2007年4月15日日曜日

沢L養成 棡葉窪・石津窪

2007年度山行No.2 
沢L養成 奥多摩 盆堀川流域 棡葉窪・石津窪 (企画者 白濱)
4/14,15
メンバー:4福村 3塚越 L白濱 長谷川 被木村 初WH唐木 (2秋山)
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��/13(金)曇りのち雨
武蔵五日市駅2120=(バス)=2130沢戸橋~2220清水橋▲0
木曜日の時点では予報は悪く、土曜日の午前中は無理であろうと思ったが、寒冷前線の通過時間がどんどん早まる。結局日の出前には通過するという予報で、予定通りの出発にする。最終判断でその事を伝えたため、おそらく数人遅刻するだろうと予想する。最終判断の連絡後秋山から体調不良の連絡が来る。とりあえず立川までは来るようなので、そこで様子を見る事にする。立川につくと秋山がいた。38度あるという事で、無理してもどうしようもなく、日曜日の回復に期待し、共装を置いて帰らせる。いきなりの体調不良に今後の養成に不安を抱かずにはいられない。結局立川に来たのは秋山以外に自分と唐木だけで、他の人とは武蔵五日市で集合した。
予定より一つ遅いバスに乗り、沢戸橋へ。タクシー代をケチったため、皆で1時間程歩く。採石場の端にある清水橋に思ったより早く到着。雨が降るので、ツェルトを張る。この時は雨かなと感じる程度で、星空も見えたのでたいした事ないのだろうと高をくくっていた。だが、夜中に結構な雨が降り出し、濡れたツェルトがシュラカバに張り付き、きわめて不快。シュラカバもびしょ濡れになり、寝れたものではない。3時頃ようやく雨がやみ、ようやく束の間の眠りを得る。
��/14(土)曇りのち晴れ
450起床540出発~715F1上~923二俣938~(下降)~1155出合1205~1245市道沢出合
起きて時計を見ると起床予定の4時半を過ぎている。昨日は眠れなかったししょうがない。ツェルトの外に出て見ると長谷川の上に水たまりが出来ていた。神社にデポし出発。沢に下りる踏み跡は産廃の脇にあった。
入渓点は小滝と苔が小さいながらも美しくまとまっている。入渓して2つ目の小滝で右巻きTR。唐木が初回者である事と初養成という事できわめて慎重に行く。普通出さない。そこを越えてすぐの滝でもTR。右巻きを見るが、上部の鉄橋が弱々しく、初心者を通す気にならないので唐木には悪いがいきなり釜に入ってもらい水流左の窪を登ってもらう。その先の小滝は右側を歩いていく。少し歩くとF1。木村が上部水流右のクラックに行くが戻ってくる。結局右巻きをフィックス。このとき余ったザイルが最初の支点の方にあったが、余ったザイルは終了点にある方が望ましい。F1のすぐ上には③3mがある。仕切りのように岩盤が張り出しており、特徴的。水流中も容易だが、唐木には岩盤右のトラロープのある方をTRで登らせる。繰り返しだが、ここも普通出さなくてもいい。今回は時間的に余裕があり、養成という目的があるため必要以上に丁寧に出している。3mの上は小ゴルジュとなり、その突き当たりに④5m。水流右をTR手がかり。少々のゴーロ歩きの後、⑤⑥。2つの滝を同じ支点から2段階のTR。両方とも唐木には左側を登らせる。⑤は左に残置が大量にあるが、滑るので注意。唐木はそこで滑り、一瞬ヒヤッとする。TRで滑落を止めるのはいい経験になったろう。滝上には残置が大量にある。右側も登れるが、初心者をフリーで通すのは厳しい。⑥は自分と福村さんが水流中を行く。下部が滑りやすい。そこからは何もなく、すぐに二俣。仕事道が下りて来ている。読みよりかかっているが、余裕はあるので少々たるむ。
下降ではまず⑤⑥をまとめてダブルで懸垂。唐木は初回者だからしょうがないが、長谷川木村にはもっとすいすい下りてほしいものだ。下降中に気づいたが、④上の3mは存在しなかった。④は左岸の木を支点に懸垂。トップは他の人が降りている間に③で懸垂をセットする。③は唐木以外全員フリーで下る。F1は根っこを支点に懸垂。唐木以外は左岸巻き。その後の小滝群は左岸の踏み跡を下る。結局下降では鉄橋を通した。出合まで行かずに踏み跡をたどり、産廃の所に戻る。
この時点でかなりの満足感だったがせっかくルートを取ったので、市道沢へ向かう。清水橋は電波が入ったので、塚越にバスの最終を教える(間違っていたが)。林道を読みの半分で飛ばし、市道沢出合に到着。しかし、沢はつぶれていた。両岸の山肌が伐採され、その木が沢を埋めている。こんな沢に入りたがる奴はいない。
思いがけず時間が出来たので、すぐ近くの石津窪出合でのんびりする。昨日濡れたシュラフを乾かしたり、昼寝したりして過ごす。早めにサイトをし、福村さんとさよなら。これからは3年のみの山行。まだ日があるうちに焚火をはじめ、日が落ちるまで話し込み、適当な時間に就寝。9時頃に起きて塚越を迎える。実習からの接続でお疲れの様子。明日の石津窪に思いを馳せ、星空の下再び夢の世界に。
��/15(日)晴れ
330起床510出発~642F3上~7506mハング滝上~845大滝下1115大滝上タルミ1125~1210F6上~1310登山道1320~1345市道山~1420石津窪出合1510~1645沢戸橋
3時半に起床し沢飯を作る。昨日誤って沢飯用のタマネギをシチューに入れてしまったので、いまいち締まりがない。5時出としていたのに、木村長谷川の荷物がまだぶちまけられている。じじいっぷりが介間見える。
入渓し、少し行くとF1。F1は右を巻き、その上の6mを水流右TR。この時他に支点がたくさんあるにも関わらず、弱々しい支点を取っていたので塚越が注意する。あるようでないような小滝を越えた後、F3の9mに到着。立っていて、威圧感がある。木村が水流右を行くが戻る。自分も行ってみるがちょうど残置のある場所の一歩が怖い。高いし、怖いので戻る。木村長谷川はその間右巻きを見る。右に踏み跡が続いているのに、怖そうな所を巻いている。自分は右の踏跡を辿って巻き、登って来た2人とどうするか相談。巻くとしたら長いFIXが必要で面倒なので、水流右をTR手がかりにする。手がかりの角度が悪く、唐木には苦労させた。塚越は手がかりのみで登る。少し行くと、8m6mが見える。8mは木村が水流中を、長谷川が右側を登る。6mは長谷川が右側の残置を利用して登り、自分は右巻き。巻きは工作がめんどくさそうだから、2段階のTRとする。木村は8mの上に残ってもらい、確保させる。6mは残置のルートにスリングで手がかりを出し、長谷川がTR。塚越が残置を利用せずに突破したいというので、TRをして取り付くが、あきらめて手がかりを使って登ってくる。
8m6mからいくらも行かないうちに大滝に到着。さすがに25mは大きい。久しぶりにこんなでかい滝を見た。滝壺の付近には大量の蛙。木村がハーケンを打った事がないので、ハーケンの指導を塚越にしてもらう。その間に自分がザイルを持って右巻き。ある程度登り、小尾根まで登らないよう注意しつつトラバるとちょうど良い具合に落ち口に出る。木村にTRをし、9時15分リード開始。下では焚火が始まる。ランナーを5本とって、SCが始まるあたりまで来るが、寒くて留まっている事が難しい。そこまでで十分練習になったので一気に上まで登って来てもらい、SCの終わるあたりでもう1つランナーを取り、登攀終了。残りの3人をTRで登らせる。下から見るよりもSCは長いらしい。木村と長谷川が寒そうにしていたので、暇な自分は焚火をする。MAXも越えたのでタルミにし火にあたる。
ここから先は快適に登れる滝が続く。F6下の4m、F6、逆くの字滝(全然逆くの字に見えなかった)でTRを出す。この大滝下からF6上までの区間には大量の蛙がいた。しかも、体調10cm程のがごろごろいた。不用意に足を置くと蛙を踏みそうになったり、落石だと思うと蛙だったり、長谷川が滝下の唐木に蛙を投げつけたり、長谷川が蛙に小便を掛けたり、とにかく蛙だらけだった。
つめのケルンは逆くの字滝から少し行った630m付近にあるが、その前が伐採された倒木でふさがっているので、倒木の手前で南南東に伸びる稜線に上がる。そこから適当に仕事道をたどりトラバって登山道に到着。たるんだ後、沢装は解かずにメットだけ外して市道山に向かう。市道山でメットをつけ千ガ沢へ。千ガ沢は道ではなく、沢の下降と行った感じで、運動靴は厳しいだろう。しかし、ザイルを出すような所はない。適当に下ると林道終点に着き、どうせならという事で出合まで行く。
出合で荷物をまとめて長い林道を歩き、バスで武蔵五日市へ。武蔵五日市は大きい駅だが定食屋が近くにない。少し歩いた所にある定食屋で打ち上げをし、解散。もしタクシーで帰りたかったら、市道山で呼んどくといい。結構奥まで入ってくれるらしい。
まとめ
棡葉窪は短いからといって舐めていたが、しっかりした滝のあるまとまった沢で、さすが奥多摩入門編である。思ったより充実した養成となった。養成にはちょうどいいが、遡下降しても時間が余るので何かしら工夫が必要かも。石津窪は養成向き。滝もたくさんあり、大滝のリードはいい経験になる事と思う。
初養成企画の割に木村はしっかりしていた。あとはどんどん経験を積んでいって下さい。

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