2016年11月29日火曜日

初冬立山スキー

2016初冬 立山スキーFB
記:川原

11/25,26に立山へ初滑りに行ってきました。初日は好天に恵まれるも雄山には届かず。とはいえ、景色の良い中で初滑りをできたのは良かったと思います。次があれば、今度こそ山崎カールを滑ってみたいものです。



以降立山スキーを企画する人に向けた注意(反省)は以下の四点。

1.    ネット記録を含め、読みはまず縮むことはない

2.    この時期、室堂出発は11時以降になる。よって初日の行動時間は実働4pがせいぜい。

3.    結果、初日に雄山(および山崎カール)を狙う場合、最短距離で行くほかない。

4.    (快適に)滑走できるのは沢筋など一部吹き溜まりのみ。


また29日にはER上で発生した雪崩に東工大パーティーが巻き込まれ、一人が亡くなっています。言うまでもないですが、雪崩には十分警戒すべきです。あと、捨て綱のひもは細いと限界上の強風には耐えられないでしょう。


それでは記録をどうぞ。



面子 OB三宅 大橋4 CL,F藤原 3 sL川原 sW村田 2 E梅宮 W武田 H中津



2016/11/25() 東京=()=扇沢(小雪)

 少し早めに出発することをもくろんで18:00部室集合。少し遅れた人などもあり、19:30本郷発。扇沢には24:30頃着。雪は少ないが見事に凍結していた。駅入り口に向かって右のトイレで水をくむ。全員が車中泊するには手狭だったので、大橋さん、武田、中津は扇沢駅入り口にて駅カン。他は下の無料駐車場にて車中泊とする。25:00就寝。天気予報を見る限り、土曜は晴れそうだが日曜は冬型になって荒れそうである。



2016/11/26() 快晴

扇沢8:459:55室堂(BC設営)11:05 - 12:10室堂山分岐(タルミ)12:25 – 13:08浄土山(通過) – 13:30やぐら(スキー装着、タルミ)13:41 – 13:59 p2720m(スキー解除、タルミ) 14:10 – 14:23 一の越手前(西)のコル(通過) – (途中トップのリカバーに時間かかる)15:20室堂(BC)



 雲一つない朝である。扇沢の券売所は8:45ごろから開いた。扇沢からのアルペンルートはさして混んではいない。乗り継ぎであぶれても(途中のケーブルカーなどは収容人数が少ない)臨時便が出るので結局遅くはならない。黒部ダムからは雄山の裏側(東側)が良く見えて一行のモチベーションが上がる。黒部平駅で乗り換え待ちの間にシールを張ったが、時間的に厳しかった。朝出る前に貼っておくのが良い。室堂についたらさっさと荷造りをしてテントを張る。この時期の天場はみくりが池手前ぐらいで、ターミナルからロープが伸びている。

テントをつぶして出発したのは11時近く。読みが多少縮まれば本ルート完遂可能だとみて本ルート(浄土山方面)へ進む(実際は全く縮まず、後の時間切れ敗退の原因になる)。室堂山までは沢の左岸にあったトレースに従って行く(夏道は右岸)。この沢も滑走すると楽しそうだ。トップは室堂山のピークめがけて直進し続けそうな勢いだったので、適当なところで左に折れさせる。視界もいいのだし、地図と地形の対応をつけつつ進みましょう。ここから浄土山まではアイピケ。上部はところどころ岩が出ていたり、岩の隙間の踏み抜きがあったりするが、通過には支障なし。特にクラストもしていなかった。浄土山からは槍、乗鞍方面の眺めが美しい。浄土山-やぐら間は一か所だけ岩が露出していて、危険というほどではないがいやらしかったので、間を開けて通す。やぐらでは村田が頭痛を訴える。おそらく高山病。sLが考え無しにロングピッチを切っていたことも悪化要因の一つだと藤原さんにたしなめられる。とりあえず一の越まで降りて様子を見ることにする。この時点でかなり時間も押していた。やぐらからOR(龍王岳北ルンゼ)を行こうと思ったが、下の方は大きい露岩が出ていてうっとうしそうなので、本ルートを滑っていくことにする。ただ稜線上は案の定着雪が薄く難儀。途中に岩場があってスキーを外して通過する。一の越手前のコルで雄山の前進リミットが来てしまった。西日のさす地形であるし、リミットを削って雄山に突入することも考えたが、長い登りで読みより伸びる危険があること、午後になって稜線上は南東の風が強いこと(若干だが雪煙が舞っていた)、村田の頭痛が回復しないことをかんがみ、大人しく室堂に戻ることにする。ER手前コルから少し下り、沢筋に降りる。ここの下りで藤原さんはアイピケを主張したが、クラストしているわけでもなく、距離が短いこともあってアイゼンとストックで通過。以降沢筋を滑ってERに合流することにする。はじめはそのまま室堂山荘下まで滑ろうかとも思ったが、山荘裏の急斜面は地面が露出していて登れそうにないので、大人しくERに乗ることにする。中津はERを通り過ぎてかなり下まで滑って行ってしまった。情報伝達が悪かったかと反省。ERはトレースがしっかりついていてもはや高速道路。しかし浄土山から伸びる崖下のトラバースが数か所あるので、間を空けて滑らせる(実際29日にこのルート上で雪崩事故があった)。この日集合写真を撮っていなかったことに気づいて、室堂平に戻ってから雄山をバックにとる。このあと村田が藤原さんの付き添いで室堂ターミナルに行って休み、残りの面子で設営、サイト。村田はサイト時に戻ってきたが、あまり回復しない様子。明日の朝まで様子見。宴会はジジイのみ。夜のうちは相当な強風が吹いていた。

 



2016/11/27()

室堂(BC) 7:30 – 8:17雷鳥荘8:48 8:57雷鳥平(管理小屋)09:05 9:23雷鳥荘(+もう一往復)10:27 11:05室堂BC(撤収) 11:45 -11:52ターミナル

朝起きるとテント周辺の積雪が50cm近く増えている。昨晩の間に相当降ったようだ。風も強く視界悪し。サイトの時間が異様にかかっていたが、ヘッドが2つとも機能しなかったらしい(火力を上げると火が飛ぶ)。昨晩の時点で一応6:30出発といっていたが全く出れそうにないのでしばらく様子見。結局7時ごろに風が弱まったので出発。出発前になって三宅さんの板が埋没していて一瞬焦った。強風で倒されていたらしい。竹竿10本も風で倒れて埋まったのか発見不能だった。昨日の時点では山崎カールリベンジも考えていたが、この調子では雪崩も怖いし強風で稜線上行動不能になる可能性が高い。大人しく雷鳥平方面に向かう。雷鳥荘までは竹竿が立っていて迷いようはない。しかし池の横の急斜面や石畳の露出部など、相当歩きづらい。何度か板を外す。途中足元の雪に小さなクラックが入ることが何度かあったが、傾斜はほとんどないので特に問題なし。雷鳥荘以降には竹竿なし。視界も悪いし、竹竿の本数もないので、雷鳥荘―雷鳥平(野営場管理小屋)間の緩斜面を二度ほど滑って帰る(アイピケは雷鳥荘の軒先にデポし、視界不良だったので竹竿を打ちつついった)。雪質も悪くなく、そこそこには楽しい滑走であった。室堂平に戻り、撤収。シーハイルは室堂ターミナルの湧水の前でおこなった。

帰りは大町温泉の薬師の湯というところに入ったが、ここはアルペンルートの切符で割引が効いた。





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