2014年10月19日日曜日

道山行 鳳凰三山

鳳凰三山と甲斐駒・仙丈は、ワンゲルでもっとも頻繁に行かれている南アルプスだろう。アプローチは用意だが、尾根上の展望はさすがはアルプスといったところ。
好天の下、紅葉シーズン後半の鳳凰三山を楽しむことができた。ドンドコ沢登山道の道沿いの滝も満喫した。ただ、鳳凰小屋の混雑は甘く見ない方が良い。

これから行く路

文責:2年会 大西
参加者:2 LsW大西、sEsH藤原、1 EW川原、FH野原

10/17() 晴れ
東京=甲府△0

終電の1時間前の列車で甲府へ。高尾駅のホームには似たような集団が複数いた。EFチェックは問題なし。甲府への車中では、藤原が極座標におけるgradを手計算し始めたのを皮切りに藤原・川原・大西による理系トークが展開され、野原が戸惑う場面があった。甲府駅2階北側のコンコースで駅カンしたが、他にも20人くらいおり盛況だった。23時過ぎに就寝したが、夜中にコンコースで騒ぐ人がいて起こされてしまったため寝不足に。

10/18() 晴れ(尾根上は時々ガス)
0 4:35=(バス)=5:55夜叉神峠登山口6:04-6:52夜叉神峠小屋7:02-7:52杖立峠8:02-8:52 2410m地点 9:02-9:18苺平-9:40南御室小屋-(たるみ14)-10:44砂払岳(小たるみ)10:50-11:08薬師岳(空身でピーク往復)11:40-12:00観音岳12:20-12:37鳳凰小屋への分岐(小たるみ)14:42-13:27賽の河原(空身でオベリスクピストン)14:38-15:05鳳凰小屋△1

バスは甲府駅南口を4:35に出るため4時前に起床。みんな寝不足ぎみだったので、アプローチをより早めるべきだったかもしれない。バスは出発10分前にバス停に行くと2台あって既に座席がほぼ埋まっていて驚いた。我々のバスから夜叉神峠で降りたのは20人ほど。登山口にはトイレも温泉もある。野原も川原も体操を大体覚えられている。トップは野原と川原の交代制で、地図読みも二人ともできていると思う。ペースは川原がやや早め、野原はややゆっくりであわせてちょうど良い。1ピッチ目の夜叉神峠小屋で既に展望が開けてテンションが上がる。しばらく樹林帯だが、2300mちょい上の火事場跡は展望が開ける。登りが長く続き、藤原は4kgの差し入れを重く感じると言っていた。辻山は展望がなさそうなのでパス。南御室小屋と薬師岳小屋は通過したが、この後がずっと限界上なのを考えるとキジ打ちのためにたるんでも良かっただろう。森林限界は2600m~2700m程度で、午前中はガスも少なく展望が良かった。砂払岳ではあまりに良い展望だったので小たるみをとり、薬師では空身でピークの岩まで行った。限界上に出てから風が冷たくなり、川原がピークの岩に登ろうとしている間、残り3人は岩陰で冷たい風を避けていた。岩の隙間には雪も見えた。読みより早く進んでいたので、この日のうちに賽の河原へ行ってしまうことにする。観音岳に着いたころからガスが増えてきて、賽の河原につくころには下界は見えなくなってしまった。鳳凰小屋分岐でキジ打ちのため小たるみ。赤抜沢ノ頭への登り返しをつらく感じる。賽の河原で野原が頭痛がすると言うので、20分その場で回復を待った後に空身でオベリスクへピストン。オベリスクはてっぺんの一段下までは注意すれば行けるが、そこから頂上までは、古いてがかりに頼らざるをえない上に落ち口に深い穴があるため危険。他の大学生パーティはそのてがかりを使って登っていたが、我々はやめておいた。他のクライマーを待ったりして結構時間がかかった。鳳凰小屋への下りは岩のまばらな砂の急斜面で、それほど危険ではないものの登るのは疲れるだろう。小屋に荷物をデポしてきた人たちが続々と登ってくる。15時に小屋に着くとテン場は既に20張超のテントで一杯で焦った。早めに小屋に着くべきだった。小屋の水場は便利な場所にあり、トイレもきれい。川原の天図はちゃんと練習して来ていて、ほぼ直す必要なし。夕食は野原による「鳥飯もどき」(メニュー名)で、美味しかったが上級生が考えなしに野菜を増やしてしまったために量が多くなった。藤原も少し体調が優れないと言う。7時半就寝。

10/19() 晴れ(尾根上は時々ガス)
1 5:55-6:27五色滝分岐(空身で滝を見に行った)7:45-8:00白糸滝分岐(滝を見に行く)8:10-8:50鳳凰滝分岐(滝を見に行く)9:20-9:42南精進ヶ滝-11:10青木鉱泉=(バス)=韮崎

46だったが、3時頃に隣のテントの起床に起こされる。彼らは夜叉神へ発って行った。朝は復刻クリームチーズペンネ。撤収も時間通りで良い。小屋からの下りは沢沿いで、どこでも水が汲める。この日はただ4ピッチ下るだけだと思っていたが、4つの滝がそれぞれ見応えがあった。特に五色滝では、虹のかかった滝壺で写真を多く撮ったのみならず、主に川原と藤原の強い希望で、滝を上から眺められる尾根を探して登山道を登り返し、登山道を外れて滝へ続く尾根を探した。登山道を外れる際は、藤原を先頭にしてLは登山道に残り、声の聞こえる範囲を維持した。結局、滝を覗き込める尾根に行く前にザレの急斜面に阻まれて帰って来たが。ドンドコ沢コースは徒渉(最大で川幅1.5m、晴天時深さ10cm)が数カ所あるほか、水に濡れている滑りやすい斜めの岩歩く箇所もあるため、雨天時に通行不可とは言わないが、新人がいる場合は尾根コースをERにとるべきだろう。段差も多く、ペースは上がらない。地形図上の道はあまり信用できない。白糸滝と鳳凰滝の間に大規模な崩落があり、道が迂回していた。鳳凰滝ではこの滝が地形図上の滝かで議論したが結論が出なかった。南精進ヶ滝から青木鉱泉まではエアリア上では尾根と沢左岸の2コースがあるが、尾根コースは分岐点が封鎖されており、崩落しているように見えた。沢左岸コースは、現在1280mの築堤と1240mの堤の間で左岸斜面(地形図上で切取部として描かれている部分)を工事しており、右岸への迂回路がついていて通行は問題なかった。雨天時は徒渉を避けて左岸の通行が許可されるらしいが、工事現場に人のいない休日はどう判断するのだろう。この付近で、会った人にいきなり「二万五千円くれ」と言われてびっくりしたが、1/25000地形図を見せてくれるよう頼まれたのを聞き違えたのだった。今山行では人に会うことがとても多かった。青木鉱泉から韮崎駅へのバスが穴山駅にも止まると勘違いをして、穴山の温泉を探しているうちにバスの時間になってしまい、けっきょく温泉に入らずに帰京することになってしまった。帰りのバスはザックを膝上にのせずにすむくらいの混雑だった。韮崎のショッピングセンターのラーメン屋が並んでいたので、甲府で打ち上げ。反省会をし忘れていることを川原に指摘されたのは、甲府からの電車の中だった。

メモ
南アルプス林道の工事情報に注意。この山行中も19~4時は工事のため通行止めだった。
甲府~夜叉神峠のバスは11月まで。青木鉱泉~韮崎のバスは10月中頃まで。

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