2013年2月23日土曜日

1年冬山 木曽御嶽山


1年冬山 木曽御嶽山
4蓜島 高梨 3L成田 松尾 2鈴木 sF松岸 sE水野 宮崎 sH三宅 1F大橋 E陳 WH廣長

意外とあっさり打てた冬の御嶽。山頂はガスの中だったが、風は弱く助かった。



2013/2/20()
南岸低気圧が抜けた2/19()くらいから冬型となり寒気が入ってきている。今回の寒気は強く居座る模様。2/22-23は一旦小康状態となるものの、2/25-26でさらに強い寒気(のちに「今世紀最大の寒気」)が南下してくるとの予報だったので、明日出発とする。

2013/2/21()
東京=木曽福島駅
今回は集合は特に設けずに各自中央線の終電に乗り込む。廣長がペミカンを家に忘れたとかで特急リカバーとなった。無念。他に4人ばかり特急アプローチ。みんなリッチだなぁ。電車の中で、廣長に予想天気図を見せてもらうが、予想高層天図がない。今後は72時間後までの予想高層天図と1週間分の予想地上天気図があるとうれしい。ウェザーニュースは2/23は雪の予報を出しており、数値予報を見ても2/22のほうが条件が良さそうだったので、2/22にアタックしてしまうことにする。ゴンドラの営業時間に合わせて翌朝7時にタクシーを呼ぼうとしたら、勤務時間の関係なのか8時過ぎしか行けないという。断ろうとすると、ジャンタクあるのはうちだけだよ、と言ってくる。ひどい話だ。仕方がないので8時にタクシーを予約して就寝。木曽福島駅前でのオカンは極寒であった。

2013/2/22()
木曽福島駅8:009:00おんたけ2240カラマツ駅~(ゴンドラ)~三笠の森駅~9:40田の原入口9:5510:50金剛童子11:1012:00九合目12:1013:10剣ヶ峰13:2514:00九合目14:1515:05たるみ15:1515:45田の原入口▲1
日が出ているというのに出発できないのは辛い。ビーコンチェックなどを済ませておき、ゴンドラを降りたらすぐに出発できるようにしておく。8時ちょっと前にようやくタクシーが到着し、急いで荷物を詰め込み出発。スキー場に着くと悲しくなるほど客がいない。天気のほうは、剣ヶ峰のピークまで見えており、今日打てそうだ。

三笠の森駅からはパノラマコースを一旦下って田の原入口へ向かう。14:30にリミットを設定し、田の原に要らない荷物を急いでデポしてピークアタックに出発。

100mくらい歩いたところで立峻がゴーグルを忘れたというので取りに行かせる。金曜日なので軽いラッセルがあるかと思ったが、2人パーティーが先行していたようでトレースは付いている。足首まで潜るぐらいでペースは速い。先日の南岸の影響か、10-15cmくらいの層を形成しており気持ち悪い。それにしても日が照っていて残雪期のような暑さ。時折吹く冷風が心地よいくらいだ。少々ロングピッチを切って金剛童子まで進む。金剛童子手前は一部氷化しておりアイゼンを着けたほうがよかったかも。
金剛童子で少し長めにたるみを取って、アイゼンを着けアタック装備に切り替える。ストックを持ってきていた人はここでデポ。蓜島さんは菊池さんにアイゼンを貸したとかでその場で調節していた。ここからはアイゼンが気持ちよく利く斜面。思ったほど斜度は強くなく問題ない。雪が固いので竹竿を打つのも一苦労。立峻はフラットフッティングができていなかったので注意した。この斜度なら爪先立ちになる必要は全くない。しばらくすると情報通り小さいルンゼが現れる。右岸が吹き溜まっており気持ち悪い。雪が少ない右側の尾根伝いに行けばルンゼを横切らずに済むななどと思っていたら、トップがルンゼのど真ん中を歩き始めたのでルンゼから出させる。先行者のトレースをそのまま追ってしまったようだ。トレースが安全なところを通っているとは限らないので、トップ内で相談してより安全なルートを見つけるようにして欲しい。

9合目に着くと水野が足首が痛むという。GWに痛めたところで、本人もやめておいたほうが良さそうとのことだったので、9合目避難小屋にデポ。付添は高梨さんにお願いする。次第にガスが出てきて雪もちらつき始めるが、相変わらず風は弱く助かる。王滝頂上手前は急で怖いとの情報だったが、今回の雪面の状況ではアイゼンがしっかりと刺さるので特に問題なかった。

王滝頂上には3張くらい張れそうな風よけスペースがあった。八丁ダルミは強風地帯のため雪は飛んでおり少ない。夏道のロープが完全に出ているので、迷った時はそれを頼りに進めばいいだろう。剣ヶ峰手前の急斜面もアイゼンがしっかり刺さり問題なく、無事ピークに到着。

これで今シーズン4勝目だ。今シーズンは6411分となかなかの勝率。テルモスを飲んで、記念撮影をして下山。TWVの人文字写真を撮ろうと思ったがうまくいかなかった。
視界はそれほど悪くなくサクサクと下る。9合目避難小屋で水野と高梨さんと合流。念のため水野の荷物を分配する。先述のルンゼに入らないよう雪の少ない尾根伝いに下る。途中立峻のアイゼンが外れて調整に手間取った。金剛童子でストックを回収し、樹林に入ったところでアイゼンを外す。あとは特に何もなく田の原のデポ地に無事帰還。ゴンドラの営業時間に間に合えばスキーしない組は帰るといっていたが、結局みな田の原に泊まることになった。風の避けられるとある場所にテントを設営。夜になると予報通り風雪ともに強くなり寒い。キムチ鍋を食べ、宴会をして就寝。翌日は帰るだけなので、「餅なしラーメン餅」にしないかと若天に訊くと、ものすごい勢いで異口同音に「そうしましょう」と言われた。結局のところ、みんなラーメン餅嫌いなんじゃんww。夜は、天気が悪いため気温はあまり下がらなかったが、風が強くテントはずっとバタバタと音を立てていた。

2013/2/23()
田の原B.C. 7:508:00三笠の森駅
新メニュー「餅なしラーメン餅」は美味。茶飯はなしの予定だったが、蓜島さんが茶飯を飲みたいといって、ひとり分の茶飯を若天に作らせていた辺りは鬼だった。餅がなかったこともあり撤収は早かったが、立峻のパッキングが遅い。スキーを倒して置いていたようで、昨晩積もった30-40cmの新雪で行方不明になっていた。ゲレンデトップで強風の中反省会をして解散。スキーしない組はゲレンデを下り、スキー組は本ザック滑走とゴンドラに分かれた。その後、スキー組は14:30くらいまでゲレンデスキーを楽しんだ。朝はガスっていた御嶽も昼前には雲がとれ、ピーカンの剣ヶ峰がよく見えていたのでした… (スキー場は風もなく穏やかだったが、山頂付近は強風で気温もかなり低かったそうだ)


まとめ
低温と強風を心配していたが、風は弱く気温もそれほど低くなかったのであまり問題にならなかった。また、上部は完全なアイスバーンになっているという記録もあったが、今回の斜面の状況は、アイゼンがしっかり刺さり歩きやすかった。ワンゲルでは初冬と2年冬山で何回か出されているが、2年冬山としては物足りないだろう(今回が条件が良かったからかもしれないけど)。むしろ、Maxも浅いので、雪訓のフィールドとしては結構いいと思う。9合目でサイトし、二ノ池で雪訓すればアイピケも使えていい雪訓になると思う。お鉢回りのルートをとっても面白いだろう(結構大変らしいが)

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