2013年11月24日日曜日

初冬 爺ヶ岳

2013年度山行No.47 初冬 爺ヶ岳
面子:4.CL成田、松尾3坂田、松岸、三宅、sL宮崎、水野2.FW大橋、EH廣長
期間:11/23~24

積雪が多く爺ヶ岳手前でラッセル敗退。二日目は北岳に向けてザイルの練習をする。時は金なり

JPを越えて爺ヶ岳を目指す。




11/22()東京=扇沢:アプローチ
東京から坂田車とレンタカー組に分かれてアプローチ。レンタカー組は本郷に集合したが成田さん松岸、三宅が風邪をひいている。松尾さんからこの時期はレンタカーの車数が少なくなり借りるのに苦労したとお叱りを受ける。成田さんからもアプローチの動き出しが遅いと指摘を受けまだまだアプローチ調べが甘いことを気づかされた。坂田車は上越自動車道回り、レンタカーは中央道で行く。無料駐車場はどこも積雪が多かったので扇沢の有料駐車場に駐車。\1000/24hだった。扇沢はすでに自動車でいっぱいで駐車場にテントを張るとひかれそうだったので松尾さんと三宅は車中泊し成田さん、松岸、宮崎が扇沢駅にテントを張り駅カン。坂田車は全員車中泊したようだった。

11/23()快晴:扇沢からJPJPからsub装で爺ヶ岳にアタックするも敗退
0扇沢6:58~6:10登山口6:15~7:45タルミ8:00~8:16ワカン装着8:26~8:52タルミ(冬道にのる)9:03~9:53タルミ10:10~(10:33 1917P)~10:50タルミ11:15~13:15 JP 13:30~14:25コル15:55~15:20 JP▲1
朝テントから出ると雲一つない快晴だった。6:15出発予定だったが駅カン組が寝坊してしたり出発が45分くらい遅れる。CLsLがいながら情けない。扇沢のトイレが混んでいてトイレに行った人が帰ってこなくてやきもきした。扇沢駅のトイレを利用するときは二階のトイレを使うと比較的空いていて良いようだ。立山に向かうスキー客を横目に出発。松岸はしきりに立山に行きたいみたいなことを言っていた。登山口から雪がある程度積もっていて最初はトレースがついていたが途中でトレースが消えたのでワカンをつけてLを除いてラッセル。はじめ深さは脛ぐらい。八ツ見ベンチを過ぎて夏道沿いに行って夏道が尾根近くなったところ(1750 m)で冬道にのる。ラッセルの深さも腿から腰ぐらいになりトップはだいぶ苦労していたようだ。1917Pでは視界が開けてJPや爺ヶ岳がよく臨めるがこれからの道のりの遠さを考えると気が重い。水野は足が攣り松岸は風邪薬によって腹を痛めていたのでラッセルから外れる。この後たるんでいると計10人くらいの後行者に抜かされる。トレースがしっかりついてしまったので二年会と坂田を除いてワカンを外してよいことにする。しかしこの判断は大失敗だった。進んでほどなくして先行者のパーティ達に追いつくと集団の先頭でラッセルするが、ワカンをつけていたのが二年会と坂田と宮崎だけだったのでこの4人が中心にラッセルすることに。深さが腰までのラッセルで雪が重くなってきてかなりきつい。JPが比較的近くに見えたことやいったんたるんで渋滞の後ろに来ると精神的につらいのではみたいなことに惑わされて120分のロングピッチを切ってしまった。坂田や二年会をかなり酷使してしまい申し訳なかった。自分のラッセルが遅く時間も短いのが情けない。このピッチで廣長の足が攣っていったんラッセルから外れるが後で復帰した。過去の記録にあった「JP先のコルを少し東に下りた窪地」の場所が分からなかったためJPに着いてサイト適地を探して荷物をデポする。ここまでの判断も遅く無駄に隊を消耗させてしまった。このとき13:15で爺ヶ岳に進むには明らかに時間が足りないが日の入りが16:34なのでB55余裕60分と考えて前進リミットを15:00に設定して進む。sub装だから埋まらないとか稜線上だから雪が飛んでいるだろうという希望的観測をすべて打ち砕くラッセルが続く。前進して早5分で登頂は絶望的になったので坂田は今爺ヶ岳を討つのは時間の無駄でありとりあえず今日は雪訓に集中するべきと主張。明日爺ヶ岳を討つ時間はなさそうと考えて、せっかく来たんだからできる限り行ってみたいと考えてやはり今日爺ヶ岳にアタックすることにする。木によって雪に無数の落とし穴ができておりトップは面白いくらいはまっていく。松尾さんは飛び切り深い穴に埋まってザックの竹竿しか見えなくなった。東側は雪庇ぽくなっていた。60分ほど進んでリミット時間には余裕があったが行く手に樹林帯(=落とし穴帯)が出現したのをみてここで敗退を決定。中途半端な敗退だったが景色がよかったので許してください。モスったり記念写真を撮ったりして30分くらいグダグダしていた。その後あっという間にデポ地に戻り、風がしのげそうな吹き溜まりの横にテントを張る。テントのたわしをビニールひもでつけるのはちぎれるのでやめた方がいいようだ。夕食のアップルポークシチューは割とコンソメスープと馬鹿にしていたがきちんとおいしく見直した。自分が唯一差入れとして持ってきたクリームシチュールーは無駄になってしまった。サイト地からdocomoの電波が入り立山で雪崩事故があったことを知る。水作りして宴会をして就寝。二年会は割と差入れをたくさん持ってきていた。4年会は水作りがすべて終わった後に手品師みたいに満発を出すのはやめてください。

11/24()晴れ時々曇り:雪訓して下山
JP 12:30~13:20タルミ13:30~ (14:20登山口)~14:30扇沢
 稜線上は風が強そうだったが吹き溜まりのおかげであまり風に当たらず助かった。若天は寝坊してサイトが遅れる。今日は北岳を見据えてザイルワークの練習をする。個人的にはハーネスをオバテで締めることにかなりの困難を感じた。雪訓はスノーバーでの支点作成の後、懸垂とリードfixの練習をする。今回新調したザイルは「のろちゃん」と「けいちゃん」と名前が付けられた。3年会のなかで冬山面子には参加しない二人だが本番の北岳では命綱としてしっかり我々を支えてくれているに違いない。沢面子と非沢面子との間のザイルの取り扱いの差は大きい気がした。下山時間と撤収時間を考えて雪訓は12:00までとして出発12:30とした。だいぶ気温が高くなっているためあっという間に撤営できたので出発までの時間写真を撮ったりラッセルトレしたりして思い思いに過ごしていた。2Pほどであっという間に扇沢に着く。ラッセルのつらさを考えるとうれしかなしといった気持ちだ。このあとレンタカー組は車がバッテリー上がりを起こしていることに気づき、駐車場の管理人さんと隣に駐車していたおにいさんに迷惑をかけてバッテリーをお借りするというトラブルが待っているのだった。ありがとうございました。

まとめ
天候に恵まれ、ラッセル、雪訓と良い訓練になった。反面Lとしての裁量はかなり未熟でありタルミや方針でグダグダしてしまい爺ヶ岳が討てなかったのは参加してくれたメンバーに対して申し訳ない。これから始まる怒涛の冬山シーズンに向けて課題が多く見つかったのは大きな収穫ではないかと思っている。


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