奥多摩盆堀川流域 石津窪

2011年度山行No.19 sL企画石津窪

面子 4L長崎 3蓜島 sL松崎 2E桑原 WH松尾


7/9()
 五日市からの終バスに乗り込み沢戸橋、沢戸橋から歩いてメンバーの待つ伝名沢橋へ向かう。歩行時間は45分ほど。松尾から何度か連絡があったのでてっきり伝名沢橋で携帯が通じるものと思っていたら圏外とのこと。最寄りの集落のあたりで入るらしいので仕方なくそこまで走り入山連絡を入れる。伝名沢橋に戻って就寝。

7/10()晴れ
伝名沢橋4:15-4:45石津窪入渓点5:00-7:45大滝下7:55-10:50大滝上11:00-12:35登山道12:50(-13:15市道山)-(たるみ一回)-15:15伝名沢橋15:45-16:30沢戸橋

 34の予定だったが桑原が寝坊し10分遅れ。結局出発は4:15となる。入渓点まではただの林道。入渓点も地形的にわかりやすく踏み跡もあるので入渓は容易。初めの小滝3つぐらいをそれぞれ左巻き、右巻き、右巻き、でフリー。6m滝で右壁TR松崎。4m滝で水流中TR松尾。9mスラブは右壁TR松崎。8m6mハング気味は8mは水流右、6mハング気味右壁で二段TR下段蓜島上段松崎、上段はザイル手がかりも。8m滝で水流中を見た松尾が詰まっていたのでザイルを出して救出した。6mハング気味は右の残置を利用して登ると良い。その後2つぐらいの小滝をまとめてザイル手がかりで左巻き。
 すぐに大滝に到着。たるみの後リード訓練を開始する。蓜島が右を高巻いて確保し、クライマーは松尾、ビレイヤーは松崎で右壁から上部で水流に合流するようにして登る。松尾はまだハーケン打ちに慣れないようで苦戦。90分以上かけてようやく登り切る。水を被る滝だとそんなに時間をかけられないのでもっと速く打てるようになろう。その後松崎も登攀開始、思ったよりも難しく、フリーでは絶対に登りたくないなと感じた。
 リード訓練を終え出発。すぐの5m滝でTR松崎、しかしこれは不要だった。4mTR松尾。7mTR松崎。その後小滝でスリング手がかりを二回。5m逆くの字はどう見てもくの字にしか見えない。きっと頭の悪い人が上から見て名付けたのだろう。ここは屈曲点までTR松尾、上部スリング手がかりで通過。その後少し登ると水が汲みづらくなってきたので水汲み。汲んで出発するとすぐに沢抜けのケルンがあり左に少し登ると沢抜け。なんて楽なツメ。そこから尾根上を登っていくと10分ほどで登山道にたどり着く。
 ここから市道山をまわって帰るだけ。市道山の手前は結構急でしんどかった。市道山からの沢沿いを下る道はぱっと見では道には見えないような道でかなり悪い。途中から沢に水が現れるので沢足袋の使用を推奨する。林道に出てからは問題なし。伝名沢橋は川遊びの車で混雑していた。沢戸橋から五日市に行くが、五日市には何もなかったので拝島駅で打ち上げをして解散。

まとめ
リードをしなければ養成としては短めで少々物足りない沢であったが、今回はリードをしたのでそれなりに充実した訓練となった。結論としてはリード訓練をしたいときにどうぞ、といった感じの沢であるが、合わせる沢が三郎ノ岩道窪ぐらいしかないのがネック。

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