道トレ道志山塊


面子:4菊池 3蓜島 2L伊藤 sE桑原 sFH松尾
W前山 松岸 F宮田 E持留 H山中

2/24() アプローチ
 末松と竹尾の2人は体調不良のため不参加。持留は電車、他の9人が車で行くことになる。20:30に本郷出発の予定だったが、長崎さんの引っ越しや山中の遅刻の影響で結局出発は21:00過ぎだった。2台に分かれてのアプローチであったが、途中で蓜島さんから電話が来た。松尾が45天ポールを部室に忘れたらしい。仕方なく取りに戻ってもらう。Eの持留が電車アプローチのため、エキチェをしていない状態で出発したのだが甘かったか。関係無いけど持留、携帯メーリスのアドレスくらい知っといてくれ。桑原が運転する車は23:00過ぎに厳道峠に着いた。道志みちから厳道峠まで登る道は、舗装されてはいるが石が大量に落ちており、石を除けながら進んだ。厳道峠で荷物を下ろして、都留市駅にいる持留を回収に向かい、戻ってきたのが1:00ごろ。そのすぐあとくらいに松尾カーが到着した。テントを張って就寝、といきたいところだったが、45天フライのうち片方が破れているのが判明し、縫って補修する羽目に。エキチェしたんじゃないの??
就寝時はポツポツ雨が降っているくらいだったが、夜中に雨だかみぞれだかがザーッと降り出した。



2/25() みぞれ→曇り
厳道峠6:517:45御牧戸山7:558:23長尾―8:50細茅の頭9:0010:05赤鞍ヶ岳10:1511:27朝日山11:5012:34岩戸の峰12:4413:20ブドウ岩の頭―(たるみ10)14:37菜畑山

 朝起きると外ではみぞれが降りしきっていた。6:30出発の予定だったが準備に時間がかかり遅れる。トップ前山で出発、のはずがしょっぱなから真逆の方向へ進み始める。ありえないだろ。この時点で前山の3度目のL権チャレンジは終わったといえる。気を取り直して出発。雪を踏みしめながら歩く。エアリアには「やがて登りつく細茅の頭は、標識もないので読図で確認する。」とあるが、実際は標識がある。10:00ごろにはみぞれが止み、翌日の天候回復への期待が高まる。その期待は無残にも打ち砕かれることになるのだが。赤鞍ヶ岳には標識は何もなく、朝日山にそれなりに立派な「赤鞍ヶ岳」という標識があった。何をもってエアリアが「赤鞍ヶ岳」を朝日山と呼んでいるのか不思議でならない。朝日山でのたるみで、「あと1分」と言った後に松尾が写真を撮ろうと言い出し、記念撮影。出発がちょっと延びた。ここまで全体的に読みより遅いペースで進んでおり、今倉山まで行こうとすると時間がぎりぎりになりそうなので菜畑山でサイトをすることに決定。菜畑山の登りはなかなかハードだった。山頂は開けており、雲の上に山々が浮いているような感じの景色だった。松尾が「感動の閾値が上がりますね。」とか言ってた。
 1年のサイトがイモい。カレーは野菜が煮えておらず、正直不味かった。外は寒いのでそれぞれのテントで宴会的なものをする。蓜島さんの差し入れの玉こんも菊池さんの差し入れのおしるこも美味でした。やがて就寝。もう天気は崩れないと思っていたのだが、夜中に再びみぞれが降りだした。寒い。というか45天に4人で寝てるのにLの持ち場が異常に狭かった。 

2/26() 曇り
菜畑山6:537:27水喰の頭―(たるみ12)8:37今倉山8:499:11西ヶ原―9:24松山―(たるみ10)10:30二十六夜山10:4011:07990mベロ―11:23仙人水―(たるみ10)12:27芭蕉月待ちの湯

 朝は56半。フライに雪がべったりくっついていたり、靴が凍りついていたりして、冬の山は過酷な環境であるのだなあとしみじみ思った。6:53出発。読みより早いペースで今倉山に着くが、ORを行ってもガスっていて眺望がなさそうだし、早く温泉に入りたいので予定通り本ルートを行くことにする。今倉山でのたるみで、「あと1分」と言った後に松尾が写真を撮ろうと言い出し、記念撮影。松山は本来なら展望の良い小ピークらしいのだが眺望ゼロ。松山から二十六夜山へ向かう途中のコルに道路が通っている。二十六夜山から先の下りも特に問題無く、無事に下山。タクシーを呼んで、蓜島さんと松尾に車の回収に行ってもらう。残った面子は歩いて芭蕉月待ちの湯へ。入館料は1人700円。
 温泉から上がってぐだっていると、松尾の行方が分からなくなったとの連絡が入る。かなり心配になり、16:00になったら捜索に向かおうという話になったが、その前に無事松尾が到着した。タイヤがパンクし、自力で直していたらしい。ひと安心。あとは、車2台に分かれて帰京した。

まとめ
雪がかなり積もってはいた(15cmくらい? 昨年よりだいぶ多かったらしい)が軽アイゼンを使うまでには至らなかった。アップダウンがけっこう激しく、消耗した。天気が悪かったのが残念。寒さが厳しく、この時期は道山行だからといってなめずにきちんとした寒さ対策をしなければならないと感じた。アプローチの面倒くささの割に見返りが少なかった。
 

俳句

宮田が俳句を詠んでくれました。
 
   新旧の山頂の標並ぶ春

 
   如月や隊列に沿ふ川の音

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