2018/11/6 記:曽根田
参加者:4梅宮さん* 3今本(N)、L 曽根⽥*、幕内* 2E 浦中(被4)、FHsW ⿊瀬(被2) 1W 井上(初2)
11/2(⾦) 東京=(電⾞+タクシー、⾞)=⻄沢渓⾕(道の駅みとみ)
アプローチは最初電⾞を予定していたが、今本が集合できる時間が不確定なので急遽梅宮さんに⾞を出してもらった。電⾞組(幕内、浦中、井上)と⾞組(梅宮さん、今本、L、⿊瀬)に別れて出発となった。電⾞組は井上が集合時間に30 分ほど遅れたらしいが、井上の下界訓練後23:30 ごろには就寝できていたようだ。
⾞組は、今本が勝⽊から借りたハーネス類に確保器が⼊っていなかった(井上リーチ)ということで、東北沢駅で中津さんにリーチしてもらうなどしていたら遅れてしまい、今本の下界訓練もして25:00 頃の就寝となった。寒かった。
11/3(⼟) 道の駅みとみ5:50〜6:05 あずまや〜6:21 ⼊渓点6:40〜7:10 ホラ⾙のゴルジュ〜7:55 頃?⼭の神〜(たるみ2)〜9:31 釜の沢出合〜9:34 ⿂留滝下〜9:53 滝上〜(たるみ1)〜10:50 両⾨の滝下〜11:25 滝上〜12:35 ヤゲンの滝上〜14:25 8m 斜滝上〜15:05 サイト地
林道区間を考慮して少し早めの出発。⾞は道の駅に停めて来たが、もう少し奥に登⼭客⽤の駐⾞場があったので今後はそちらを使うと良いだろう。吊り橋の奥で迷うことなく河原におり⼊渓とした。雲ひとつない良い天気だった。
奥に見えるは鶏冠山 入渓点下の登山道より |
⼭の神はよくわからなかったが、地形図的にはもうそれを超えてながい河原歩きに⼊って⾏った。去年中津さんだけが踏破したじゃぶじゃぶポイントは、今年は梅宮さんだけが濡れずに踏破して、他の⼈は巻いていた。
あの黄色いのは何だ? |
東のナメ沢 |
⿂留滝は左巻き。巻道に上がるところに去年はなかった新しいロープがついていた。巻道に上がるところは浦中TR で上げた。⽀点を取りに⾏った⿊瀬はまだセルフビレイの意識が⽢いようだ。
魚留滝 |
千畳ナメを越えた先のナメ滝3つは左の残置のある巻道を使う。野猿の滝と書いてある6m 滝は右の巻道をフリーで通した。真新しいピンクテープが貼られていて分かりやすくなっている。
千畳ナメ |
てもらう。結局トップは右の巻道をピンクテープ沿いに⾏った。初⼼者は沢床に降りるところだけ⼿がかりで通した。
両門滝 |
その上の8m 斜滝は、まず⿊瀬がピンクテープのついている右巻きを⾒る。右巻きは⼯作的に時間がかかりそうと⾔うことで浦中が⽔流左を試そうとするが少し怖いようだ。⿊瀬がTR を準備していた。ここで幕内からトップに左巻きが簡単と⾔う情報が⼊ったらしい。準備していたTR を解除して左側を浦中が⾒に⾏った。結局初⼼者を上げるのは左巻きのルートに決定した。最初、縦fix で上げようとしていたが、ロープが何回も曲がって
変な感じだ。⼀度張ったfix を解除したあと、結局左の沢上地形をTR 浦中であげてその先のトラバースはfix で通すことになった。浦中はボディビレイをしていた。本⼈的にはロープの屈曲が気になったらしいが、⽀点が本当にないとか余程のことがない限りアンカードビレイが安全です。結局ここでもかなりの時間を使ってしまった。⽇が翳ってきて寒かった。
そのあとは天図の取れる時間内で、河原が広くなっている範囲の出来るだけ上まで進んでいこうと⾔う⽅針で進む。結局河原が広くなっているところの最上部まで⾏くことができた。GPSs によると1820m くらいの標⾼らしい。⾬も降らないだろうと⾔う予想のもと練習のためツェルトを1 張りだけ張って、サイト・天図・薪集めの各班に分かれて作業をした。
⿊瀬の天図を⾒ると次の⽇も⾼気圧に覆われていそうだ。前⽇に⾒たヤマテンでも⾬が降るとしても次の⽇の昼以降ということだったから⼤丈夫だと思われた。井上はラジオのノイズが酷くて全く取れなかったらしい。次回は複数の周波数を調べて来てね。
そのあと、サイトの続きをし、豪勢な焚き⽕をして夜8 時ごろ就寝した。
夜はやっぱり焚き火 |
11/4(⽇) 6:07 サイト地〜6:20 20×50m 下〜7:00 滝上〜7:35 30×100m 下〜8:00 滝上〜8:50 ポンプ⼩屋9:10〜9:20 甲武信⼩屋〜(甲武信ヶ岳往復)〜9:39 甲武信⼩屋9:50〜(たるみ2)〜12:52 ⻄沢渓⾕バス停
朝は思ったよりもあったかい。曇っているおかげと⾔えば良いのだろうか。井上は昨⽇ミスがあったので今⽇も初⼼者扱い。
サイト地から暫く登ると、20×50m 下についた。下段を⼆⼈とも左から登ったあと、上段がうまく確保できるかわからないと⾔うことで、⿊瀬が左⾼巻きをしようとしていた。結果的には⿊瀬は⾼巻きをやめて下段左TR、上段は浦中左TR となった。いざとなったら下りられるのだし、意思疎通もしづらくなるので先に上段だけあげて欲しかった。TR の⽀点は⼆⼈とも良い⽀点である。
20×50m |
30×100m 右側に氷が張っていて怖い |
そのあとは、⽊賊沢を渡って本⾕との中間尾根の上にある道を暫く⾏き、本⾕に戻ってナメ状の沢床を暫く登った。詰めて甲武信⼩屋のポンプ⼩屋に着く。この先は道があることがわかっているのでここで沢装解除してしまった。この頃からポツリポツリと⾬が降ってきて寒さに拍⾞をかけてきた。何だよもう。
そのあとは、甲武信⼩屋について、サクッと甲武信ヶ岳を打ち、戻って徳ちゃん新道をゆるゆる下りて⻄沢渓⾕へと帰って⾏った。
総評:11 ⽉の釜の沢は寒かったが、下の晴れているところは景⾊も良く楽しめた。沢中泊も出来たし、トップも⼯作回数こそ多いと⾔えないものの良い経験になっただろう。
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