は細い。日があたり始める。最後、登りで1275付近分岐に着く。トヤ山分岐でカラ身にしてトヤ山に登る。ここで初めて山に隠れていてほんの一部分であるが、軍艦を模した荒船山を見る。絶景である。トヤ山分岐に戻る。3人組に出会う。予定ではここから60分で着くはずである。しかし芋る。図1のように違う尾根に入り込む。岩場(崖土?)(①)にぶつかる。先ず、K2が右に巻いてのび、Oさんはもときた道を確かめ自分は岩場を登る。そのうちにK2が東にのびている尾根を見つけ赤布を発見したというのでそちらの道を行くことにする。途中トラバースする道でOさんが落ち葉とともに3m程滑落。怪我はしていないようである。とりあえずK2のところまで行く。道らしい道である。所々測量点を見ながら尾根をそのまま行き崖にぶち当たる。トップは南に落ちていこうとする。ここで明らかにおかしいと気づき戻ることにする。コルで現在地(②)を確認。来た急斜を登る。先ほどのトラバース道は危険なので、次は図2のように北側をトラバースする。先ほどとは違うと思われる崖の前に戻り、そこで(③)先ほどトヤ山で会った人に出会う。彼らは来た道を戻るはずだったのにこちらに迷いこんだらしい。そこから彼らは図2の⑤のように落ちていく。高原分岐への道がわかるところまで、最悪道場のほうに行くという方針を出す。しかし、大きな沢地形が南東ではなく東向きに横たわっているように見えたことからもしかしたらいま行っていた道であっているかもしれないということもあり、K2が西の方の尾根道を自分は東の方を見ることにする。やはり東の方は、道とは言えるような物は無いような感じである。その間OさんはGPSで現在地を確認しようとする。しかし、GPSがない。sLの痛い忘れ物である。そのうちにK2が東の尾根に行く階段らしきものを発見したといって戻ってくる。自分は東に落ちて行った彼らを引止めに行く。大声で彼らに戻るように言うが、大丈夫だと言う。昔山岳会に入っていた人が1人いるようだから大丈夫なのだろうと、不安に思いつつも戻る。その間Oさんは念のためにと階段を確認しに行く。声が届くようにとK2も行く。やはり発見しにくい階段だったのだろう。なかなか戻って来ない。2人が戻ってきたから皆で階段の方に向かう。この階段に4人全員が気づかないのか。仕方が無いのか。う~ん。かくして正規ルートに戻り高原分岐に着く。966m右上付近のトラバースは幅が狭いのでやはり夏合宿前の1年ははさむべき。不動寺に着く。もうORに行くリミットはきれない時間である。不動寺で電話を借りてタクシーを呼ぶ。タクシーを待っている間に先ほど東に落ちていった人達と再会する。やはり無理だと判断して元の道に戻ったらしい。下仁田駅までタクシーで行ってそこから下仁田電鉄に乗って帰る。
〔問題点・分析〕
最初に岩にぶちあたった時に間違いに気づくべきである。(多かれ少なかれ何かおかしいなと思っていたが誰も指摘はしなかった。) また、地図上では図1の④のようにトラバースするはずなのに、下がったり上がったりしていたり、危険なトラバース道を進んでいたりするのはおかしいと気づけたはずである。考えられる要因としては、先ず南に伸びている尾根が道として違和感の無い尾根であり、また、その途中で階段を見つけられなかったこと。次に今までトヤ山分岐までに通ってきたトラバース道が予想外のあり様だったためにこんなトラバース道もあるのだろうと思ってしまったこと。そしてK2が発見したルートが東に尾根がのびていてさらに赤布があったことである。そのため、K2は先ほどの岩は隠れピョコだったのではないかという考えを強めたようである。 あまりにもその尾根は道らしかったので実際に通るべき尾根よりも斜度が多少急なくらいでは違う尾根と気づけないことは仕方が無い。sLはK2のほうに行く前にOさんが戻って見にいった道がどうなのかをはっきりと確認しなかったのは問題だったと思う。トップを信じて進むことばかりが頭にあり、確かなところまで戻って確認するという発想が無かったのだと思う。戻ってきた時の判断は来た道とは逆の道に巻いたりして良かったと思う。今回、天候が良かったのが、不幸中の幸いであったと思う。

��総評]
個人的には晩秋の良さを感じることが出来たよい山行であった。毛無岩と裏メインである九十九谷に皆を連れて行けなかったのは残念である。芋った経験は自分にとってよい経験となった。本当に天候が良かったのが不幸中の幸いであった。

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