個人山行 上越・東黒沢~ナルミズ沢(沢登り)
��年 塚越
この週に企画していた藪トレ(兼夏合宿偵察)がメンバーの体調不良によってつぶ(さ)れ、週末は家でおとなしく学業に励もうかと思ったのですが。
6/23(土) 晴れときどき曇り
土合橋バス停15:10-15:30白毛門沢出合15:35-標高910m出合16:00-16:30標高1080二俣(⇔左俣)17:20-(水汲み5分)-丸山乗越18:00-18:30広河原▲1
土曜日、朝起きてカーテンを開けたら青空が広がっていた。「うん、もうナルミズに行くしかない」、と。
水上まで電車で行き、バスで土合橋まで。遅い出発。進み具合によっては丸山乗越で一泊することも考えていた。
随所で去年の記憶がよみがえる。「あ、S濱のキジうちのためにたるんだところだ」、みたいな。なにやら下界くさい団体さんがいっぱいいる。キャニオニングってやつ?ハナゲノ滝は去年よりも美しかった。水量が多めで晴れていたからか。
白毛門沢出合を過ぎると曇りになった。
独りだと感覚が狂う。ワンゲルではありえない速さで1080二俣に着いた。さすがにまだ…、と思って左俣に入ってしまった。記憶にないデカい滝に出会って引き返す。やれやれ。イモスイモス。晴れ間が覗く。
その後は順調につめ上げる。9ヶ月ぶりの丸山乗越。3月にも来るはずだったけどさ。あれに見えるは宵の越山ではないか。
日没まで一時間以上あったので広河原まで進むことにする。適当に北斜面を下るとすぐに踏み跡が現れ、それに沿って沢に下る。上部には多少雪が残っていた。30分で広河原着。テントがいっぱい張ってあると思ったら、一つもなかった。
広河原には焚き火のあとがいくつもある。おまけに手ごろな薪がない。燃え残りを頑張ってかき集めて火をつける。(当然)おかん。
6/24(日) 曇りのち雨
広河原6:00-大石沢出合6:35-7:00魚止の滝上7:10-二俣7:25-7:50標高1550沢出合8:10-8:35稜線9:05-9:50JP9:55-10:50笠ヶ岳11:00-11:45白毛門12:00-(たるみ10分)-14:10土合橋
2時間も寝坊。ただでさえ忙しい一日になりそうだというのに。誰か起こせよ。
すたこらせっせと大石沢出合。荷物がデポされていた。先行者がいたのか。
二俣の少し手前にそこそこの雪渓。6mナメ滝手前まで埋まっている。軽く巻いた。
二俣より先、沢は基本的に雪で埋まっている。先行者2人の姿が見える。休んでいるところで追いついて話を聞くと、TUSACのOBとのこと。狭い世界です。
「天国のつめ」。これが見たくて今週来たんだ。去年はガスでよく分からなかったもの。
雪が残っていたし天気も曇りだったので、イメージ通りというわけには行かなかったけれど、風は気持ちよかった。展望もそこそこ。あれは巻機山か。小屋ワークの連中は元気にやっているか。
布引尾根が見える。朝日岳からナルミズ二俣に下りる尾根も見える。残雪企画で行くはずだった場所。
ここまでで去年のワンゲルに追いついた。朝食を摂って出発。踏み跡を辿ってJPまで行く。
JPからは普通の登山道。蓬峠方面からの縦走の人でいっぱいだ。白毛門からの下りでは、予防の意味で両膝にテーピングをしておく。
途中で雨が降り出す。本降りになった頃に下山。そして白毛門からご一緒したおじいさんに水上まで車に乗せていただいた。ありがとうございます。
反省
すべき所は自分でしておきます。
とりあえず沢の単独行は勧めません。安全面から。
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