2011年6月4日土曜日

藪トレ 金城山~巻機山

2011年度山行No.10 藪トレ金巻FB
作成:鈴木克明
面子
L鈴木 3佐藤(6/4分離) 高梨 蓜島 2伊藤W 桑原F 松尾EH
秋入部の2年に藪を経験させようということで、トレ色の強そうな金巻縦走ルートに行ってきた。


6/3()晴れ
東京=五十沢登山口▲0
本郷部室に19:00集合だが2年の多くが遅れてくる。車に物を積んでからEFチェックをするが、桑原は自分のパウ忘れを見逃してしまい、気がつかないまま登山口まで行ってそこで僕も気付いた。
6/4()晴れ→夕方ガス
登山口4:40~5:30Co6805:40~6:10(佐藤分離隊6:20~8:118:25~9:17Co11009:28~9:49八合目~10:10避難小屋10:30~藪入り~10:53p1340東雪渓にて水汲み11:20~12:10イワキ頭~(タルミ1回)~14:20北入の頭14:30~15:50p1270(天図、偵察)16:20~16:30最低鞍部雪渓▲1
体操して伊藤or桑原トップで出発。しばらく沢の近くをすたすた歩いて尾根への取り付きでいきなり鎖出現。かなりの急斜が続く。桑原がトップで飛ばしすぎて果てたので水を抜く。Co680にロープがあって、使わないと滑落して谷底に落ちそう。限界下だが展望が良い。最初のタルミで佐藤が吐く。どうも朝から調子が悪かったらしいが、そういうことは出発時に言ってほしい。結局そのあとも一度吐いたので、高梨と松尾をつけて分離下山後に藪入りの方針とする。
※※道Lは分離隊を出せる人数だったが準則に書いてなかったので、下界の松崎に電話で事情を話した。※※
分離隊が戻ってきたので再出発。八合目までの岩場はおおむねetwas97の記述通りだが、最後の岩場はゴボウの後岩壁の鎖つきバンドを10mほどトラバースした。初回の一年生だったら空身にしたい。ひたすら急登を登って、まだ雪の残る山頂をスルーして小屋に到着。が、水タンクが空っぽであった。ここで水が汲めないと即敗退となるので焦ったが、先を見る限り雪渓が豊富に残っているのでそっちに期待することにして藪入り。
面子が足りないので中継を省略してトップ・本隊誘導を蓜島高梨松尾、残り本隊という布陣にした。
水であるが、p1340東の雪渓が稜線から30m程で切れていて、そこから簡単に水が汲めた。
しばらくは特筆することのない灌木、笹ミックスの薄い藪。だが桑原はばてている。初藪だし仕方ない部分もあるが、行動食を積極的に食べるなどもうちょっと自分で対処してほしい。イワキ頭で間違い尾根の角度を測らせたのに、松尾はなぜかそっちに落ちていく。さすが初トップ。
イワキ頭から北入の頭までは割と濃く低木がうざい。桑原が切れていた。一方伊藤はわりと藪に順応しているようである。稜線近くに残った雪渓を頻繁に使ったが、伊藤桑原はキックステップを知らなかったので逆に消耗していた。松尾のトップ指導は3年に任せて、僕はネマガリタケ採集に没頭していた。北入の頭手前のタルミで桑原がマップケースを忘れてきた。ザックの上から装着すると置き忘れやすいので注意。
北入の頭は展望が良さそうだが、国境稜線がガスに隠れていまいちパッとしなかったのが残念。最低鞍部は見た目には近かったが結局読み以上にかかった。伊藤に天図を取ってもらっている間に3年にサイト地を探しに行ってもらう。「平坦で、出来れば水を簡単に汲めるところ」という注文を見事にクリアした素晴らしい雪渓を見つけてくれたのでそこに移動してサイト。水は雪渓が切れて藪が出ているところから簡単に取れた。
伊藤の天図は等圧線が4hpa毎だった。予想天気図を参考にするのは絶対にやめてほしい。サイトでは松尾がいろいろと苦労していたようだ。高梨と佐藤の差し入れ+ネマガリで宴会して就寝。蓜島のゼリーは固まる時間がなかったので明日に持ち越しとなった。

6/5()ガス~晴れ~豪雨(夜)
最低鞍部4:30~5:12Co13705:22~6:13Co15206:23~タルミ1回~8:10南入の頭8:20~9:00p1850手前鞍部9:10~9:59p1870(ほぼ藪抜け)10:20~10:55巻機山11:07~14:00雲天
朝サイトは若干遅いが、出発は時間通りだったので良しとしよう。この日の布陣は本隊(僕だけ)~誘導~中継~3トップ。1370の二重稜線ぽいところで地図チェックをするが、松尾以外の2年は不正解。1520で蓜島の作ってくれたゼリーを食す。湿地は雪渓で埋まっているのか、良く分からない。Co1630くらいまでは薄い笹。
南入の頭周辺は結構濃くてトップが稜線をしばしば外した。07年にイモっていた1850への登りは下半分が笹だったので、はじめからラッセル陣形を組ませた。途中ニセピョコ付近で通常の隊形に戻したが、結局ほとんどラッセルで突破。ルートさえ明瞭なら急登で体力を温存しつつ進めるので、笹藪でなくともラッセルは有用だろう。P1870で実質藪抜けとなったのでタルミ。蓜島のフルーツ缶(リンゴと、ロンゴンとかいう妙な果物)を食べた。ロンゴンは醤油漬けラッキョウのような味だった。
巻機まではかなりの部分が雪渓で覆われていたが、割引以降はトレースもあったし良い練習になっただろう。巻機ピークは雪でベンチが見えないが、標識の「巻機山」はぎりぎり見える程度の積雪。あとはいつもの道をサクッと下っておしまいと思いきや、山頂~ニセ巻、七~五合目に雪が残っていて不快だった。巻機山荘に行ったことのない桑原に小屋を見せた後、雲天に下山しておしまい。タクシーを呼んでもらい、ビール(免許保持者は遠慮してもらった)と山菜の油炒め、油味噌、魚の煮付けなどいろいろ御馳走になった。
タクシーで登山口の車を拾って、五十沢温泉に入って反省会して渋滞+豪雨の関越道を経て帰京した。

まとめ
前評判通り、RFは簡単だが藪はそれなりに濃かったのでこの面子のトレとしては適正なルートだったろう。ただ弱い下級生がいると道区間で敗退しかねないのが難点である。
水汲みに関しては今回運が良かっただけである可能性が高いので、事前に雲天に問い合わせること。
 トップ、中継、本隊誘導
・とにかく聞かれる前に情報を回すこと。本隊からの質問にしか答えないのは最悪
・トラバースを通すのは尾根がよっぽど濃くてトラバースがよっぽど薄い場合のみ
・あんまり主観的な情報を流すな(「この辺から~」とか)
・ホーヤコールに対する反応が薄すぎる(松尾蓜島は例外)
・情報伝達の面で松尾以外のトップが松尾に頼りすぎ
・松尾は見境なく返事しすぎ(伊藤ホーヤとかに返事するな)
・稜線上を通ると言いつつ尾根筋を若干外していることがよくあった

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