2007年5月27日日曜日

5-4沢L養成 奥秩父 鶏冠谷右俣・ナメラ沢

山行No.10 沢L養成 奥秩父 鶏冠谷右俣・ナメラ沢

4年:(初)小畑 L工藤 3年:H木村 白濱(不参加) 塚越 長谷川2年:EFW秋山




5月25日(金) 雨
木曜の時点では土曜の予報が雨だったが、前線が予想よりも速く通過しておかげで予定通り金曜から入山することとなった。立川駅19時集合のはずが、木村工藤白濱が大幅に遅刻して、塩山駅に着いたのは予定より1時間も後だった。駅からジャンボタクシーで西沢渓谷へ向かう。到着するとぱらついていた雨は止んでいた。ここで長谷川?が小畑のヘルメットを持ってくるのを忘れたことが判明し、養成に直接関わらない白濱のバイバイが決定した。とりあえずはバス停から20分ほど先の東屋まえ行き、そこで寝ることにする。
5月26日(土) 晴れ
400起床―442出発―538 12m魚止ノ滝下―625 12m魚止ノ滝上―657飯盛沢出合(たるみ)707-742 奥の飯盛沢出合―830 15m5段ナメ滝上(=20m逆くの字下)―925 20m逆くの字上―1010二俣(たるみ)1025-1202 25m上―1320 30m下―1405 30m上 1420―1425サイト地到着
4時起床で始めから沢装で出発。白濱とはここでバイバイ。つり橋を渡ってすぐ先の堰堤の右岸に残置ロープがあり、そこから手がかりですぐ沢に下りた。
12m魚止ノ滝は情報どおり右巻きを通す。始め右壁をトラバリ気味に秋山のFixで登り、その後TRで小畑を通した。落ち口へのトラバリがちょっと怖いが手がかりであれば大丈夫。4m大岩の滝は左壁をフリーで通すが、TRを出すのが無難だろう。飯盛沢出合のすぐ先でたるみを取って、今度は6m。ここは水流右をフリーで通すが、小畑が思わぬところで滑ってヒヤッとした。その先の小滝ではトップがTR+ザイル手がかりで左巻きを通そうとするが、工藤がさらに手前からルートを見つけ、そこをフリーで通した。15mナメ滝はトップが2人とも(長谷川、秋山)が左を見ようとする。長谷川は危なげに登りきるが、結局右のルンゼをTRで上げ、手がかりを使って落ち口へ下りる。小畑が最後の一段で滑ってしまう。要所要所で滑りやすいところがあるので、まめに手がかりを用意しておく必要がある。核心部の20m逆くの字では、秋山が知らぬ間に先に登っており、ドスンという音がすると思ったら、上部からウォータースライダーのように滑ってきていた。滝の最後の部分で残置ロープがあるが、ここはハーケンを打ってTR+手がかりで通した。10m二条ナメ滝は長谷川がフリーで通そうとするが、結局左巻きで手がかりを出させる。二俣に到着してここで二度目のたるみ。左俣には入って巻くという情報だったが、長谷川が右俣には入って滑落していた。情報どおり左俣にちょこっと入ってTRを使って上り詰める。途中から尾根上を少し下りて、懸垂下降で沢に復帰したが、トータルで随分時間を費やしてしまった。25m滝の先には直登が難しい小滝があり、ここはFixを張ろうとしたがTR+懸垂下降で左高巻き。二俣の間の尾根には少し狭いがビバークできるだけのスペースがあった。時間的に尾根に着くのはギリギリだということで、ビバークできる場所を探しながら進むことにする。迅速に進みたいため、このときからトップを秋山から塚越に交代させる。30mは左壁をTRで登り、滝すぐ左のルンゼをさらにTRで登り、手がかりで落ち口に出た。滝を越えて間もなくビバークに適した場所が見つかり、増水時の避難も可能なのでその場所でサイトをすることに決めた。
みんなお疲れの様子で、カレーを食べたらすぐ就寝するものも何人か。焚き火を囲むものも何人か。
5月27日(日) 晴れ
300起床―505出発―700 40m大滝手前分岐(たるみ) 715―835戸渡尾根(沢装解除)910-1024たるみ1034-1110西沢渓谷バス停
3時半に起床するも、結局出発したのは5:05であった。CCGに時間がかかったのもそうだが、ジジイがLをやるとどうもだらける(反省)。
遡行図では「ナメと小滝が続く」とあるものの、立派な滝がいくつも待ち構えていた。ただの沢歩きだと思ったが、結局40m大滝までの間に、TR→TR→手がかり→TR→TR→TR→手がかりの順で、合計TR×5回、手がかり×2回も出すことになった。支点の探索には困らなかったものの、なかなか手ごわい。40m大滝の分岐に到着して初めて地形図の間違いに気付き、分岐は1850mであることが判明した。分岐からすぐ7mほどの滝があり、ここは2段階でTR。残りは詰めで、戸渡尾根(近丸新道)の2100m地点に出る。遡行図の説明には石楠花ヤブとあるが、比較的詰めるのが楽な雑木林だった。ここからさらにピッチ読み通り前進してもMAX通過リミットまで20分程度の余裕しかないため、ナメラ沢下降を断念し、尾根を下ることにする。前日にもっとサイト地を上げるなり、朝サイトをせかすなりしていればナメラ沢を予定通り下降できたものを。。。
近丸新道はやけに混んでおり、登山者とよくすれ違う。林道に出てからも人ばかり。西沢渓谷に到着してすぐ11:22発の山梨市駅行きのバスに乗り込む。駅前の食堂で名物「ほうとう」を味わって、解散。
まとめ
鶏冠谷は期待通りなかなか手ごわい沢だった。遡行図に書いている以外にも無視できないような滝がいくつかあり、「両神の谷100」ではなく「東京周辺の沢」を参考にしていた方がよかっただろう。サイト地を先にのばすなり、もう少し貪欲に行動していればナメラ沢を下降できたものを、今回は何かと惨めな判断が目立つ気がする。3回も下降で企画されていながらも、一度として下降を経験できなかったとは、なかなか奥秩父も(丹沢に比べw)手ごわいものだ、と感じた。

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