秋企画八甲田


秋企画八甲田FB                                                                        松岸

メンバー 3伊藤 L松尾 2鈴木啓太 sFH竹尾 前山 sL松岸 sEW宮崎潤 1FH谷川 EW廣長

 

9/6木 

東京=弘前2200~御鼻部山展望台

伊藤さん以外で18切符を使ってアプローチ。伊藤さんは新幹線。リッチ。前山がいきなり電車に乗り遅れ不安になるが、無事集合場所につく。弘前まで15時間ぐらいかかった。弘前で伊藤さんと合流しタクシーで登山口の近くの御鼻部山展望台まで頼むが、霧が出ていて運転手がスルーした。あわてて戻ってもらった。料金は22170円。御鼻部山展望台にはトイレ駐車場があり、テントを張って寝た。

 

9/7金 晴れ

御鼻部山展望台5:00~登山口5:20(たるみ2 7:05袖が谷地~7:30前谷地7:50 8:30大谷地~8:50タルミ9:009:50枯れ木沼手前10:0010:05枯れ木沼~たるみ111:20ヘアピンカーブ~11:48(たるみ)12:0012:361180湿原12:46 13:40 黄瀬萢14:0514:25天場

 

5時に出発したがもう少し前から明るかった。登山口は伊藤さんと俺と、一番後ろにいた前山以外はスルーしていた。地図通りの場所にあり明らかなのに。ただ夜だと見つけにくそうであった。トップを前のほうにのばして濃くなったら散開させる方針で行くことにした。登山口のすぐそばに登山者を数える機械が置いてあった。登山口からしばらくは多少藪がかかるぐらいで道もわかりやすい。たまに藪が張り出して道が完全に見えなくなるところがあるぐらい。善光寺平分岐手前で湿原に入ってしまい分岐を確認できなかった。前谷地、大谷地ともきれいな湿原。トップは大谷地をスルーした。唯一のRFポイントで案の定いもった。沢に降りるのは一瞬だけといったのに。そこから対岸に上がり、踏み跡をたどって枯れ木沼へ。文字通りの沼。潤さんの琴線には触れなかった。ここからヘアピンまでは明瞭。ヘアピンははっきりしている。ここから先赤テープや赤布が多数あった。ササをビニールひもでまとめてくれている箇所が多数。濃くてそれをたどらなければ進めないだろう。一か所踏み跡を外してトップがわけのわからない方向に行きかけたので止めてたるみにした。変な角度で進みそうになったら中継が止めましょう。そこからまた踏み跡を捜し、踏み跡をたどるとようやく黄瀬萢にでた。結構長い。黄瀬萢でたるみ、水場のほうに向かい適当なところでサイトした。水場の水量は豊富。明後日の天気が悪いので明日中に乗鞍岳に行ってしまうことにした。おかん多数で、竹尾は45天一人で寝た。

 

 

9/8土 晴れ夕方曇り

4:55~5:45櫛が峰6:207:08天場7:308:10駒が峰入口8:359:05山頂~9:32駒が峰入口9:5010:00地獄峠~10:55沼入口11:2511:40沼尻~(たるみ2回)~13:30乗鞍岳 14:0015:05乗鞍岳入口~15:45地獄峠~16:00駒が峰入口

 

サブ装で出発。櫛が峰の登りも藪が張り出してつらい。これでエアリア実線なんだから破線はどうなるんだろうと心配。沢状を横切りながら高度を上げていく。朝露でみなびしょびしょになりながらも山頂へ。伊藤さん、鈴木はゴアマを着てなくて寒そうだった。山頂の展望は非常によく、岩木山や津軽半島、下北半島、陸奥湾まで見えた。下りで道を間違えて沢状に入ってしまう。ピストンなんだから気づいてほしかった。天場に戻り本ザックにして出発。駒が峰入口から少し行ったところにテントを張る。水場も近いし水量豊富。空身で駒が峰ピストン。ササが張り出してトンネルのようだ。前山がトトロのトンネルと名付けていた。ここで潤さんが目つき。下る途中で5分ぐらいたるむ。テントに戻ると行けそうだというので、黄瀬沼へ出発。出発前にあった人に御鼻部山から来たというと、あそこはいい藪だったろう沼のほうもいい藪だよ、と言われた。なんだか嫌な予感しかしなかった。黄瀬沼も案の定藪が道に張出し歩きにくい。赤テープが多数あり迷う感じはしなかった。1130の沢なんかで水が汲めそうだった。1時間ぐらいで沼に到着。きれいな沼だった。ちなみに、沼と湖の違いは沼が水深5m以内で深いところにも植物が生えているもので、湖が水深5m以上で透明度が高いものらしいが、明確な区別はないそうだ。そこからは木道が伸びていたが一部が沼に浮かんでいてめんどくさい。沼尻までは藪もなく沼のほとりを歩くだけで気持ちよかった。天気も良いし。ここからがつらかった。乗鞍岳への登りは例のごとく藪が張り出して歩きにくいし、きつくはないが延々とのぼりが続き展望もない。植生がハイマツに変わるあたりで道を見失い、いったんたるむ。ここから藪陣形にして薄いところを探しながら進む。山頂はすぐだった。ガスって何も見えない。晴れていたら十和田湖がみえるらしいけど。精神的ショックを受けるために来たようなものだった。乗鞍岳の下りはじめですぐに踏み跡赤布を見失う。散開させていたが、あの散開の仕方だと見つかりそうにないのですぐに山頂に戻らせた。山頂からもう一度やり直させるとすぐ見つかった。トップの注意力不足かな。途中から沢を下る感じで道がついている。赤布があるのでそれをたどるとよい。乗鞍岳入口の水場は登山道状の沢みたいだ。これもなかなか長く感じた。地獄峠で天図デポし天場に戻る。テントに張り紙があり、どうやらここはテントしてはいけないみたいだった。しょうがないのでそのまま泊まった。この日もおかん3名。夜結構雨が降っていた。

 

 

9/9日 雨ときどき曇り

駒が峰入口5:105:20地獄峠~5:45乗鞍岳入口~550水場6:006:36矢櫃橋6:45~たるみ1回~8:10猿倉温泉

 

潤の目つきしたほうの目に違和感があるとのことで、降りたら病院へ行ってみることにした。早く降りて温泉に入りたいから前日きつかったけど明るくなると同時に出発。乗鞍岳入口をすぎると藪があまり張り出していない。普段に比べれば張り出しているけど、南八甲田基準だと藪がないに等しかった。松次郎清水でたるみコップあり。南八甲田で一番おいしいらしい。ゆったりした傾斜の道をひたすら下る。随所に道路であった頃の遺物がみられておもしろい。矢櫃橋は立派な橋。ひたすら歩いて猿倉温泉につく。登山口にはトイレ休憩所がある。看板には南八甲田は藪漕ぎですと書かれていた。谷地温泉組と猿倉温泉組にわかれ温泉に入る。潤は、日曜日なので病院は開いていなかったが、市役所に聞くとちょうど休日診療で眼科の人が来ているとのことで青森駅に行った。猿倉温泉は硫黄泉で気持ちがよかった。15時ごろのバスで酸ヶ湯集合しキャンプ場に行く。自分たちしかいなかったのと、明日も天気が悪いので中に泊めてくださった。潤も青森から帰ってきた。目に傷がついているだけで、ほっときゃ治るそうだ。大豆ごはんは消化が悪いからやめたほうがいいと思う。大豆が余計かな。ここで燃料計算がまちがっていたのに気づく。どうやら人数が8人のままでやっていたようだ。予備審資料の訂正版を流せばよかった。おかんしていた前山のシュラフがびちょびちょでゴアマを着てシュラフに入らないといけないみたいだった。

 

9/10月小雨

キャンプ場5:105:50たるみ6:006:30仙人岱分岐7:00大岳山頂7:107:15大岳避難小屋~7:40上毛無岱~たるみ1 9:00酸ヶ湯

 

朝はラーメンもち。ラーメンもち7口は真理らしい。サブ装で出発。登り始めから藪が少ないことに喜ぶ。途中硫黄臭くなる。ぜんそくとかの人は注意したほうがいいかも。仙人岱の水場はあまり水が出ていなかった。仙人岱のあたりも晴れていると気持ちいいんだろうな。大岳の登りも整備されていて非常に良い。どうやら1500mあたりで登山道上に木とかがなくなっているようだった。大岳はガスの中。天気も良くなりそうにないからERで早めに下山することにした。避難小屋でもう一回ERでいいかと聞くとやっぱ本ルート行きたいっていう人が出たりしたが、多数決でER。山頂では一致したのになんでだろ。上毛無岱、毛無岱ともにきれいな湿原が広がっている。木道階段も整備されていて歩きやすい。キャンプ場に戻り荷物を回収して、酸ヶ湯に入った。バスまで時間が短くゆっくりできなかった。あとから次のバスでもよかったとかいうなら先に行ってほしかった。青森で打ち上げして解散。

 

まとめ

南八甲田は藪漕ぎだった。背丈までの笹で踏み跡をたどらないとすすめなさそう。藪をこぐ練習になると思う。注意して進めば道に迷うこともないはず。道は全体的にぐしょぐしょ。北八甲田は整備されていて普通の道。晴れていたらきれいだろう。今度は冬に行きたい。

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