2009年9月20日日曜日

秋企画 上越 東黒沢

2009年度山行No.22秋企画東黒沢
企画者:鈴木
面子:
3*大城 *広瀬 2E菊池(初:沢経験2日) L鈴木 被W長崎 NHsF三谷 1F松崎(初:沢経験1日)
日程:2009/9/20

本来は定番の東黒沢〜ナルミズ沢に上部初トレースのウツボキ沢も加えた3日間の企画、さらに前日までの藪企画とあわせて白毛門周辺を極めるはずだったが、Lの体調不良と天候のせいで東黒沢遡下降というなんとも言えない微妙な企画になってしまった。
東黒沢の遡行図は「上信越」を使用。



9/20(土)
藪〜土合▲0
観光客がウジャウジャいる駅で荷物を干したりしながら、菊池松崎の下界訓練。長崎適当過ぎ。Fixの支点間距離が近すぎるのはまあ許すとして、TRと懸垂で指導ミス。
そのあとは4時ごろまで各自適当に時間を潰す。三谷さんはしきりに水上に行きたがっていたが面倒なので却下された。自分は昼寝していた。
携帯は入るが、暇なので松崎と大城さんに天図を取ってもらう。長崎は「これ(携帯)でいいだろ」といって取ってくれなかった。松崎の天図は大城さんからも高評価だった。
さ て、肝心の天気だが、明日は大丈夫そうなものの、大陸から気圧の谷が入ってきており、携帯からダウンロードした予想天図ではそこに停滞前線が発生してい る。さらに22日以降の降水確率が40だったので、この時点で明後日以降の遡行はあきらめ、明日は予定通り行動、明後日は大石沢から朝日岳への登山道にエ スケープと言う方針にした。
しかし、もう一つの懸念事項として、自分の体調がいまだに回復しない。38℃の熱があるし食欲も全然ない。このままの体調だと上記のような行動も厳しそうである。
以上のようなことを緊急連絡先に伝え、とりあえず就寝。

9/21(月)
土合5:30〜5:45入渓点〜6:30白毛門沢出合〜7:05タルミ7:15〜7:4010m3段滝上〜
8:158m2段滝上〜(空身)〜8:3020mナメ滝下〜8:408m2段滝上8:50(下降開始)〜9:3010m3段滝上〜10:53タルミ11:03〜11:10白毛門沢出合〜12:00入渓点〜
12:15土合
今日も45半。自分の熱は36.6℃まで下がったが、平熱よりはやや高い。まだ万全ではないので、今日は東黒沢の遡下降だけに決定して伊佐さんにもその旨追加連絡。今考えると他のメンバーの体力に余裕があったのでそこまで慎重にしなくてもよかったかもしれない。
体操してサブ装で出発。
入渓点への分岐は白毛門でも通ったので大丈夫かと思ったら、長崎は一度通り過ぎていた。入渓点からしばらくは右岸の踏み跡をたどる。小滝の手前から水流沿いに入った。最初から美しいナメがバンバン出てきてテンションが上がる。
5m ナメ滝は右側の細い水流中をフリーで通った。鼻毛の滝は写真で見ていた通りの姿で美しい。左巻き非常に明瞭。最初は手がかりを出し、後半はフリー。フィッ クスロープあり。下降時に気づいたが、この巻き道はもう少し下まで続いていて登り口に残置もあった。大城さん三谷さん広瀬さんは直登。
ひたすらナメが続く。一箇所釜を小さく巻くところで、長崎はフリーの指示だったが大城さんが「手がかりあったほうが良い」との意見で降り口にスリング手がかり。
大岩のある小滝は大岩下をフリー。ナメを快調に飛ばす。
あっという間に白毛門沢出合に到着。出合の滝は右からフリーで通したが手がかりがあってもよいだろう。4mナメ滝は右フリー。
次の4m滝。右をフリーで通したが、ホールドスタンスも豊富ではないし水流中直登だし、最後に突起岩を巻くなどしなくてはいけないルートであり、ここを通すならTRが必要。
次のゴルジュは中を通ろうとすると腰上まで濡れてしまう。前半を右から巻いて沢が右から入る手前で手がかりを出して沢床に降り、あとは出口までフリー。ここでタルミ。
10m3段滝は下段フリー、残りを水流右TR。広瀬さんは右を小さく巻き、大城さんは左壁直登していた。
8m2段滝は左巻きに手がかりを2箇所、ザイル1本で出していた。
こ こまで思いのほか早く来てしまった。もうザイルポイントもほとんどないしそろそろ下降を始めようとしたが、この先の250mのナメ(と遡行図に書いてあっ た)と20mナメ滝を見に行こうという話になり、空身で行くことにする。ザイルがないことを考慮して、長崎には初心者が降りられないような場所があったら 引き返すように言っておいたが、ザイル1本くらいは持って行ってもよかったかもしれない。(もちろんスリングはすべて携帯していたので手がかりならいくら でも出せたが。)
20mナメ滝までは本当にひたすらナメが続く。来てよかった。一箇所だけ、万全を期すなら手がかりがほしいところがあった。20mナメ滝は鼻毛の滝と比べてだいぶ小さかった。戻ってきて下降開始。
8m2段は登りと同じルートを手がかり+巻き結び。懸垂でもよかった。
10m3段は左岸懸垂。
ゴルジュは、上部の3m滝右岸を振り子手がかり+巻き結びだが、落ちたらかなり振られる位置に支点があった。あと長崎がいまいちうまく初心者を誘導してない気がする。残りは遡行時と同様に手がかりで左岸巻き道にあげて後はフリー。
登りで問題だった4m滝は、今度は右岸を手がかり+巻き結び。滝下でタルミ。
後は鼻毛の滝の巻き道を登りの時より下まで使い、最後にスリング手がかり。
この辺からキャニオニングの大集団と出会ってしまい、なんだか向こうとこっちのテンションの差とかいろんなことが目について非常に苛立たしい気分になった。
残りはすべてクライムダウンし、行きと同様に踏み跡をたどって終了。
土合で打ち上げも兼ねてサイトと差し入れ放出(大城さんはサツマイモの天ぷらを作ってくれた)して帰った。

総評
何とも残念な企画に終わってしまったが、上越の沢の美しさは十分に堪能できたように思う。いい沢でした。(ナルミズはもっと美しいらしいが)参加者のみなさんごめんなさい。

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