冬道 茅ヶ岳

金ヶ岳手前から、茅ヶ岳と富士山

冬道シーズン2本目の企画として奥秩父前衛峰の茅ヶ岳(日本二百名山)に行ってきました。お楽しみ山行でしたが、まあ冬道なのでいいでしょう!


メンバー(敬称略)

3年会: H吉田

2年会: 加茂, 永田, 古谷, L渡部

1年会: 河原, E高田


記録

12/10(日) 雲ひとつない快晴

東京=(車)=深田記念公園10:05〜10:54女岩11:00たるみ11:10〜11:44茅ヶ岳11:59〜12:42金ヶ岳12:55〜13:34茅ヶ岳13:44〜14:59深田記念公園


レンタカーの時間が厳しいことが事前にわかっていたので、営業時間が7:00-22:00のニッポンレンタカー三軒茶屋を利用することにした。前日に連絡があり、道下は体調不良により先週に続き不参加となってしまった。加茂の電車を考慮して7:30に予約して、軽自動車2台に分乗した。いろいろもたついて8:00出発となった。道路は完全なるガラ空き状態で、一切の渋滞なく深田記念公園には1時間45分ほどで到着。駐車場にはトイレ(水道あり)と自販機がある。

日差しが強く無風状態で、そもそもの気温が高いので暑い。半袖スタート。序盤は林道のような傾斜の道を進み、あっという間に林道交点に到着。ここからも傾斜はあまり変わらないが、地形は明瞭な谷に変化する。トップの河原と吉田さんが飛ばし、後ろは置いていかれる。


すっかり落葉した道を行く


女岩手前で迂回路に入り、迂回路の途中でたるみ。ここまで65分読みを50分に縮めているが、さらに50分を35分に縮めないと茅ヶ岳の前進リミットを超過してしまうので、少し急いでもらう。登山道上の落葉の量が明らかに増えて、膝下ラッセル(笑)が始まった。落葉で足元が隠れており歩きづらい。トップは道を外して膝上ラッセルをしていた。

谷状地形を上り詰めるとすぐに深田久弥終焉の碑がこぢんまりと立っており、献花がされていた。うちの隊は「ふーん」みたいな感じで素通りしている。

山頂までは岩場の痩せ尾根だが歩きやすい。古谷だけは歩荷トレをしており流石である。前進リミットぎりぎりで到着した茅ヶ岳山頂は360度開けており、金峰山などの奥秩父の山々、南ア、天子・御坂山地、富士山、八ヶ岳、北ア南部を眺めることができた。


茅ヶ岳山頂より、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳


永田のみかんを食べつつ気持ち長めにたるんで金ヶ岳へ進む。空身で行きたい人はコルに荷物をデポした。途中の石門は予想以上に「門」である。金ヶ岳の登りからは富士山と茅ヶ岳のコラボが楽しめる。金ヶ岳(北峰)からは南ア方向が開けている。12月の標高1800m弱にもかかわらずとても暑い。例年なら若干の積雪があるが、この日はもちろん雪などない。寒いと思って準備してきたと言う高田は、駒場祭でも出店していたおしるこを差し入れてくれた。ありがとう。

あとは茅ヶ岳まで戻る。下りは岩場が歩きづらい。一応茅ヶ岳でもたるみ、下山開始。尾根コースをたどる。この山行で逆走(つまり時計回り)をしている人とは出会わなかった。幅の広い防火帯の道は非常に歩きやすくサクサク下ることができ、1ピッチ半巻いて深田記念公園に帰還。「百の頂に百の喜びあり」とのありがたいお言葉を刻んだ石碑が立っていた。百名山に限らず、すべての山にはその山でしか味わえない喜びがあるとのことだそうだ。

帰りは渋滞を嫌って温泉をカットし、中華料理屋で打ち上げをして帰京した。21時に車を返却したので、いつもの場所で借りていたら間に合わなかっただろう。


帰りの車中より


総評

天気に恵まれた良い山行だった。日帰り激ゆる山行となったが冬道にたくさんの人が来てくれて嬉しい。


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