面子:4菊池 3佐藤 LsEsFsWsH高梨 2sL伊藤
1F竹尾 W前山 E水野(不参加) H宮田 E(臨時)山中
9/28(水) アプローチ前日
水野から電話があり、体調不良(ぜんそく気味?)で休むと伝えられる。
9/29(木) アプローチ
16:30に北千住駅東武線中央改札口に集合。だいたいみんな時間通りに来た。水野が北千住まで来てくれるはずだったのだが、部室で菊池さんに会ったらしく、菊池さんが水野の共装を持ってくる。Eを山中にやってもらうことにして、エキボを渡す。また、高梨さんからメールが来る。「特急リカバーします(-_-;)」とのこと。6人で17:00発の会津高原尾瀬口行き電車に乗り込む。春日部で佐藤さんが合流。19:05に福島県浜通りで震度5強の地震が起きて一時電車が止まったが、すぐに運転再開した。Wの前山がトランプを持って来ていないことが判明。だが菊池さんが持って来ていた(結局使わなかったが)。
会津高原尾瀬口駅に20:37に着く。20:40ぐらいにタクシーが来る。荷物を積んで乗り込み、高梨さんを待つ。高梨さんは21:08着の電車で無事到着し、タクシーで駒ケ岳登山口へ。1時間ちょっとかかり、代金は2万円。トイレ脇にテントを張る。差し入れの酒が多すぎるのではないかという話になり、ジジ天で日本酒を5合消費した後就寝。
9/30(金) 晴れ→曇り時々小雨→晴れ→曇り時々小雨
駒ケ岳登山口5:10―5:40滝沢登山口―(たるみ10分)―(たるみ10分)―7:10水場7:22―(ゴアマ着用休憩10分)―(たるみ10分)―8:56駒の小屋9:05―9:16会津駒ケ岳山頂9:36―9:45駒の小屋9:50―(たるみ10分)―10:57大津岐峠―(たるみ10分)―12:00電発避難小屋―(たるみ10分)―12:59大杉岳―13:40尾瀬御池
4:00過ぎにおじさんおばさんのパーティーが登っていった。出発は5時だったが、佐藤さんと菊池さんは4:48まで寝ていた。4:30に起こしたときに佐藤さんが「はい」と返事をしたので、分かっていて寝ているのかと思っていたのだが、普通に寝ていたらしい。5:10に出発。sLは地図の看板にいい感じに杖として使えそうな棒が立てかけてあるのを見つけ、この山行の相棒とする。30分ほどで滝沢登山口につき登り始める。このころには日も昇っていて、天気は予報に反し良好だった。やがて水場に到着し水を汲む。水場は登山道から少
し下りたところにあり、水量はそれほど多くないそうだ。空は曇って来ていて、水場を出てすぐ、雨が降り出す。一瞬雨が強くなったので、sL以外は全員ゴアマを着る。ここで、Wの前山が予想天気図を持って来ていないことが判明。これはいかん。前山曰く、「家にコピー機が無く、大学でプリントしようと思っていたのだが、出発直前まで寝ていたためできなかった」。正直なところだけは褒めてあげる。雨はすぐ弱くなり、あとはほとんど降っていないようなもので、そのうち再び晴れた。駒の小屋が見える辺りまで来ると眺望が開ける。この辺で、今回の山行で何度も見ることになる草紅葉(くさもみじ)に初めて出会う。黄色や赤色できれいだった。駒の小屋に到着。でかい池がある。空身で会津駒ケ岳をピストンする。百名山のわりにへぼいピークだった。駒の小屋から下り始める。11時ごろから雨がしとしとと降ってきた。この雨は夜まで降り続くこととなる。13:40に御池に到着。
尾瀬御池はまさに下界といった場所で、自販機売店食堂あり。500円で温泉に入れるので佐藤さんと高梨さんが入ったりしていた。みんな室内でまったり過ごしていたが、事態が急変する。ロッジの人に聞いたところ、どうやら尾瀬御池近辺でテントを張ることができないと分かったのだ。理由は国立公園だからとか何とか。sLの下調べが足りなかった。上級生で方針会議を開く。路肩に張るとか、こっそり駐車場に張るとかいう案が出る。が、暗くなるのを待っているところをロッジの人に捕まり、バスで20分ほどかかる場所にある七入キャンプ場に泊まるよう説得される。17:30発のバスに乗り、七入に着いたのは17:50ごろだったが、そこからキャンプ場探しにイモる。結局キャンプ場を見つけサイトを始めるに至ったのが18:30くらいだった。なんだか1年会のみなさんに申し訳ないので、ジジ天でサイトをすることにする。Fの竹尾はジジ天に来て手伝ってくれた。酢豚は美味。ジジ天でメシを一番早く食べ終わったのが菊池さんだった。曰く、「4年会になってから食べるのが速くなった」。そして菊池さんが茶飯を作ってくださる。夜サイトで茶飯を作るのは初めてらしい。1年会はウイスキー茶飯を気に入っていた。宴会をして就寝。宴会中前山は一人でワカ天に残りごろごろしていた。さすが己が道をゆく男。
10/1(土) 小雨→曇り
尾瀬御池7:10―7:50広沢田代―(たるみ10分)―8:38熊沢田代8:48―9:52俎グラ10:07―10:26柴安グラー(たるみ12分)―(たるみ10分)―(キジたるみ7分)―12:48燧ケ岳分岐―12:57見晴13:24―13:57竜宮十字路14:05―14:35牛首分岐―15:04山の鼻
御池行きのバスが6:40に来るので、朝は56半。sLは3:00ごろからオカンをした。理由は特にない。曇っており、時折小雨が降っている。和風スープパスタ作りに40分もかかっていた。あとで聞いたところによると、ベーコンのにおいが気になって炒めていたせいらしい。ペンネ(9分)の中にペンネ(4分)が入りこんでいるのがいっぱいあった。テントを撤収した後、キャンプ場受付の小屋に向かうが、前日の夜と同じく人がいない。しかしこのまま去るのも良心が痛む(by菊池さん)ので、小屋の中にテン場代(500円/人)を置いてくる。バスで御池に戻る。小雨がしとしと降り、かなり寒い。宮田がアイスコーヒーを買っていた。つめたそう。体操をして出発。2つの田代を越え、ガレ場を登り俎グラを目指す。途中で山中がおじさん3人組に現在地を教えてあげていた。さすがです。俎グラに着いたがガスっていて眺望ゼロ。尾瀬沼が見えないのが残念。このころには雨はやんでいたと思うが寒い。佐藤さんのミカン缶を開けて食べる。続いて柴安グラに行くが相変わらずガスっていてかつ寒いので、写真を撮っただけですぐ下り始める。この下りのたるみで相棒を置き忘れる。まあいいや。燧ケ岳分岐間近で竹尾が腹痛を訴えキジ打ちにいく。おなかが冷えたらしい。見晴に到着。前方には尾瀬ヶ原が見える。山荘がいくつもあり、売店もある。長めにたるむ。ここで天図大会の話題が出ると前山以外の3人が露骨に嫌そうな顔をした。宮田は靴ひもを念入りに結び、山中は木道をわざとゆっくり歩き、竹尾は天気図用紙が足りないアピールをする。1年会の団結力に負け、天図大会はしないことになる。さて、尾瀬ヶ原であるが、とても広い。一面黄金色である。途中の川には魚もいた。また、思っていたより人が少なかったので、前が詰まってイライラすることもほとんど無かった。天図大会を取りやめにした後もトップ山中がちょっと遅いので、トップを前山にする。すいすい進み15:04に山の鼻に着く。ここも山荘がいっぱいある場所だ。至仏山荘でテン場代(800円/人)を払い、テントを張る。
前日天図の出来が良くなかった前山には天図に全力を注いでもらうことにし、他の1年会3人にサイトを任せる。米はジジ天で炊いた。麻婆豆腐は、おいしいのだが、高野豆腐のスポンジ作用により見た目以上におもく、菊池さんと佐藤さんが苦戦していた。宴会に突入。この日は前山もワカ天から引きずり出した。ちなみに前山の天図は、まだまだ改善の余地ありだが前日より上手くなっていた。高梨さんがワインとチーズを出す。チーズはいっぱい種類があってどれもおいしい。ワインのほかに、菊水と前日の残りの梅酒があったがすべて飲みきってしまい、お酒が足りなくなった。残念。19:00から山の鼻ビジターセンターでスライドショーがあるというので、菊池さんと竹尾以外はみんな見に行った。尾瀬の景観、動物、植物、環境保全などに関して、ビジターセンター職員がスライドを見せながら説明するというものだった。尾瀬にはボッカ専門の人がいて、通常100kg、最高で120kgの荷物を背負うそうだ。スライドショーは40分ほどで終わった。「明日は晴れです」と職員が言っていた。テントに戻り寝る。
10/2(日) 曇り
山の鼻6:14―6:42「ここが森林限界」―6:47ベンチ6:57―8:17至仏山8:40―9:08小至仏山―9:28笠ヶ岳分岐―(たるみ10分)―10:23鳩待峠
朝は45半だが、少しぐらい遅れてもいいと伝える。でも、いくら普通米とはいえ、鶏もち雑炊に90分はちょっとかかりすぎではなかろうか。芯がなかなかなくならなかったらしいのだが。雑炊というよりは柔らか炊き込みご飯という感じだった。あと、茶飯で砂糖と間違えて塩を入れてしまい、茶飯を作りなおすという事件があった。おいおい。結局出発は6時を過ぎた。予報に反し曇っている。30分ほど登ったところで「ここが森林限界です」という標示がある。ここまでは往復可であるらしい。その5分ほど先にベンチがあり、そこでたるむ。後ろを振り向くと広大な尾瀬ヶ原が見える。わりと絶景。燧ケ岳の頂上は雲で隠れていた。トップ宮田で登り再開。蛇紋岩は確かに滑りやすい。この日は乾いていたからいいものの、雨で濡れていたりしたらけっこう危険だろうなと思った。途中に鎖場が何箇所かあったが、特に鎖を使う必要もなく通過。頂上に近づいてくるとガスってきた。たるめそうな場所があまりないので至仏の山頂まで行くことにする。8:17に山頂に到着。ピークハントできた宮田はうれしそう。だが風が強く吹いてひたすら寒く、ガスっていて眺望なし。ここで佐藤さんのパイン缶を開ける。写真を撮ってさっさと下りに入る。小至仏山を過ぎ、もうじき笠ヶ岳分岐というところで、前足がないウサギの死体を発見した。何があったんだろうか。笠ヶ岳分岐をちょっとすぎたところでたるみ適地があったのでたるむ。ここでバスの時間を確認すると、10:20のバスに間に合うかもしれないという話になる。トップ竹尾が温泉に入りたいがために神速で下る(別にバスが1本遅れたところで温泉に入れなくなるわけではないのだが)。その他7人は必死でついていく。鳩待峠に着いたのは10:23であった。そういえばバスに間に合ったのかどうかsLは知らない。鳩待峠にいたタクシーの運ちゃんが、バスでもタクシーでも料金が変わらない(1人3000円)と言っているので、タクシーを利用することにする。下界は晴れていてなんかむかついた。
タクシーで1時間半ほどで沼田駅に到着。菊池さんに導かれて「ゆにぃく」という温泉施設へ行く。入浴料はタオル付き(タオルは返却する)で600円だった。塩サウナなるものがあった。「ゆにぃく」内の食堂で打ち上げ&反省会をする。菊池さんと佐藤さんが頼んだかき揚げ丼のかき揚げがめっちゃでかい。菊池さんは3分の2ほど食べてギブアップしたので残りをsLが食べた。佐藤さんは一人で全部食っていた。すげえ。
あとは、沼田駅から高崎駅までみんなで行き、解散した。
総括
2泊3日で百名山のうち3%を制覇した今回の企画。晴れたのはへぼピークの会津駒だけで、燧と至仏はガスっていたのでとても残念。でもけが人も出ず、天気が大きく崩れることも無く、無事完遂できてよかった。
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