2010年6月10日木曜日

ヌク沢・ナメラ沢

面子 OB2木村 3L長崎 2 EW蓜島 FH松崎


6月4日(金) 新宿=塩山=(taxi)=西沢渓谷-あずまや
新宿集合。降車駅を塩山にするか勝沼ぶどう郷にするかで、先発していた木村さんと揉める。色々な勘違いが重なり、塩山タクシーに5回も変更の電話を入れてしまった…あー、恥かいた。タクシーに乗り、22:30に西沢渓谷到着。話し合いの末、明日は木村さんが初心者役をやることに決定。あずまやで就寝。


5日 晴れ後曇り ヌク沢遡行
あずまや4:30-5:20F1下-6:00F5下-6:25近丸新道渡渉点6:40-7:00H13堰堤上-7:45H6堰堤下-8:20三連続堰堤下-8:40二俣-9:00三連続堰堤上9:10-9:30奥の二俣-10:25大滝下段下-11:10大滝中段下11:35-13:50大滝上段下あたり-14:40大滝上段上-17:00稜線上-17:30笹平小屋
日の出とともに出発。すぐ現れる堰堤は右巻き。F1(5m2段)は左TR蓜島、F2(6m)は右巻きフリー。F3(5m)は幅広で姿の良いナメ滝で、蓜島が左TR。Lは右を登っていて、人知れず落ち口から滑落した。立ったまま着地したくらいで大したことは無かったが、結構びびった。F4(5m)は蓜島が登って左TR。ここはホールド・スタンスが難しく、手掛かりがあったほうが良かった。松崎は手掛かりを使って登り、Lはその間に少し手前から右巻き。巻きは要Fix。F5(5m)は蓜島が右TR。ヌク沢は大滝の印象が強すぎてこの辺の滝の記憶がどっかへ行ってしまう。近丸新道の渡渉点手前が日当たりのいいところだったので、たるみにする。少し行った平成13年造成の堰堤(遡行図に反映されていない)は手掛かり~Fix~手掛かりで右巻き。新しい堰堤だからか完全に埋まっておらず、深い水たまりになっている。蓜島は環の閉め忘れ。H6年造成の堰堤はスリング手掛かり~Fix~手掛かりで右巻き。松崎はビナの環を閉めてゲートがあきっぱなし、というミスをした。「最悪じゃん」By蓜島。三連続の堰堤は蓜島がTRで右岸に上げ、そこからフリーで巻く。途中で右手に橋が見え、二俣に着いたことを知る。一昨年は見逃していた。三つ目の堰堤は二俣を過ぎたところにある。手掛かりで上げ、横向でFix風の手掛かりでトラバり、再び手掛かりで沢床へ。ここでタルミ。奥の二俣あたりは倒木が多く、荒れていた。続く連瀑帯で蓜島が左TR。ザイルの長さが足りなくなり、後からスリングを継ぎ足した。F6はフリーで左巻き。大滝手前の6m滝で松崎が右を2段TR。なんだかイモいことをしていた。バンド上を通していたようで、落ちたら振られる危険があった。大滝下段を蓜島が左TR。ここを登ったらすぐ目の前が大滝中段。非常に幅の広い滝で、水流はいくつにも分かれて落ち、はるか上まで続いている。まさに圧巻。このあたりは全体的に日高を彷彿とさせるような感じだったが、この大滝のインパクトは(無論実際のスケールは違うが)エサオマンの大ナメに匹敵すると思う。長めにたるむ。木村さんは爆睡していた。大滝の感想:松崎「きれいですね」、蓜島「ぶぉ~っ!!!」

最初蓜島は直登したそうだったが、トップのお仕事をさせるため呼び戻す。ここからながーい巻きが始まる。まず松崎がTRで左岸を上げる。岩に体を押し付け、ザイルを屈曲させて確保。ここは上げた後の部分が不安定であり、初心者のためにセルフビレイの用意をしておき、次のTRまで巻き結びでいかせるべきだった。ザイルダウンにも手こずっており、イモい。続く蓜島のTR~手掛かりもいろいろ段取りが悪い。またこの間、松崎の復帰がやたら遅かった。結局次のTRも蓜島がやる。木村さんのイライラは頂点に達していた(発狂まではいかなかった)。続くFixを松崎がセットする。最初ザックを下に置いたまま出発していたが、回収に時間をとられるので持って行かせる。Fixが終わったあたりで大滝上段下まで降りられたが、気付かなかったのかそのまま巻き続ける。再度Fix。この部分の巻きはかなり怖く、Lはスリングの回収で神経をすり減らした。やはりここは直登したほうが良い。結局中段下~上段上までの処理に3時間以上かかってしまった(一昨年は2時間)。ここからLの調子が悪くなる。シャリバテかと思ってタルミをとったが、どうも風邪を引きかけていたようで、下山してからもずっと体がだるかった。途中天図をとるためにたるむ。ガスってきたので早めに尾根に逃げ、稜線まで藪こぎ。濃くはないが、うっとうしい。稜線に出て1時間ほど歩くと笹平に着く。小屋が新しくなっていた。夕食は麻婆春雨だったが、春雨が多すぎて水気が無くなり、ビーフンみたいになった。まあ、あれはあれでうまかった。茶飯には木村さん差し入れのラムを入れて飲む。うまし。夜は小屋に入って薪ストーブに火を入れ、木村さんの専門の話、歴史学の話、2年二人の進学先の話などで盛り上がる。危うくウィスキーをボトル1本開けるところだった。外に出るとやたら星がきれいだったのでLはオカンを決行。しかし、外にシュラフを敷いた瞬間ガスが出てくる。結局、その晩星が再び現れることは無かった・・・


6日 快晴 ナメラ沢下降
5:10出発-5:35破風山-6:45沢床6:55-7:40奥二俣-8:10 10m2条ナメ滝-8:40 15m2条3段下8:50-9:10 10m3段上-10:15林道-?西沢渓谷
起床は4:00。BCGを食して出発。富士山が良く見える。蓜島は雲海を見て、下界が曇っていることに優越感を感じていたらしい。今日はLが初心者役。30分ほど登ると破風山に着く。少しピークを過ぎたあたりから下るといいと聞いていたのでそうしたが、踏み跡・赤布などは見つからなかった。樹林帯・藪・岩場を抜けて1時間ほどで沢床に着く。ここでタルミ。しばらく工作が必要なところは無い。ナメラ沢は上部が荒れている。10m2条ナメ滝を右岸巻きするところでスリング手掛かり。ちなみに右岸はサイト適地だった。さらに進む。長いナメが続いていていい気分である。途中松崎が滑り台を披露してくれた。15m2段3条は一昨年木村さんが「落ち口寸止め滑り台」を披露してくれた思い出の滝。松崎の誘導で左岸巻きをフリー。滑ると危険なところなので、手掛かりくらいあったほうがいいかもしれない。蓜島は右岸を高巻きしていたが、面倒そうだった。滝の下でタルミ。やたら天気が良く、新緑が美しい。この滝も姿がよい。最後の10m3段を蓜島セットで懸垂。すぐに峠沢が合流している。林道に上るところの6m滝を松崎がTR。支点はハーケン2枚の流動分散だった。下で待っている間、ナメラ沢出合が分からずうろうろしている人から道を聞かれた。林道に上がって沢装解除。西沢渓谷まで歩く。2年二人は最初広瀬に向かっていた。バス停は、本審議用紙では西沢渓谷になっているが、渡した地図では広瀬になっていたので混乱したらしい。ここの茶店で蕎麦などを食べて打ち上げ。バスはここが始発なので座ることができた。塩山まで1000円也。


感想
ヌク沢は大滝がやはり圧巻。やや荒れた部分もあるが、美しいナメが多く、何度でも行きたい沢だと思った。1年を連れてこられなかったのは全く残念。そのための企画だったのに・・・ちょっと斬新な面子で、楽しい夜を過ごすことができた。

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